本日の一品

夏のBBQのお伴にピッタリ? Ankerの新防水スピーカー2機種

「SoundCore Boost」はひとまわり大きく、重い

 6月13日、Ankerから「Anker SoundCore 2」と「Anker SoundCore Boost」、ふたつのスピーカーが同時発売された。

 「Anker SoundCore 2」は、人気モデルだった「Anker SoundCore」に防水機能と6w×2の出力を加えたアップグレードモデル。「Anker SoundCore Boost」は低音出力の強弱を切替えられる機能や10w×2の出力のプレミアムモデルだ。価格の変動はあるものの、約2000円の差がある。

どちらも上面に操作ボタンがあり、電源を入れた状態で青く光る部分が異なる

 どちらも、スマートフォンと簡単に繋げることのできるBluetooth接続、水をかぶっても問題なしのIPX5の防水、マイク内蔵でハンズフリー通話ができる。そして充電時間/再生時間は「SoundCore 2」は約3時間/最大24時間、「SoundCore Boost」は約4~6時間/約12時間だ。共通項が多い一方で、大きく違う部分は、「SoundCore Boost」が5200mAhの充電器として使用できることと、NFCペアリングができることだろう。

どちらも横面の防水キャップを外すとUSBやAUXの差込口がある。

 2機種を聴き比べると、さほど詳しくない素人の耳にもあきらかに音に差があった。最初に「SoundCore 2」で試聴して、なかなかいいじゃないかと満足したが、その後「SoundCore Boost」を試すと、その名の通り、低音がよく聴こえる。

 スペックが近いだけにどちらを選ぶか迷うところだが、ざっくり言えば携帯性を重視するなら「SoundCore 2」。音を重視するなら「SoundCore Boost」という印象だ。本格的な音楽鑑賞というよりも、防水性能を活かし、屋外での利用など、気軽なBGM用としての楽しみ方がおすすめだ。

 もう少し欲張るなら、単なるモバイルバッテリー代わりだけではなく、さらに音楽再生も心ゆくまで楽しめるよう「SoundCore Boost」の内蔵バッテリーが10000mAh欲しかったところだが、その分、重さも増すので難しいところか。

外箱。「SoundCore 2」のカジュアル感。「SoundCore Boost」に漂うプレミアム感
製品名提供元価格
SoundCore 2Anker4999円(税込)
SoundCore BoostAnker6999円(税込)