サン電子の「Rooster-LS」がWiMAXに対応


 サン電子株式会社は、データ通信端末を装着できるルーター「Rooster-LS(ルースター エルエス)」の最新ファームウェアで、新たにWiMAX端末に対応した。

 「Rooster-LS」は、USBポートにデータ通信端末を装着し、インターネットへのアクセス回線(WAN)として利用できるルーター製品。今回の最新ファームウェアでは、新たにUQコミュニケーションズのWiMAXネットワークに対応した。UQの認証プログラム「UQ WiMAX Certificationプログラム」をクリアしており、対応機種はシンセイコーポレーション製の「UD03SS」「MW-U2510SS2」となる。なお、「Rooster-LS」と接続する際には、USB延長ケーブルを利用する必要があり、バッファロー製「BSUC05ED」「AU202E」、エレコム製「U2C-ETH07」での動作が確認されている。このほか、今回のファームウェアで、あわせてNTTドコモのFOMA端末「L-08C」もサポートされる。

 「Rooster」シリーズは、工事現場や自動販売機、POS端末、監視カメラなどで多く利用されているが、高速通信のWiMAXがサポートされたことで、デジタルサイネージなどでの利用が想定されている。

 




(関口 聖)

2011/7/29 16:00