スタパ齋藤の「スタパブログ」

2008年の香港

2008年4月23日 12:35

マニアな香港人の方々が集まりがちな信和中心。アニメ~ゲーム~フィギュア等々、様々なグッズを売る店が集まっている。秋葉原的雰囲気たっぷり。

 ふたつ前のエントリで強行スケジュール香港観光の件をチラリと書いたが、2008年において、観光地としての香港は非常に安楽ですな。

 ずーっと前の返還前に香港行った時と比べると、危なくナイ、汚くナイ、問題ナイてな感じで非常に快適。東京あたりで遊び歩くのが好きなら、思う存分楽しめる街だろうと思う。食べ物も相変わらすチョー旨いしネ。

 ただ、ある種の怪しさという意味では、そーんなにエキサイティングではない。英語・広東語表記の東京というイメージ。大股で4万歩くらい歩き回りつつ各種交通機関も使って観光したが、手に汗握って散策する的な、返還前香港の印象はほとんどなくなった感じ。

 話題(!?)の信和中心(香港のおたくビル)にも行ってみたが、おもしろいんだが、部分的に海賊版方面ショップがあったりもするんだが、なんつーか秋葉原の方が濃いですな。

 秋葉原に行きがちな人が信和中心に行くと、アキバで見たモノばかり売ってる、てな印象になるかも。安かったりはするが、香港人のマニア魂を見せてくれ~的な期待がちょっと裏切られた拙者であった。とは言え、アキバもオタクも自分的にはやや離れたところにある世界、と思う人ならかなりオモシロがれる信和中心だと思う。

 重慶大厦(チョンキンマンション)にも行ってみた。ウワサに聞く重慶大厦なら、エキサイティングであろー!! とか思って。

 でもなんか、以前聞いたウワサからすると、かなり安全な場所になってます? インドやアフリカの人が多くて「ココってホントに香港!?」というインパクトはあったが、買い物ビルのひとつと言えそうな安全風味があった。いや、女性ひとりで行ったりすると話は違うかもしんないスけど。あと、ココに泊まると凄いドキドキ感が味わえるのかもしれないけど。

 重慶大厦のケータイショップ群は見物ですな。片手で持つには疲れちゃうサイズ・質量の大昔ケータイ、の、小型・現代版とか、ノキアっぽいけど全然ノキアじゃない謎の端末があったり、不思議や怪しさが漂っていた。

 奇怪・危険が激減している現代香港は、マニアな目で見るとビミョーにフツーな感じで物足りないが、しかし、非常に楽しい観光地であることは確かですな。飽きないしネ。スゲく安楽だし。てなわけで、また近々行ってみたい。


重慶大厦の入り口付近。手前側が重慶大厦のショップ群と宿泊施設になるが、拙者の約2倍の容積の人がズラリとこっち見てたりするので、カメラ向けられなかったっス。この上の階のケータイショップがオモシロげ。なんだかんだ言っても、超高密度&活気&物量溢れる香港。日本語表記も増え、英語喋る商人も増え、昔に比べたら非常に安楽に楽しめる街になったように思う。


香港とか観光とかよりもむしろ、ひっくり返ってゴロゴロ言って寝るのが好きな拙宅猫様。

3泊2日!? の香港出張

3泊2日!? の香港出張

2008年4月21日 13:38

久々の香港!! ではあったが、日本を夜発って、香港を朝発って昼頃に帰ってくるという残念なスケジュール。ノースウェスト便だったが、ANA便に乗ることができちゃったのはラッキー!!

 てゅーか香港に行ってきました。微妙に出張で大半が観光。3泊4日。

 人に会ったりしつつ、それ以外の時間を遊び呆けようと考えていたが、激安チケットを取ったため、日本を夜出て香港から朝帰るという凄まじいスケジュールになってしまった。18時の便とかで香港へ、香港からは朝8時の便とかで日本へ、みたいな。3泊4日の、初日と最終日は移動だけの日って感じですな。

 一点ラッキーだったのは、行きのノースウェスト便が混雑であって全日空便に乗れちゃったこと。日本の航空会社はお淑やかでイイですな。

 夜中に香港に着き、ホテルへ到着し、さぁ早速メシ食いに行こう!! と思ったが、ホテルは比較的に住宅地方面にあり、真夜中という時間帯からかホテルマンには英語全然通じず、最終的には歩いて30分くらいのところに24時間営業のマクドナルドがあると知ったが、えぇ~香港到着で即マクドナルドぉ?

