端末に情報を残さない、「i-FILTERブラウザー」の最新版

　デジタルアーツは、企業や公官庁、教育機関向けに提供するサービス「i-FILTERブラウザー」の最新版「Ver.2.1」の提供を開始した。iOS版の提供が開始されており、Android版は4月下旬に提供される予定。

　「i-FILTERブラウザー」は、クラウド型のWebフィルタリングサービスで、国内最大級のデータベースを利用できるのが特徴。利用料は5ユーザーで年間1万6500円（税別）～となっている。

　今回のバージョンアップにより、管理者がグループ単位で設定できる機能として、端末に閲覧履歴やキャッシュ、ID、パスワードといった情報を保存させないプライバシーモードが搭載される。閲覧履歴やキャッシュ、ID、パスワードなどのデータを特定のタイミングで自動削除することも可能。ダウンロードやコピー＆ペーストの抑制も可能になっている。また、iOS版では、ベーシック認証、ダイジェスト認証がサポートされる（Android版は対応済み）。

　iOS版の対応OSはiOS 4.3～となっている。Android版は機種により異なり、同社のWebサイトで対応端末が明らかにされている。