春だから! ステーショナリーも新しく「ヌメ革のペンケース」
ナチューラヌメ革ファスナーペンケース ブラウン |
長年使っていた革のペンケースが壊れてしまった。就職祝いにいただいたと記憶しているので、かれこれ20年は使っていただろうか。もともとペンが3本しか入らないタイプだったので、足りないところが気になっていたのだが、革の手触りや、薄くてシンプルで、主張しすぎないデザインが好きでよく携帯していたのだ。
壊れてしまったからには新しく調達せねばならない。不思議なもので、一度革製品を持つと、もう布や合皮に戻れない。そこで、バッグに入れてもかさばらず、シンプルなデザインで、ペンが3本以上は収納でき、エイジングも楽しめそうな革のペンケース、いうことで探し回ったところ(正確には検索しまくった)、バッグを愛用中である「土屋鞄」の「ナチューラヌメ革ファスナーペンケース」にたどり付いてしまった。たまには違うところでもと思ったのだが……。
大きさは縦5cm×横幅20cm×厚さ3cm。ヌメ革の張りと、すべすべした手触りが非常に心地よい。ジッパーを開けると、中に「L」のロゴが1つあしらわれているだけで、表だった柄や飾りは一切ない。誰が見ても分かる形でメーカー名やブランド名を主張されるのは苦手なので、これはうれしい。飽きの来ないデザインというのは、こういうことをいうのではないかと思う。
気になる収納力だが、4色ボールペン1本、万年筆1本、マーカー2本、鉛筆1本、消しゴムが楽に収まった。太さにもよるが、ペン類なら6~7本といったところだろうか。鉛筆類ならさらに入ることは間違いない。開けたとき、中を見渡しやすいところもポイントだ。
今は革の香りがほんのり漂い、製品の“若さ”を感じるが、長く使うほど手に馴染み、自分だけの色やツヤを出せるという楽しみも待っている。前のペンケースが20年なら、これはどれくらい持つだろう? さらに20年経過した自分を想像したくはないが(苦笑)、このペンケースがどうなっているかは非常に興味のあるところだ。
よく見ると、革に血スジのようなものが。これも味わいのひとつ | ジッパーは非常に開けやすい |
中に筆記用具を入れてみた | 必要なものが全部入って、まだ余裕があるのはありがたい |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
ナチューラヌメ革ファスナーペンケース ブラウン | 土屋鞄製造所 | 5500円 |
2012/4/16 06:00