センチュリー・システムズ、WiMAX 2+/WiMAX対応のVPNルーター

　センチュリー・システムズは、WiMAX 2+/WiMAX対応の通信モジュールを内蔵したVPNルーター「FutureNet NXR-G100/WM」を発表した。2月に出荷を開始する。

　M2MやIoTでの利用に向けた「FuTureNet NXR-G100」シリーズのなかで、WiMAX 2+/WiMAXに対応するモデルとして提供される。インターフェイスとして、ギガビットイーサネットポート×2、モバイルデータ通信カード対応のUSB 2.0ポートのほか、RS-232（D-Sub 9ピン）、SDカードスロットなどを搭載する。

　IPsecやL2TPといったVPNに対応。IPsecでは、ポリシーベースとルートベースの両方に対応しており、ルートベースではECMPによるロードバランシングも利用できる。またiPhoneやAndroidの標準的なVPN機能から接続することもできる。

　ファンなどの可動部品は搭載しておらず、24時間365日、安定した常時稼働を行えるようにする。筐体内で一定の温度に達した場合は、CPUの動作クロックを300MHzまで下げる。M2Mモードも用意され、無人環境、あるいは屋外といった動作で-20度～60度という環境を保証する。通信していない状態では消費電力を下げるスリープモードも用意される。最大加速度4G（振動数10～55Hz、振幅35mm）まで対応し、車載での利用にも耐えられる。