 その後、よくよく訊いてみると、ホテル内に食べ物と飲み物が売られているというので、ソコへ……行ってみたら、自販機かよ!! はいはい。わかりました。諦めます。

 という感じであった。脱力。

 その後2日は楽しめたが、最終日は(前日呑みすぎて)校了直前の徹夜明けみたいな状況で帰国。空の旅という点においては、非常に過酷な3泊2日(!?)の旅となった。

 でも、帰宅して拙宅猫ちゃんをモフモフしたら元気が出たと言えよう。


初日、香港到着、と、ほぼ同時に、香港観光初日も終了!! 直後、細々したトラブルがあり、食事も忘れてホテルに。後に「あぁ、九龍に入った時、速攻で食っときゃ良かった!!」とか思ったり。自販機の水とベビースターラーメンが晩餐だヨ!! 呆れ過ぎの境遇となり、逆に楽しくなっちゃてる拙者@香港時間午前2時。


帰宅したら、拙宅猫はいつもと同様にゴニョゴニョグニョグニョしていた。

1個の部品不足で計画台無し

1個の部品不足で計画台無し

2008年4月18日 11:00

 電子工作方面のコトをポチポチ行っている俺なんですけど、マーフィーの法則が成り立つくらい常々ヤッちまう凡ミスがある。

 例えば本読んでて「む!! コレは楽しそう!!」とか思って、その回路なりを作ってみようと考える。で、買うべき電子パーツのリストを作る。そして秋葉原に行ったりして。パーツを買い集めるわけですな。

 帰宅し、さぁ例の回路を作ってみよう!! おりょ? このパーツ……あ!! 買い忘れた!! てなわけであり、そのひとつのパーツがないがために、何もデキやしねえゼッ!! と。そんなんばっかりっス。あと、ウチにあると思っていたパーツが無かった!! とか。

 そして、毎週のように秋葉原に出かけるコトに。って、通販を使えばイイんですけどネ。でも出かけるとスゲくカッコ良いパーツとか見つかったりして、そーゆーのったら欲しいじゃないですくわッ!!

 というわけで「作りたい回路ほどパーツが1個だけ足りない」もしくは「購入パーツリストは1箇所だけ書き間違える」てな法則にハマってる感じの拙者っていうかむしろ、1個の足りないパーツのために作れなくてこそ本物の作りたい回路であり、1箇所だけ書き間違えていてこそ正真正銘の購入パーツリストであり、拙者は向こう32日間パーツ購入禁止の刑ッ!! みたいな。

 最近では、1MΩの可変抵抗とNP-BNCJ変換プラグの買い忘れにより一時的に滅亡した俺です。


これが1MΩの可変抵抗があると楽しげな基板だ!! 6個のLEDが順番に点灯するらしいゾ!! 可変抵抗がナイとLEDが1個しか点灯しないので気分最悪。これが買い忘れたNP-BNCJ変換プラグだ!! でも買ったゼ!! そのついでに買ったのが隣の6個LEDチカチカ基板だッ!! ついでに買ったモノに必要な部品を買い忘れるので、パーツ買い出しが無限に続く予感。


とろ様的に必須パーツである猫草を買い忘れられてムカついている感じのとろ様。すいません。

やっぱり秋葉原はおもしろい

やっぱり秋葉原はおもしろい

2008年3月28日 11:00

 なんか最近、秋葉原を散策しがちな俺。と言うよりも、秋葉原に通いがちだったりする。

 20年くらい前は秋葉原漬け的にアキバ通いしていたんですけど、Windows 2000とか前後でしょーか、の頃からあまり行かなくなった。てゅーかネット通販が便利になりまくったので、専ら通販でブツを購入な感じに。

 その後、アニメ勢力がアキバを覆ったとかコスプレとかって話を聞いて、あぁアキバは大きく変わったのだなぁとか思いつつ、やっぱり通販野郎であった。んですけど、ここ数年は年に数度アキバに行くようになった、と思ったら、ここ数カ月は毎週のように秋葉原参拝が続いているのであった。

 てか、アキバ、行ってみると、言われているほどアニメとかコスプレとかって雰囲気じゃないですな。かつてと比べると雰囲気が多少変わったが、まだまだアキバは秋葉原として健在っていうか、そのまま残っているトコロが多々。

 んで、かつてのイメージを持ったりしつつ、さらに欲しい小間物を求めたりしつつアキバを歩くと、これがもー非常に楽しいわけで。アッと言う間に4~5時間。一休みして、さらに散策!! とか思う頃には店舗閉まっちゃったりして。

 でも、駅周辺の風景はガラリと変わりましたな。便利になったりキレイになったりして、それはソレでイイんですけど、「ええっ、ここから見えたあの光景、もうナイのォ!!」というショックも。

 毎週毎週、そんな小さなショックを味わいつつ、同時に、新たな光景に慣れつつ、やっぱり秋葉原はオモシロ過ぎだなぁと思う昨今っす。


サッパリとキレイになった東京・秋葉原駅前。路上で穴あき包丁とかのアイデアグッズを売ってるオジサンは……最近はもう居ないんでしょうか? テレビに行っちゃった!?アニメ方面ショップやメイド方面飲食店は激増したっぽいが、でも、なんつーか電気・電子なショップと巧く棲み分けているという印象。以前と比べると明るい雰囲気の街になったのでは、と思う。


この通りは楽しいですのう。ジャンク店が減ったが、一方で「ああいう店はなくなってるんだろーなー」的なショップが大繁盛・成長していたり。歩き回るほどに楽しめる街であることは変わらない。うっ!! むむむっ!! こういうショップにはちょっと弱い。フツーのパーツショップも、なんつーか和む感じでイイですな。あ、オッサン的なスタンスからですけど。


家から外に連れ出した瞬間チョー怖がったり狼狽したりする拙宅の室内飼い猫様。工具箱の上が大好きだが、工具が多量にある秋葉原は……どうだろう?

