本日の一品

デキる男のチョコボールケース

森永チョコボール専用ケース。上部に「くちばし」用の穴が開いている

 煙草は紙製の箱で販売されている、本来チープなものだ。にもかかわらず、様々な意匠が施されたシガレットケースが存在する。最近ではミントタブレットにもケースがあり、感覚としてはチープさを嫌うという、シガレットケースに近いものがあるのだろう。安い消耗品を、そうは見せたくないという粋と見栄があるわけだが、デキる男としてはもっとこだわりを見せたくなる。そんな伊達男におすすめしたいのが、「for chocoball 森永チョコボール木製ケース」だ。

 デキるビジネスパーソンに必須のアイテムと言えば森永チョコボールだ。手軽なサイズのチョコレートとピーナッツは、燃料切れした脳に活力を与えてくれる。開封してもフタがあるので、何日かに分けて食べられる。小出しにして食べられるので、ウェストの気になりだすビジネスパーソンにうってつけの商品と言えるだろう。唯一の弱点は「子供の食べ物」と言わんばかりのパッケージだが、このチョコボールケースがあれば万事解決だ。

 ケースの底面に穴があいており、そこからチョコボールのパッケージを挿入する。フィルムは取り除いておかないと入らないほどケースとの間に隙間がなく、精度の高さを伺わせる。上部に小窓が開いており、パッケージ本体のフラップ(いわゆる「くちばし」)が開閉できる構造となっている。製品説明によれば、職人が一点一点ハンドメイドで作成しているとある。マホガニーウッドの表面はなめらかで、手に優しくフィットする。いつまでも握っていたくなる暖かみがある。

 たとえばオフィスで、カフェで、電車内で――このケースを取り出しても、よもや中にチョコボールが入っているとは思われないだろう。シックな外見のケースを取り出したのに、フラップを開いたときに金のエンゼルがチラッと見えたりすれば、そのギャップに女性の好感度もグッと上がるのではないだろうか。デキる読者諸氏なら、大人買いで金のエンゼルを出すことは造作もないと思われるので、試してみてはいかがだろうか。

底部から挿入する
ぴったり収まるよう設計されており、ずれたり落ちたりすることはない
「くちばし」の開閉もスムーズ(エンゼルは出なかった)
ケースは、ほぼタバコと同じ大きさ
上質な箱に入って送られてきた。ギフトにも適するだろう
製品名製造元購入価格
for chocoball 森永チョコボール木製ケースSweet D3990円

ナカムラ