本日の一品
「カフェで読書」にピッタリ! イマドキのデジタル耳せん
(2014/4/21 06:00)
騒々しいところでじっくりと本を読みたい、あるいは集中して仕事や勉強をしたい。そんな時、どうすればいいのか? おそらく、イヤホンで音楽を聴くという人が多いと思われる。しかし筆者の場合、音楽を聴いているとついつい聴き入ってしまい、それが原因で集中できないことがある。
そんなときに見つけたのが、「デジタル耳せん MM1000」。一見、スマホや音楽プレーヤーに使用するイヤホンのようだが、あくまでも耳せん。つまり音楽を聴いたりすることはできない。ちなみに型番は、「MM1000=ミミセン」ということのようだ。
ではどの辺がデジタルなのかというと、なんとノイズキャンセリングの技術を利用した耳せんなのだ。最近では搭載するヘッドホンなども増えてきているノイズキャンセリングという技術。簡単にいえば、周囲の音をマイクで拾い、ちょうどその音と逆位相の音波を発生させることでノイズを低減するというもの。周りの騒音がカットされ、自分だけの世界に集中できるというわけだ。
実際に手にしてみると非常にコンパクト。コードを本体に巻き付けて収納する仕様になっているので、持ち運びもラクラクだ。普段からカバンに入れておいて、出先で使うのも問題ない。緑色のコードストッパーで、使わないときはしっかりとコードをまとめておける。うれしいのは、その駆動時間の長さ。単4形アルカリ電池1本で100時間使用可能とのこと。
イヤホンを耳に装着し、スイッチをオン。すると周りの騒音がスッと小さくなる。特にエアコンの動作音などは、まったく気にならなくなる。なるほど、これは集中できそうだ。とはいえ完全に無音になるわけではなく、気になるノイズが減るという感じ。ちょうど、呼びかけの声やアナウンスは聞こえる程度なので、逆に実用的ともいえるだろう。例えば、オフィスでの仕事やカフェでの読書などにおすすめできる。
発売元は、デジタルメモ「ポメラ」でもおなじみのキングジム。分かりやすく便利な単機能ガジェットにすることで、導入しやすい商品に仕上げるのはさすがキングジムといったところ。価格も5000円前後と、本格的なノイズキャンセリングヘッドホンに比べればリーズナブルだ。
ただし、他人からは音楽を聴いているようにしか見えないので、オフィスで使う場合などには、あらかじめ耳せんであることを説明しておいた方がいいかもしれない。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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デジタル耳せん MM1000 | キングジム | 4980円 |