本日の一品
スーパーで余分に買い込んでも「ナックル」さえあれば大丈夫!
2016年9月26日 06:00
毎日、勤め先帰りや通学のついでに少しずつ日常の買い物をしている分には、それほど一度に沢山まとめ買いすることもないだろう。
しかし、筆者のように、たまにしかスーパーやコンビニに買い物に行かない人間は、一度行くとどうもドカ買い傾向が強い。特に災害のニュースの後や、たまたま会った人達とそういう話題になった後だと、影響を受けて普段買わないモノまで買い込んだりしてしまう。
そんな急な予想外の買い物をして、スーパー袋が極端に重くなってしまっても全く気にすることがないくらい、軽々と持てる便利な道具が発売されている。
「フィンガープロテクター・ナックル」というのがその便利な生活ツールだ。ご存知のようにナックルとは“手の指の関節”の意味で、拳にはめて打撃力を強化する武器「メリケンサック」の別名としてと呼ばれることもある。
今回ご紹介する「ナックル」はその後者の武器そっくりの形状をしたアイデア商品だ。素材はシリコンで、荷物を持つ時に使うと指先にかかる負荷を分散、軽減してくれるきわめて便利なアイテムだ。
パッケージの中に、小さく折りたたまれたナイロン製のショッピングバッグが付属する。ショッピングバッグとナックルを同時に持ち歩く時は、ショッピングバッグを小さく折りたたみ、内ポケットに押し込み、ナックルも隙間に一緒に押し込んでおくとコンパクトで持って出るのを忘れることもないだろう。
赤いペンキか血のついたような個性的なショッピングバッグは意見が分かれそうではあるが、コンビニやスーパーのレジ袋を持ち歩きたくない人には、このショッピングバッグが重宝するのかもしれない。エコマインドでレジ袋は一切使わず、このショッピングバッグを活用するのも良いし、レジ袋の補強の意味で二重にこのショッピングバッグを使うのも良いだろう。
今回は、実際にかなりの重量の果物や野菜を入れたショッピングバッグを、ナックル無しの状態と、ナックルを利用した場合の状態を、握力が20kg未満の成人女性に持ってもらって比較した。
ナックル無しでショッピングバッグを持ち、腕を少し曲げてもらうと、薬指や小指が重力によってショッピングバッグの紐の持ち手に引っ張られて、直線上に並ばなくなってしまう。この時点で平均した力が指先には入らなくなり、痛みを覚えるだろう。
一方、ナックルを使用した場合は、ショッピングバッグの細い紐の持ち手はナックルの上側の溝にしっかりと収まり、4本の指を指定されたナックルの指穴に通すだけで、平均的な重量がナックルに負荷としてかかり、ばらばらで不自然な指の状態になることがない。持ってる重量は全く同じだが、きわめて安定した指先の姿勢で保てるので、重量物でも楽に持てるのだ。
サイズも小さく、40gと超軽量なため、普段使いの鞄に収納しておくだけで出番も多い。筆者は、個性的過ぎるショッピングバッグは使わず、お店のレジ袋専用として普段使いの鞄の内ポケットに収納している。実際に使ってみると予想外の楽さ加減に驚く逸品だ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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Finger Protector Knuckle | YEDUO Design | 1380円 |