本日の一品

屋外でも使える、レトロな裸電球デザインのLEDライト「brightidea」

「brightidea」には電源ケーブルもどきの約1メートルのナイロン紐が付属する。ドアの取っ手などに括りつけると緊急時の照明にもなりそうだ

 筆者のガジェット買いの回遊ルートは、秋葉原だけではなく、都内のあちこちに散らばっている。比較的よく散策するのが御徒町アメ横だ。今回もアメ横の「ガラクタ貿易」で「brightidea」(ブライト・アイデア)とネーミングされたオールディーズな雰囲気の“裸電球もどき”を見つけて衝動買いしてしまった。

 brightideaはそのまま日本語に訳すと、名案とか妙案、グッドアイデア! というところだろうか。brightideaは、堅牢なプラスチック製の黒いソケットと白熱電球が一体型になったバッテリー駆動のLEDライトだ。

 ソケットには黒くて柔らかいナイロン製の電源ケーブル(約1メートル)が付属しており、思いついた所にくくって便利に使うことができそうだ。その電源ケーブルもどきを引っ張ることで電球内部のLEDが点灯し、屋内はもとより、屋外でもどこにでも持ち歩けるモバイル照明だ。

 黒いソケット部分にあるねじ止めされた蓋を開けると単4乾電池が3本入る。床やデスクトップに直置きすることで洒落たインテリア系ランプにもなるだろう。ナイロンコードをワードローブの中のポールにくくりつけ、電球を引っ張れば点灯するようにしておけば、暗い場所で一時的な照明にもなる便利アイテムだ。

 それほど強力な明るさではないが、バッテリーの管理さえきちんとやっていれば、緊急時の貴重な室内灯としても役立つだろう。どこでも手に入る市販の乾電池駆動で、軽くて発熱も少ない、きわめて理想的な照明だ。

 しかし、唯一残念なのは、brightideaの発する照明光の色だ。brightideaはコストを優先したせいか、ごく普通のLEDを使って蛍光灯(ファクトリーライト)の様に真っ白な光を発する。これは、モバイルPCの画面がホワイトアウトした時の色とほぼ同じだ。

 brightideaは、殺菌灯や蛍光灯フェチな人にはベストマッチの照明かもしれないが、昨今はオールディーズな白熱電球のような暖かくて落ち着いた電球色を出すLEDもいろいろ出回っている。できれば次回作では、もっとウォームな電球色を出す「brightidea2」を期待したいものだ。

「brightidea」はソケット付きの裸電球に似せた電池駆動のLEDライトだ
電球部分とソケットは一体型になっており分離できない
ソケット部分の蓋をはずして単4乾電池3本を入れて、コードを引っ張れば点灯する
電池駆動でどこでも使える。白色ではなく電球色だったらもっと使い道は多いだろう
製品名販売場所価格
brightidea御徒町アメ横 ガラクタ貿易2100円

ゼロ・ハリ