本日の一品
PCやスマホを使わずにビデオメッセージカードが贈れる「ViMeCa」
(2014/2/5 06:00)
離れたところに住む両親や親戚に、近況を伝える写真を送ったりする時には、プリントしたものを郵送している人も多いのではないだろうか。かくいう筆者もその1人。メール添付で写真を送ったところで、それなりにお年を召した方がきちんと受信して見られるかどうか不安がある。それに、飾ってもらうことも考えると、やっぱりプリントされたものの方が何かと便利だろうし。
ただ、写真よりリアルに伝えられる動画を見せたい時は、相手がライブカメラ付きPCやスマートフォンでビデオチャットできるほどの“腕”を持っていない限り、なかなか気軽にはやりとりできない。あるいは「YouTubeで見て!」なんて言う方法もあるかもしれないけれど、理解してもらえるかどうか怪しいものだ。しかし、「ViMeCa(ビメカ)」を使えばこれらの問題は全部一気に解決しちゃうのである。
「ViMeCa」は“Video Message Card”を略したもので、文字通りビデオメッセージを作れるカード型のアイテム。A5サイズで1cmほどの厚みがあり、真っ白な外装のアルバムっぽい見た目。開いた中には中央に4.3インチの液晶ディスプレイが埋め込まれ、録画ボタンと再生ボタン、小さなカメラレンズとスピーカーだけがあり、ごくシンプルでプレーンなデザインとなっている。
録画ボタンを押せば“自撮り”の要領で何度も繰り返し撮影でき、好きなだけ再生も繰り返せる。内蔵メモリは60MB弱で、最長4分間ほど録画できる。ただし、録画ファイルは撮影ごとに内部的に上書きされる形になっているので、残る映像は最後に撮影したものだけ。そのぶん使い方はものすごく簡単なわけで、電子機器の操作が苦手な人でも全く戸惑うことなく使えるんじゃないだろうか。
これさえあれば、PCなどを持っていない相手にも気兼ねすることはない。動画撮影してそのまま郵便などで送れば、受け取った相手はボタンをポチっと押すだけで、即座に録画された内容を見ることができる。開いた状態であれば自立するから、フォトフレームみたいに飾ってもらうのにも好都合だ。相手にも近況を撮影して送り返してもらい、ビデオメッセージの交換をするといった活用の仕方もアリだろう。
なお、内蔵バッテリーによる稼働時間は70~80分程度とされているので、下部に設けられたmini USBポートと付属のUSBケーブルを使って適宜充電しなければならない。この点だけは相手に説明しておく必要がありそうだ。USB充電する手段のない相手には、ACアダプターも一緒に送ることを考えないといけないかも。
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
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ViMeCa | 株式会社DOKE | 3980円 |