本日の一品

パソコンとスマホ両対応のゲームパッドで快適プレー

 近頃スマホのゲームにちょくちょく触れているのだが、未だにタッチパネルを使った操作に慣れない。家庭用ゲーム機で育ったアラサー世代の身としては、やはり物理キーの方が安心する。ゲーム内容自体は面白いけれどそれ以上にストレスが溜まってしまうので、マッドキャッツのゲームパッド「C.T.R.L.R Mobile Gamepad」を買ってみた。

「C.T.R.L.R Mobile Gamepad」
単四電池2本で動作する

 このゲームパッドはAndroid 3.0以降のHIDプロファイルをサポートしたBluetooth機能を有したスマホとワイヤレス接続が可能。つまり最近のAndroidスマートフォンならOKというわけだ。

 マッドキャッツのロゴのボタンを長押ししてペアリングできる状態にしたら、スマホとBluetooth接続できる。また、アナログスティックの効き具合を設定するためにはマッドキャッツ製品の設定を変更する専用アプリが必要なようだが、筆者のXperia Aではこの機能には対応しておらず少々残念。

左右のアナログスティック位置など、どこかの家庭用ゲーム機のコントローラーで見たようなボタン配置。大きさも近いものがある
アナログスティックの背が高く、若干操作しづらい
L/Rボタンも特定のゲームコントローラーを彷彿とさせる。が、すぐ操作に慣れることができたのはメリットと言えるかも

 ゲームパッド上部に装着可能な付属のクリップを使えば、Androidスマートフォンを挟み込んで固定して使用できる。クリップの取り付け角度は変更できないので見やすさの調整はできないが、今のところ見難いということはなかった。

ネジでクリップを挟み込んでゲームパッドに装着
幅58.6~80.5mmのAndroidスマートフォンなら横向きで固定できる。なお、縦向きに固定はできない

 使い勝手としては、十字キーが滑りやすく押し込みにくかったり、アナログスティックの背が高めでちょっと慣れが必要かなと思う以外は操作しやすく、ストレスも溜まらない。しかしながら、電池を含めたゲームパッド単体の重量が275gと重めで、これにスマホの重さもプラスされると、持ち上げたままでプレーするのは正直しんどい。家庭用ゲームを楽しむように、卓上に腕を置くかうつ伏せの状態ならそれほど腕が疲れずにプレーできた。

 なお、このゲームパッドに対応しているゲームのリストなどは公開されていないので、自分で調べるか実際に試してみるしかないのはちょっと面倒ではある。

ゲームパッドの操作はやはり快適そのもの

 本製品はAndroidスマートフォンだけでなく、パソコン用のゲームパッドとしても利用可能だ。Androidスマートフォン専用のゲームパッドとしてはやや高価かもしれないが、PCゲームと兼用できるならなかなかコストパフォーマンスは良いのではないかな、と思う。

本体下部にはゲームパッドのモードを切り替えるスイッチがある。左から順に、Androidスマートフォン用モード、ゲームパッドをマウスとして使用するモード、パソコン用モードとなっている
製品名販売元購入場所購入価格
C.T.R.L.R Mobile Gamepadマッドキャッツヨドバシ.com5370円

藤縄優佑