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MetaMoJiの手書き入力「mazec」をiOSアプリに組み込めるSDK

 MetaMoJiは、スマートフォン向けの手書き入力エンジン「mazec(マゼック)」を、他社のiOS用アプリにも組み込めるようにする「mazec SDK for iOS」を発表した。法人向けに提供される。

 「mazec」は、MetaMoJiの提供するノートアプリなどで採用されている、日本語対応の手書き入力・変換エンジン。手書きの線から文字を認識し、テキスト(漢字・ひらがな/カタカナ・アルファベット)に変換できる。また、たとえば「かいぎ」「会ぎ」「かい議」と手書きで記すと、どの入力内容でも「会議」へ変換できる。

 「mazec SDK for iOS」は、こうしたmazecの機能をiOS用のネイティブアプリに組み込める開発キット。これまではmazecを組み込んだWebブラウザ「7notes pad+WC」を法人向けに提供し、Webアプリでmazecを利用できる環境を提供してきたが、今回は、ネイティブアプリでも手書きのほか、キーボードや10キーでの入力モードの切り替え、入力タイプ(ノーマル、住所)の指定といったAPIが利用できるようになる。

 価格は、個別に見積もりを出す形となっており、MetaMoJiのWebサイトで問い合わせ窓口が用意されている。

関口 聖