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IIJ、2つのプランを用意したM2M向けのデータ通信サービス

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、自動販売機などでの利用が想定されるM2M(機器間通信)向けに、新サービス「IIJモバイル M2Mアクセスサービス」「IIJ SMSプッシュサービス」を2月17日より提供する。

 新サービスの1つ「IIJモバイル M2Mアクセスサービス」は、1端末あたり月額315円/483円で利用できるM2M向けの通信サービス。月額315円の「プランA」は、通信できる時間帯が22時~翌6時と夜間に限定されるものの、通信速度が下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsで利用できる。ただし月間の通信量が「契約回線数×30MB」を超えると従量課金(0.01円×128バイト)になる。

 一方、月額483円の「プランB」は、24時間通信可能で、通信速度が上下200kbpsと低速なプラン。こちらも月間の通信量が「契約回線数×30MB」を超えると従量課金(0.01円×128バイト)になる。

 どちらも端末とセンター側システムは、専用ゲートウェイを介する形で、セキュアな双方向通信が可能という。月額利用料のほか、1契約あたり初期費用3万1500円がかかる。

 あわせて発表された「IIJ SMSプッシュサービス」は、M2Mで通信する端末へSMSを送信できるサービス。SMSでコマンドを送って、遠隔操作で機器を操作する、といった利用法が想定されている。

 1契約につき、初期費用が5万2500円、月額利用料が2万1000円となる。またSMS送信料は1通15.75円。

関口 聖