本日の一品

あれもこれも一緒に充電!「海外用マルチ変換プラグUSB4ポート」

店頭で目をひいた「TVR33WH」のパッケージ

 「年末年始は海外旅行~」などとウキウキしている方も多いのでは。筆者はひと足お先に友人と冬のヨーロッパ旅行を楽しんできたところなのだが、このUSB4ポートの「TVR33」は、「これまでのごちゃごちゃした荷物(充電器)は何だったの?」と思わせてくれる製品だったので紹介したい。

 「TVR33」はこれ1つでほぼ世界中を網羅、コンセントへの差込口をつけ変えるだけで国をまたいでの旅行にも対応できるスグレモノだ。さらに2A出力のポートをひとつ備えているのもポイント。これは、iPadのように大容量バッテリーで、大きな出力での充電を必要とする機器向けだ。2Aのポートで充電する際は、他のポートは使えないので、そこだけは注意が必要。

4種類のプラグが同梱。今回は中欧の旅なので1種類だけ持参することにした
ポイントはやはり2A出力
国内でも使えたらもっと便利なのだが……
プラグ側はこんな感じ。カメラの充電器などで見たことのある形状
端っこにある2Aのポート

 さて、ホテルに着いたらさっそく充電。本体をコンセントに挿すとオレンジ色のランプがついて、通電しているのがわかる。これで充電したい機器をUSBケーブルで繋げばすぐに充電開始だ。旅先のホテルの部屋だと、コンセント使用はだいたい1人1個だろう。なので、タコ足するためにタップを持参するのもよくあることだが、USBで充電できる機器ばかりならケーブルだけ持っていけば良いため、電圧も気にしなくてOK。さらには細かい荷物も少し減って、スーツケースにお土産スペースをちょっぴり増やしたりする事もできそうだ。

 今回の旅行では、毎晩寝る時にスマートフォン、モバイルバッテリー、Wi-Fiルーターをそれぞれ接続しておいたのだが、朝にはすべてフル充電になっていて、気持ちよく1日のスタートが切れた。地理に明るくない旅先では、スマホ頼りになるシーンも多いだろう。途中でバッテリー切れになってしまうと路頭に迷う羽目にもなりかねない。充電はたっぷりあったにこしたことはないのだ。

ベッドサイドテーブルにさっそく充電プラグを設置したところ。大きめだが、ランプのコンセントには干渉しない

 充電は電車の中でももちろんできた。今回の旅ではベルリンからプラハまでICEという高速列車を利用したのだが、乗車時間が4~5時間ということもあってか、車内の各席にコンセントが備えられていた。となれば、ここでも充電大会。目的地に到着するまで写真をアップしたり、Facebookを見たり、それでもバッテリーは減らず。なんという素晴らしい状況だろう。

壁際に救いのコンセント。パソコンを使っている人たちもそこそこ居た
テーブルにちょうど乗っかって、いい感じで充電中の機器たち

 スマホにタブレット、モバイルルーター、モバイルバッテリーなどの機器を持参しての旅行は、どんどん一般的になってくるだろう。そんな時USBが4ポートもついている「TVR33」は強い味方になってくれる。

製品名販売元購入価格
TVR33WHヤザワコーポレーション2480円

藤田里香