本日の一品

Android端末をPCから操作できる「Android Mirror USBアダプター」

Android Mirror USBアダプター。ケーブル長は120cm

 スマートフォンアプリの開発において頭の痛い問題が実機検証だ。噴出し続けるバグへの対応は勿論のことながら、修正してビルドしたアプリをまた実機に転送し、端末を取り出し操作して……という手順を短時間のうちに何十回も繰り返すのが、筆者にとっては単純に面倒くさい。

 こうした状況の改善に役立ってくれるかも知れない。という期待をもって購入した製品が、今回紹介する「Android Mirror USBアダプター」だ。この製品をWindows PCとAndroid端末に接続(Android端末側にはmicro USB端子が必要)すると、PCの画面上にAndroidの画面をミラーリングし、マウスとキーボードで操作できるようになる。Androidのアプリなどで「PCの画面をAndroidにミラーリングする」というものは見かけるが、実機でその逆ができるのは珍しい。ありそうでなかった製品である。

 使用方法は、PCとAndroid端末を「Android Mirror USBアダプター」で接続し、製品の内蔵メモリからドライバーとPC用の専用アプリケーション「J5 Android Mirror」をインストールするだけ。「J5 Android Mirror」を起動して少々待てば、PC上にAndroidの画面が出現する。

 実際、PC上にAndroidの画面があると視線をPCのディスプレイに集中でき、姿勢を変える必要もなく実に良い。勿論、単純に接続中の端末の充電や、ファイルの転送も可能だ。筆者は試していないが、電話の着信受付やテキストメッセージの告知をWindowsデスクトップ上に表示することも可能だそうである。

 しかし筆者が何より「ああこりゃ助かる」と思ったのは、Android画面のスクリーンショット撮影機能だ。Android端末の場合、機種によってスクリーンショットの撮影方法がまちまちだったりするので、画面撮影ひとつで何かと悪戦苦闘しがちだ。だから、単純に表示されている画面をボタン一つで撮影できる機能というのは実に助かる。これで画面の動画撮影までできれば100点満点を差し上げたいところなのだが、現状のバージョンでは実現していない。今後のバージョンアップに期待したい。

 なお、全ての画面をミラーリングできるわけではないようで、例えばワンセグを起動したらアプリケーションが強制終了してしまった。また動きの激しいアクションゲームなどの場合は、画面の動きが若干遅れることがあるような気がしなくもない。

 筆者は開発に役立ちそうということで購入したが、使い慣れたパソコンのキーボードを使って、LINEなどのメッセージのやりとり等を行えるというだけでもメリットがあるように思える。Android端末をお持ちの方に、是非ともオススメしたい一品である。

USB-Micro USB 経由でPCとAndroidを接続する
デスクトップ上にAndroidの画面をミラーリング表示・操作可能。ホームボタンやバックボタンは、ウィンドウ上のボタンで操作できる
画面回転にも対応。端末の画面表示に応じて、縦画面・横画面を表示できる
もちろん、普通のUSBケーブルで接続したとき同様、充電やファイル転送も行える
これくらいの動きのゲームなら遜色なくプレイできる
製品名製造元購入価格
Android Mirror USBアダプター JUC600j5 Create3618円

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