本日の一品

ずぼらな生活を送りたい時にも大助かりなBluetoothヘッドセット

 自宅で休日を過ごす時は、ゲームや読書、溜め込んだ今期のアニメ視聴に集中し、できるだけ余計なアクションを起こしたくない。手の届かない範囲にスマートフォンを置いていた時に電話の着信があると、応答したくなくなくなるほどだ。しかし、最近はそういう時に限って電話がかかってくることが増えてきたので、バッファローのBluetoothヘッドセット「BSHSBE34」で対策してみた。

「BSHSBE34」
イヤーピース、イヤーフック込みで実測10g

 「BSHSBE34」は、片耳にかけるタイプのヘッドセットだ。こういったタイプではイヤーフックが厚めだとメガネに干渉したり耳が痛くなったりするものもあるが、本製品のイヤーフックは薄く、かけ心地は良好。本体重量も実測10gと軽いことから、耳への負担もほとんどないように感じる。大きさ別に3種類のイヤーピースも用意されており、ヘッドセットには軽さや着け心地を重視したい筆者にとっては、うれしい仕様だ。

底面にはスライド式の電源スイッチ、ボリューム調整ボタンを装備
内側には充電用のMicro USBポートを備える

 NFC対応なので、ペアリング作業はスマートフォンをかざすだけでパパッと終わる。もし接続したいデバイスがNFC非対応であっても、画面に表示される手順に従うだけでペアリングが完了するAndroid/iOSアプリが用意されているので、ペアリング作業でつまづくことはまずないだろう。

イラストとテキストでペアリングの方法を説明してくれるアプリ
iOSデバイスなら本製品のバッテリー残量がBluetoothアイコンの右側に表示される

 電話の着信応答は、本製品の後ろ側にあるファンクションボタンを押すだけ。スマートフォンまで手を伸ばすという面倒なことをせずに済むのはうれしい。ヘッドセットだから当然ながら両手フリーで通話でき、デュアルマイクで外部の雑音を低減するノイズキャンセリング機能も備えているので、オーディオ音量をちょっと下げれば、相手にゲームプレイ中の音を聞かれることなく遊びながら話せそう。

しっかりとしたクリック感のあるファンクションボタン
装着してみたところ。イヤーフックの向きを変えれば左右どちらの耳にも付けられる

 スペック上の連続通話時間は約6.7時間、音楽再生なら約6.5時間と、そこそこ長時間の利用が可能だ。ただ、モノラルなので、音楽をがっつり聞くというよりは、radiko.jpなどのラジオ配信サービスをBGMにしながら読書を楽しむ、という使い方なんかが合っていると思う。

 本製品の魅力を最大限に引き出そうと思ったら、外で使うのがベストだと思うが、筆者のような引きこもり気味な人にも十分メリット(?)のある製品だと感じた。これでよりだらけた生活に拍車がかかりそうだ。

製品名販売元購入価格
BSHSBE34バッファロー4074円(税込)

藤縄優佑