デジタルアーツ、法人向けフィルタリングサービスのAndroid版

　デジタルアーツは、法人向けのWebフィルタリングサービス「i-FILTERブラウザー
のAndroid版を12月12日より提供する。利用料は5ユーザーの場合で年額1万6500円～。

　「i-FILTERブラウザー」は、クラウド型の法人向けWebフィルタリングサービス。これまでiOS版は用意されていたが、今回、Android版も提供されることになった。導入企業にとっては、デジタルアーツのサーバーを利用する形となり、自社設備にフィルタリング用サーバーを導入する必要がなく、運用の負担も軽減できる。Wi-Fi経由で接続する場合などもサポートされる。社内の端末でiOSとAndroidが混在していても、一画面で端末を一元管理可能で、社内システムのURLなどを管理者がブックマークすると、各端末で一括登録できる。

　同社では、Androidアプリで不正なアプリが急増していることを挙げて、「万が一、端末が攻撃され、マルウェアなどに感染しても外部サーバーへ情報をアップロードする直前で遮断する出口対策が有効に機能する」としている。なお、導入にあたっては、標準ブラウザやアプリのインストール/削除などを制限するためのMDM（Mobile Device Management）の導入が推奨されている。