本日の一品
財布に優しい、手のひらサイズのスピーカー「Creative Woof」
(2014/6/25 06:00)
放課後、ウォークマンにつないだ小さいスピーカーで好きな音楽を流しながら、クラスメイトたちとダラダラ過ごす。他愛ない話をしたり、ゲームをしたり。筆者も過ごしたそんな時間は、今の学生も変わりないだろう。ガジェットはそれぞれスマートフォンとワイヤレススピーカーに変わっているだろうけど。
クリエイティブメディアの「Creative Woof」は、そんな学生さん達にオススメしたいワイヤレスBluetoothスピーカーだ。“友人と過ごす時間”に特化した機能を、学生さんにも購入しやすい低価格で、うまくまとめあげている。
小さなボディに、6時間持続のバッテリーを搭載。どこへでも気軽に持ち出せる。機器の接続は「Creative Woof」のボタンを長押しして、スマートフォンのBluetooth設定から選ぶだけ。パスコードの入力はなく、かんたんに友人と使い回しができる。最後につながったスマートフォンとは一旦通信が切れても自動で再接続される仕様だ。
スピーカーはひとつだけのモノラル1ch。だからこそ「Creative Woof」のまわりで皆同じサウンドを楽しめるおもいきった設計だ。音質もなかなかで、低音は強めだが、おおむねフラットな味付けになっている。音の広がりも良く、みんなで音楽を楽しむにはうってつけと言えるだろう。
スピーカーフォン機能も搭載しており、内蔵のマイクでハンズフリーな音声通話が可能。試したところ回線電話はもちろん、LINEやiOSのFaceTimeオーディオ、Facebookメッセンジャーで問題なく通話できた。
アプリがBluetoothのハンズフリープロファイル(HFP)に対応していれば、「Creative Woof」だけでも着信に応答ができる。こちらは回線電話とFaceTimeオーディオ以外のアプリは対応していなかったので、各メッセンジャーアプリベンダーにはHFPへの対応を進めていただきたいところだ。
音声通話中の自分の声が相手にこもって聞こえる、持ち運びのためのケースが付属しない、といった不満点もあるものの、2980円という低価格なら充分に満足。学生さん達は、友人とのコミュニケーションツールとして購入を考えてみてはいかがだろうか。
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
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Creative Woof | クリエイティブメディア | 2980円(税抜) |