嬉しい小物がたくさんのiPhoneケース
至れりつくせりのキット |
この夏、ついにiPhoneデビューしたので、ケースを探していた。条件は、カバンの中でも探しやすく、引っ張り出しやすいようにストラップがつけられることと、好きな画像をプリントアウトしてケースに見えるようなカスタマイズがしたかったので、ハードケースであること、かつ透明であることの三つ。満たすものは結構ありそうなものだが、意外にも選択肢があまりなかった。今回紹介するのは、その少ない選択肢から選んだ、至れりつくせりのキットだ。
エッグシェルケースという名前の通り、本体ケースはポリカーボネートからできた「たまごの殻のように」薄くて固い透明なケースだ。厚さ0.75mm、重さ7.5gなので、ケースの存在を気にすることなく使用できるのが特徴、とのこと。だがしかし、そのほかにもなんと、以下の6点がセットとして付属する。
1. 液晶保護フィルム(貼るのに失敗した時のためだろうか、二枚入っていた)
2. フィルムを貼る際に入ってしまった気泡を押し出すのに便利なコテ
3. ホームボタンカバー
4. イヤホンケーブルをまとめ、スタンドとしても使えるケーブルワインダー
5. 画面を拭くクリーニングクロス
6. Dockコネクタカバー
液晶保護フィルム用の道具までついているとは、なんという親切。本体は、写真のように、薄く、また、手になじむiPhoneの大きさ・重さを損なわない出来で、とても満足。ストラップ穴が中央なのも、画面の見やすさをストラップで損なわず、ストラップ本来の持つ役割も十分果たして良い。
液晶保護フィルムは、シリコン膜の自己吸着タイプで、数回であれば貼り直しができるのが特徴らしい。付属のヘラは非常に使いやすかったが、静電気のせいでホコリが入り込むのには悩まされた。非常に綺麗にフィルムを貼っている人にコツを聞いたら、ホコリのたちにくいお風呂場で貼るのだそうだ……。たしか、以前にも同じことを聞いたような気がするのだが、すっかり忘れていた!
ケーブルワインダーは、イヤホンケーブルを巻きつけるのには少し細すぎて何回も巻かなければならず、使いづらかったので、筆者にとってはあまり実用的ではないと感じたが、iPhoneを立てかけてムービースタンドとして使うこともできる。本記事の掲載写真を撮影するのには非常に役に立った。普段使うかというと、グラグラしたりもするので微妙なところ。
「ホームボタンカバー」は、ホームボタンが立体的な押しボタンになるよう、ジェルを固めたような弾力のある素材でできているシールで、これはとても使い勝手が良い。ケースと同様のカラーバリエーションがあるとのこと。筆者は以前、本コーナーで紹介されていたボタンデザインのものか、透明な物が欲しかったのでちょうど良かった。
「Dockコネクタカバー」は、ソフトなシリコンのような素材で作られている。ストラップが付いており、ケース本体のストラップホールに付けておけば、外したときも失くさないようになっていて、良く考えられていると思った。
「クリーニングクロス」は……至って普通のクリーニングクロスだが、あって困るものではないので、歓迎だ。余談だが、前回ご紹介したアルコール消毒スプレーのパストリーゼが、これらデジタルガジェットの指紋や手油の掃除と非常に相性がよいのでオススメだ。
というわけで、これひとつ買えば基本のアクセサリ類は全部揃ってしまうケースだったので、かなり満足度は高かった。
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
エッグシェル iPhone4S/4 ハードケース | TUNEWEAR | 1980円 |
2012/9/21 06:00