1台2役！　いざというときに役に立つ栓抜き型USBメモリ

　肌身離さず持ち歩くほど重要ではないけれど、ふとした時にとても必要になる。身の回りにはそんな微妙な必要度のアイテムがごろごろしている。そんなアイテムがそれぞれがばらばらではなく、1つで複数の機能を満たすことができるなら毎日持ち歩く必要度も上がるのではないだろうか。

　そんなことを考えて作られたのかは定かではないものの、明らかに単体よりは必要度が上がっているのが今回ご紹介するUSBフラッシュメモリだ。その一人二役っぷりは一目瞭然、本体のデザインが栓抜きになっており、単なるUSBメモリとしてだけでなく、飲み物を開ける時の栓抜きとしても利用できる。

栓抜き型USBメモリー。なお、筆者が購入したのはとあるバーで購入したクラフトビールロゴ入りの特注品

　USBメモリの「いざというときの」必要性は本誌をお読みの方であればあらためて説明する必要もないだろう。また、栓抜きも旅行中やホームパーティーといった場面で「あったら便利だったのに」と悩むことも多い。筆者も先日の旅行中、ホテルに戻って飲もうと思ったビールに栓抜きが必要だということに気がつかず、栓抜き代わりになるような道具も部屋に見あたらなくて非常に苦労した、という経験があるだけに、栓抜きの「あると便利」加減は痛いほど身にしみている。

栓抜きとして問題なく使える

　USBメモリの容量は4GBとさほど大きくはないものの、ドキュメントや動画ファイルのやりとり程度であれば十分。栓抜きとしても何度か使ったが、耐性としてもさほど不安はない。ただし唯一の不安はむき出しのUSB端子だ。栓抜きを使うシーンは水分が周りにある可能性が非常に高く、取り回しにも注意が必要だ。筆者の場合はケースに入れて持ち歩くようにしている。

USBメモリとしてPCに装着している図はいくぶんシュール

　一粒で二度おいしいという利便性に加えて、ジョークアイテムとしても役立つ本製品。知人や同僚に「USBメモリ貸して」と頼まれたときにこの製品を渡せば間違いなくネタにできるだろう。USBメモリや栓抜きがなくて困った経験がある人にお勧めしたいアイテムだ。