本日の一品
美味しいアイスコーヒーをいつでも飲みたい人に「ハイパーチラー」
2016年11月7日 06:00
子供の頃から親父が淹れたブルーマウンテンを何十年も飲み続けてきた珈琲派の筆者だが、今は家族の影響を受けて“年中アイスコーヒー派”になった。今回紹介する「HyperChiller(ハイパーチラー)」は、筆者のような“アイスコーヒー派”にピッタリのキッチンガジェットだ
「ハイパーチラー」は、淹れたてのコーヒーをたった1分でアイスコーヒーにしてくれる製品。箱を開けてみるとグランデサイズの真っ黒なプラスチックカップが現れる。プラスチックカップから蓋を外すと、中には入れ子になった大小2つのステンレスカップが入っている。つまり、内部のステンレスカップが二重構造になった魔法瓶スタイルのコーヒーポットだ。
使う前に、一番外側のプラスチックカップとステンレスカップ(大)のすきま、そして小さいステンレスカップ(小)の中を水で埋めて、冷凍庫で一昼夜凍らせる。アイスコーヒーが飲みたくなったら、ステンレスカップ(大)とステンレスカップ(小)の空間に出来たてのホットコーヒーを入れる。1分ほどで瞬間冷却されるという仕組みだ。
このガジェットは米国にはそれほど多いとは思えないアイスコーヒー好きがクラウドファンディングで作ったものらしい。その発想と実力はなかなか素晴らしく、あらかじめ冷凍庫に待機させておけば、いつでも淹れたてのホットコーヒーをアイスコーヒーに変身させてしまえる。一度に作れる容量は370mlで、我が家なら2人で十分楽しめる量だ。
1回目より少し時間をおく必要があるが、最初の2人分のアイスコーヒー作ってから、追加の2人分を作っても大丈夫そうだ。内部で凍らせた“冷却水”は、毎回交換する必要も無いのでそのまま冷凍庫に入れておけば良い。取り扱いはきわめて簡単だ。
一番困ったのは、ハイパーチラーの物理的サイズだった。米国のクラウドファンディングらしく、そのサイズもアメリカン。高さが18cm近くあり、冷凍庫の中仕切りのプラスチックトレーを取り外さなければ収納できなかった。我が家では「ハイパーチラー」か取り去った「トレー」かの択一になり、ワイフのジャッジは即答でトレーだった。
購入希望者はまず、自宅冷凍庫に高さ約18cmのハイパーチラーを横置きせずに入れられるかをチェックされたい。独り者ならまずは冷凍庫と相談を。そして夫婦ならまずは奥様に冷凍庫の部分専有使用の許可を。そして、今は死語となったかもしれないDINKsで、キッチンには既にバルミューダの大型トースターがあり、大量の食料の買い置きできる巨大な冷蔵庫のユーザーなら速攻で買いだろう!
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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HyperChiller | さくらドーム | 5980円 |