本日の一品

美しい音と光が満ちた空間を誰かと共有したくなる! ソニーの「グラスサウンドスピーカー」

 先日、ソニーのノイキャンヘッドホンをご紹介しました。届いたその日から1日も欠かすことなく連れ出しており、忘れると取りに帰るとかもうスマホ級の必需品。没入しすぎて行き先間違えたりするくらい使い込んでおります。

 おかげで、音楽を流しながら過ごす時間が本当に増えました。iPhoneの「ミュージック」や、Amazonプライム会員なので「Amazon Music」、あとは「Spotify」、「LINE Music」なんかをとっかえひっかえしています。提供されるプレイリストに個性がありますし、曲のリリースタイミングもそれぞれ違っていておもしろいですね。

グラスサウンドスピーカー LSPX-S1

 ただ、調理中に周辺の音が聞こえないというのはとても危険なので、室内用にスピーカーが欲しくなってきました。そこでソニーつながりで以前から目をつけていた「グラスサウンドスピーカー LSPX-S1」(以下、グラスサウンドスピーカー)を貸していただき、試してみることにしました。

 「グラスサウンドスピーカー」は、その名の通り有機ガラス管のスピーカーなんですが、そのたたずまいに一目惚れしてしまったのです。ガラスとマットなシルバー、底面に革というとてもモダンなデザインで、どんなインテリアにもスッと馴染みそう。ACアダプターは付属しておりますが、バッテリーも内蔵なので、フル充電で4時間くらいはワイヤレスのポータブルスピーカーとしても使えます。つまり、外にも持ち出せますし、電源がとりにくい場所でも好きなところにおいて楽しめるわけです。

パッケージの中身はシンプル

 お借りして使ってみたらもうベタ惚れ! 「グラスサウンドスピーカー」の似合う部屋を手に入れたくて、BRIWAXという塗料を買い込んで、テーブルや衝立てをアンティーク調にリメイクをしたくらいです。

 これをテーブルの上に置くと、北欧の灯りがヒントになったというろうそくが揺らぐような繊細なフィラメント型LEDの光とともに、音が粒子のように広がっていくではありませんか。あまり控えめに絞るよりは、許される環境であれば、ある程度音量を上げたほうが分かりやすいですね。どこから聞こえてくるのだろう? と思うくらい空間に広がっている感じがします(あいにく我が家の場合は狭いので、そこまで長時間音量を上げておくことはできませんが)。電源ボタンを押すことで、昼間はLEDを消灯した状態でも使えます。

フィラメント型LED
こんな風に光ります。調光も可能
ウーファー

 外から見えるのは、電源ボタンと、充電端子、AUDIO端子だけ。本体でも音量調節やLEDの調光はできますが、ボタン類はすべて底面にあります。音量変更くらいなら連携しているスマートフォンでもできますし、ボリュームコントロール、イルミネーションLEDの調整、スリープタイマーの設定が可能な専用アプリ「Music Center(旧SongPal)」もあるので、基本的には光量さえ決めているなら、LEDのオンオフくらいで済んでしまうのですよね。おかげで見た目がとてもスッキリ。

底面のボタン類。光量、音量、スリープタイマー、ペアリングやもう1台追加の操作ができます
表にでてるのはこれだけ

 スピーカーっていうと高音が、低音が、なんてところが気になるのでしょうか。私の場合、「グラスサウンドスピーカー」があることで、自室の空気が5ランクくらいアップしたように感じられるところが一番気に入っています。

「グラスサウンドスピーカー」があるだけで、その場所がかなりかっこよくなります
蛍光灯を消して、点灯すると美しい! ランプのようにどこにでも置けるので、基本はケーブルなしがおすすめ!

 好きな音楽を聴きながら晩酌すると、自作のハイボールもとても綺麗に見えます。さっきまで仕事をしていたテーブルなのに、ガラリと雰囲気を変えられるのでリラックスしやすく、家飲みがさらに楽しくなりました。いいお酒といいグラスをお持ちの方なら、さらに映えるはず。また、枕元に置いてスリープ系の音楽を聴いていると、ものすごくゴージャスな部屋で寝ているような感じを味わえます。

蛍光灯の真下で食べるいつものご飯
「グラスサウンドスピーカー」がテーブルにあると、雰囲気がガラリと変わります!
晩酌が楽しくて仕方なくなるでしょう
枕元におくといい部屋感アップ!

 同時に、この空間を誰かと共有したいと思うようにもなりました。「グラスサウンドスピーカー」は、そのものが主役級に美しいし便利ですが、それがあることで醸し出せる空気を、みんなで味わうことに意味があるのだろうと感じました。音楽がより楽しく感じられるようになっただけでなく、ずっと後回しにしていたリメイクを始めるくらい、居住空間の居心地を考えるようになったことも大きなメリットでした。

 「グラスサウンドスピーカー」が誕生した背景には、「Life Space UX」というコンセプトがあるそうです。“空間と機器の持つ力を合わせることで、新たな体験を創出する”のだそう。見事にハマっている自分にびっくり。ホント、空間内での体験アップになりますから、スマートフォンで音楽を聴いている方で興味のある方、特にインテリア好きの方にはぜひ使ってみていただきたいです。2台をBluetoothで接続してステレオにもできるそうなので、贅沢に2台買いできる方はチャレンジしてみてください!

製品名販売元販売価格
グラスサウンドスピーカー LSPX-S1ソニー7万3880円(税抜)