本日の一品
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焼きたてホカホカな室内履き「スリッパン」
(2016/1/18 06:00)
電気・ガス代が家計に占める割合は、相対的に下がってきている傾向にあるようだ。低下の要因には、安価な冷暖房用品の普及によって、下宿の安アパートやワンルームマンションでも「凍えるくらい寒い」ということが、昔と比べて減ってきたからかもしれない
しゃれたワンルームマンションなどでは電気エネルギーや給湯設備を組み合わせた「クリーンな床暖房」も普及してきている。そんな現代になっても、世界中の人々の生活に根ざしたナチュラルな暖房・保温手段といえば、やはりマフラーや手袋だろう。
しかし、外出時には威力を発揮するマフラーや手袋も、室内ではそれほど活用の場もないだろう。一方、スリッパはその製造方法によっては宅内の超有望な暖房・保温手段として有効活用できる。
筆者は、昨年に続いてこの冬も、電気代に即跳ね返る床暖房をできるだけ節約して、暖かいスリッパでこの冬を乗り切ろうと決めた。ヴィレッジヴァンガード(ヴィレヴァン)で発見した「スリッパン」は、まるでパンみたいな恰好をした冬季限定のスリッパだ。
どうもヴィレヴァンではこの冬のアイテムのトレンドを無理矢理にでもパンにしたいらしい。ちょうど同じ売場に“まるでアンパンみたいなポーチ”も売っていたので、悪乗りついでにこのアンパンポーチも買ってしまった。
ジッパーの付いたアンパンポーチだが、全体がクッション材の塊でできたアンパンポーチにはきっとほとんど何も入らないだろうと思えた。しかし、実際にやってみると、クッション材を押しのけて、なんと筆者愛用のUSB/ACアダプターとモバイルバッテリーまで普通に入ってしまった。
普段、剥き出しでカバン等に入れておくと、同梱したモノを傷つけることの多いアイテムだったので気になっていたが、アンパンポーチに入れることで、今後はその心配もなくなりそうだ。これは意外と良い買い物をしたかもしれない。
一方の「スリッパン」は、左右のスリッパを上下前後反対にして貼り付けて、その段違いの結合面を帯封で上手く丸め込むことで“まるでパン”の形状をいとも簡単に実現している。
筆者が購入した「コッペパン」の他に「フランスパン」と「ロールパン」の3種類がラインナップされているようだ。いずれも外観と中身の雰囲気がきわめてよくできている。本物のコッペパンよりはるかに軽量だが、ボトムの作りはしっかりと安定していて、履いていても安心感がある。
一気に履き潰さないで、一昨年の年末に買ったペンギンスリッパと併用して使ってみようと考えている。ほとんどのお店では売り切れとの情報もあるが、家族で揃って履くために、フランスパンとロールパンの両方を探しに行ってみようと思っている。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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まるでパンみたいなスリッパ「スリッパン」(コッペパン) | ヴィレッジヴァンガード | 1706円 |
まるでパンみたいなポーチ「パンポーチ」(あんぱん) | ヴィレッジヴァンガード | 842円 |