キーホルダーにつけて持ち歩ける、microSDカードケース

製品パッケージ

　筆者はふだん取材やインタビューの際に、ロジテックのボイスレコーダー「LIC-SR500M04BK」を使用している。製品の詳細は過去の記事をご覧いただくとして、MP3での録音が可能なこと、またコンパクトなボディで取り回しが良いため重宝している。

　さて、この製品は記憶メディアにmicroSDカードを採用している。数時間程度のイベントで容量的に足りなくなる心配はまったくないのだが、ごく稀に録音データをコピーしようとPCに挿したまま戻すのを忘れてしまうことがある。ボイスレコーダーを使おうと取り出したらメディアがなく録音できない！ということが年に2回くらいあり、かなり焦る。

　最近はケータイの記憶メディアもmicroSDカードになりつつありため、その都度そちらから拝借して使ってはいるのだが、空き容量に余裕がないこともしばしばで、やはり予備のmicroSDカードを何枚か持ち歩いていたほうが安心だ。そんなこんなで予備のmicroSDカードを持ち歩くためのケースを探していて目に留まったのが、サンワサプライの「FC-MMC11MIC」という製品である。

　この製品は、2枚のmicroSDカードを並べて収納できるケースだ。キーホルダーに取り付けることができ、ふだんから携帯していても邪魔にならない。また金属製ということもあり、強度に関しては折り紙付きだ。価格も安く、標準価格が1050円のところ、メーカーサイトなどでは稀に300円という破格値で販売されていたりと、コストパフォーマンスも非常に高い。

　難点があるとすれば、金属製で角がやや尖っているため、ポケットの中にケータイなどと一緒に入れておくと、ケータイに擦り傷をつけてしまう可能性があることくらいだろうか。とはいえそもそもキーホルダーに取り付けて使うため、運用の仕方で回避できる問題ではある。筆者のようにmicroSDカードの予備が必要な場合はもちろん、ケータイやデジカメを使っていて複数のカードを使い分けるための収納ケースが欲しい人にはぴったりの製品だ。

本体。幅は14mm、長さは50mm以下とコンパクト	厚みもなく非常にスリム
開いた状態。microSDが2枚収納できる	金属製でかなり頑丈。microSDをはめ込む型が抜かれているので、脱落の心配もない

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