本日の一品
懐かしいフロッピーディスク型のモバイルバッテリー
2017年4月3日 06:00
充電式のモバイルバッテリーは、「スマートフォン命の時代」の救世主的存在だ。市場にはさまざまな容量、形状の商品が溢れる。筆者も一時期は積極的にコレクションしてきたが、自宅にあるモバイルバッテリーの総容量が手持ちのスマホ+タブレットの合計電池容量の10倍を超えた辺りから、自然と自粛するようになってきた。
積極的にコレクションしていたとき、「3.5インチや2.5インチのハードディスクの外観はモバイルバッテリーに似合いそうだ」と考えたことがあったが、今回見つけたのは、それよりもっと昔懐かしいフロッピーディスク型。ドンキホーテで見つけて、速攻買いしてしまった。カラフルな4色展開だが、筆者はもっともフロッピーらしいブラックを選んだ。容量は5000mAhだ。
フロッピーディスクはIBM社が1971年に開発した記録メディアだ。IBMは「Diskette」(ビスケットを洒落て“ディスケット”というネーミングを行ったらしい)という名称で商標登録している。世界的にパーソナルコンピュータ需要が急増した時代、ディスケット互換メディアを開発していた多くの企業は、共用名称の「フロッピーディスク」を使用するようになり、それが一般化していった。実際に「ディスケット」を含む1970年代~1990年代のフロッピーディスクを並べてみた。
1980年代の後半からパソコンに親しんでる人なら、「フロッピーディスク」といえば、様々なサイズや形状、容量が存在したことをご存知だろうが、1990年以降に生まれた人が知っているフロッピーディスクは、プラスチック素材に包まれ、金属シャッターの付いた3.5インチフロッピーだろう。その3.5インチフロッピーディスクをイメージした今回のモバイルバッテリー。実際のフロッピーディスクと並べて比較すると、サイズがまるで違っているのに気づく。3.5インチフロッピーより一回小さい正方形(約81mm×81mm)で、3倍くらい分厚い。
USBの給電ポートよりiPhoneやiPad、Androidスマートフォンなどに接続し、金属シャッター部分にある黒くて丸い給電ボタンを押すと、背面のLEDが青く光り給電を開始する。金属シャッター部分のエグリの部分がLEDと重なって「乾電池型」に見えるのは、意図的なのか偶然が実現したシャレなのか分からないが、なかなか面白い。
フロッピーディスク型USBモバイルバッテリーは重さは約120g、容量は5000mAhと、持ち歩くのにちょうどいいバランス。筆者が日常生活圏にいる時は、一緒にいつもカバンに入れて便利に使っている。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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FLOOPY DISK | REMAX | 3580円 |