FeliCaリーダーライターを使った広告媒体「モバポン」


 インターリンク、あどQ、博報堂DYメディアパートナーズは、おサイフケータイのリーダーライターを用いた広告媒体サービス「モバポン」の提供を開始した。

 今回提供が開始された「モバポン」は、飲食店などの店舗内に設置されたFeliCaのリーダーライターを広告媒体として利用するというもの。エンドユーザーは携帯電話をかざすだけで利用でき、携帯サイトへの誘導やサイト会員獲得のきっかけにすることができる。

 広告を出稿する企業は、設置店舗でのログを確認できるほか、ターゲットに応じて店舗を絞り込んだり、台数を選ぶことが可能。

 なお、モバポンの第1弾の展開として、モンテローザが運営する居酒屋25店舗において、合計1000台のテーブルにモバポンが設置される予定で、iコンシェルの広告が掲出される予定となっている。

 今後はモバポンの設置店舗を、インターネットカフェなどほかの業種にも拡大していく方針で、2010年中には1万カ所の設置を目指している。

 

(太田 亮三)

2009/12/18 06:00