メガネやスマホをディスプレイしよう!


シンコハンガー製のアイコレクタワー

 さて、お久しぶりな私。今回はメガネや小物をディスプレイできる小型ショーケース「アイコレクタワー」を紹介しよう。

 古くはファミコンでテレビをガン見し、20世紀末からはパソコンをガン見し、いまはスマホをガン見なんていう生活をした結果、視力は下がる一方。コンタクトが嫌いなメガネ野郎に育ってしまった。

 メガネは「アイウェア」とも呼ばれ、おしゃれアイテムのひとつ。伊達眼鏡という不埒な(?)文化もあるが、「レンズで歪んで見える部分ってチャームポイントだ」と強く(編集部の)津田氏に力説したいなと日頃思っている。というくらい、筆者もケータイ Watch編集部へ行くときは毎回違う眼鏡という、メガネ大好きッ漢。増えに増えたメガネを見て、飾れないものかと思ったときに、「アイコレクタワー」を発見した。シンコハンガーという企業名からもわかる通り、ハンガー専門メーカーなのだが、ディスプレイボックスを多数扱っており、その中に本製品があったというわけだ。

 簡単にいうと、5段トレー構造のクリアタワーケースだ。自立可能な形状で、サイズは205×117×290mm(幅×奥行×高さ)と棚の上や机の一角に設置しておくのにほどよいサイズ。フォルムは真上から見ると楕円を描いており、正面から見れば、緩いカーブが美しい。メガネの鼻当てをセットするパーツがあるだけでなく、それぞれの段の高さも調整可能と、使い勝手の面もよく考慮されている。なお「鼻当て」を乗せるというよりは、ツルをクロスさせた部分を乗せるというのが正しい。

 メガネ屋さんのディスプレイは、客の試着もあるため剥き出しで置いてあることが多いが、自宅の場合はそうでもないので、このケースにもちゃんとドアがついている。長く装着しないメガネがあってもホコリが付着して、ツルの根元にホコリが! という事態は回避でき、保管性能もバッチリだ。

 また、メガネ以外にも用途がある。トレーにある鼻当てをセットするパーツを取り外せるため、ドライフラワーや小物、ケータイ Watch的用途をいえば、機種変更した結果、自宅用“ゴロ寝ット”端末になり果てたスマホのディスプレイにも使えてしまう。メガネ用と思いきや、意外と用途のあるディスプレイケースなのだ。

 すでに使っていない、お気に入りの端末があるのなら、試しにディスプレイしてみてはどうだろうか。ケータイが登場して10年以上経過している。きっと、どの読者にも思い出の端末はあるのではないだろうか? そんなことで、ケータイ・スマホを飾るライフスタイルを提案してみたい。もちろん、スマホ+メガネ、スマホ+時計といったディスプレイも可能だ。

ドアでホコリを防いで保管できるトレーは4つ付属。それぞれ取り外し可能で、中央にあるパーツも取り外しできる
手持ちのメガネ5本をセットしてみた。上からless than human製「po6po10」(特注カラー)、BAYONETTAなメガネ、FACTORY900製「FA-095」、less than human製「E-TWO Limited69/Special1」、クレーンズで買ったメガネ(だぶんもうディスコン)。あと5本ほどあるので、もうひとつアイコレクタワーがほしいスマホをディスプレイしてみた。お世話になった「BlackBerry Bold」と、いろんな意味で思い出が詰まりまくっている「T-01A」。CEATECにありそうな感じだ
ツルがぐにゃぐにゃ曲がるタイプのメガネはセット不可能。ちなみにシルエット社製の超軽量メガネ

 

製品名製造元購入価格
メガネコレクションケース アイコレクタワーシンコハンガー2100円

 

(林 佑樹)

2011/9/27 06:00