童心に返ってデコる、壁掛け時計


中でも外でもどこでもナノブロックをつけられる

 「ナノブロック」というおもちゃがある。「ダイヤブロック」のカワダがリリースする、ダイヤブロックの縦横高さがそのまま半分(つまり体積比では8分の1)となった小さな子供なら食べかねない、大人向けのブロックだ。カワダからさまざまなナノブロックのセットが登場しているが、ライセンス契約で別のメーカーからもナノブロック製品が出ている。今回紹介する壁掛け時計もそのひとつだ。

 「nanoクロック NAWC-96901」は、普通のサイズの壁掛け時計だが、ナノブロックをつけられるのが特徴。つけられる場所は時計の裏側を除く、本体外枠の上下左右あらゆる場所に加えて、針の動く内部にもナノブロックをつけることができる。パッケージには「市販のナノブロックがつきますよ」とばかりに、サンプルとしてひとつのブロックパーツと人型パーツがついてくる。

 では、部屋の壁に掛けるとどうかというと、細かなブロックの構造のため近くから見るとデジタル(粗いドット)っぽく見えるものの、遠くから見ると、そうは見えない。ナノブロックの応用製品には腕時計や目覚まし時計もあるが、ブロックをつけられる表面積が広くて、あれこれ可能性が探れそうという点から、腕時計と悩み、壁掛け時計を購入した。腕時計もかなりそそられる一品ではあるんですけどね。

 この壁掛け時計を導入すると、他のナノブロック対応製品と比べても、よりナノブロックをあれこれつけて楽しみたくなる。誰かに、最高にいいセンスでデコってもらえないか思索中なのだ。

 筆者は「内部黒、外枠オレンジ」の製品を選んだが、ほかにも「内部白、外枠黒」「内部水色、外枠青」「内部黒、外枠白」「内部ピンク、外枠白」「内部ブラウン、外枠白」の5色から選べる。

 ただ掛けて飾るだけでなく、ときどき下ろしてはデザインを変える。こんな壁掛け時計もいいのではないだろうか。


さっそく飾ってみたところとりあえず「高所のパフォーマー」をつけてみる

 

製品名製造元購入価格
nanoクロック NAWC-96901タックルプランニング4980円

 

 

(山谷 剛史)

2011/12/21 06:00