英語で取材

英語で取材

2008年2月27日 11:00

東京オートサロン2008会場。熱気&活気においてはモーターショーを上回るとも言われている。プレスデーなのに凄い人出であった。

 もう1カ月半くらい前の話なんですけど、東京オートサロン2008へ取材に行ってきた。そこでもらった携帯電話ディスプレイ拭き拭きグッズ。これを見るたび、英語での取材のコトを思い出す俺なのであった。

 いや、拙者が英語で取材したんじゃナイんすよ。取材中の拙者が、英語で取材されたのであり、これが苦い思い出なのだ。

 ナンかオモシロいモンはナイかな~と、各ブースを取材して回っていた。で、ハンコックというタイヤメーカーにオレンジ色のタイヤが置いてあったので見ていた。すると、ヨン様似の男性がマイク持って近づいてきて「英語話せますか?」と(英語で)話しかけてきた。ので、「ちょっとなら」と(英語で)答えたら……。

 なんか業務用ビデオカメラ持った人が寄ってきて、さらにハンコック社員と思わしきチェ・ジウ似の女性も寄ってきて、口々に英語で何か訊いてくるのであった。なんか「弊社の印象はどうか」とか「ハンコックのタイヤについてどう思うか」とかおっしゃっているもよう。

 ……すすす、すいません!! 印象も何も、きょきょきょ、興味ナシです!! とか思っちゃったのだが、相手は非常に熱心なので、そうは答えずに、「このオレンジ色のタイヤは売り物ですか」とか聞いたりした。

 ら、単にペイントしてあるだけでホントは黒いんだ、と。黄色のタイヤはないんダ、と。でもオレンジはハンコックのコーポレートカラーに使われている、と。これを見てどう思うかね、と。このブースをどう思うか、と。製品はどうか、と。ハンコックをどう思うのか、等々、質問の100倍……とまでは行かないけど10倍返し状態であって、このあたりで拙者はヘロヘロに。

 だって~取材に~来たのに~マイクと~カメラと~ヨン様と~ジウ様に~韓流英語で~迫られたら~、拙者の英会話能力崩壊っス。第一ぃ~、ハンコックの印象って言われてもぉ~、突飛な色のタイヤにプチ興味そそられただけでぇ~、その時点ではハンコックのハの字も知らない俺ってゅ~かぁ~、「英語話せますか」に対する「ちょっとなら」というのは道順説明程度までの“ちょっと”っていうかぁ~。


 結果、黒に黄色で新鮮な感じがするとか力強いとかってコトを、ほとんど単語レベルで答え、疲れ果て、ヘコんだりしていたら、お礼にどうぞとこの拭き拭きグッズを貰ったのであった。あれだけ疲れさせてコレかよ……でも疲れたのは拙者の力不足ゆえ、と思ったらさらにヘコんだ拙者である。

 以後、この拭き拭きグッズを見ると、マトモな英会話ができないと寂しいナとか思うようになった俺ですけど、英語の勉強とか全然せずにナンプレばっかりやってたりするゾ!!

 でも、日本で行なわれたショーなのに、なんで英語で取材してたんだろーか? ハンコック・ジャパンのブースだったから、日本語しゃべれる人絶対居たよな~。……あるいは、やっぱ、拙者、日本人に見えないのかッ!?

こーんなクルマも。見ているだけでも楽しい&驚けたりするので、来年はゼヒ!!こちらは見ているだけで(拙者が)ヘコむケータイ画面拭き拭きグッズ by HANKOOK。


英語より猫語のほーが得意かもしんない俺(凹)。

オルトアールの本

オルトアールの本

2008年1月31日 13:00

 2007年12月に超惜しまれつつサービスを終了した、知る人ぞ知る総合雑談中心ことオルトアール(Alt-R)。拙者もいくつか投稿したりしとりました。

 でまあ、今はナイんですけど、ていうかWeb上のサービスって、無くなっちゃうと何かポッカリと穴があいたような空虚感がある。寂しかったりしますな。さておき、そのオルトアールの本が出てまして。有志の勇士が編集・作成した同人誌である。

 これ、「オルトアール総合雑談中心のほん」って本。拙者、編集・作成した人から1部もらったんですけど、なかなか感慨深いのであった。オルトアールにあったコンテンツそのものを読めるわけではないが、オルトアールの足跡、ページビュー変遷等のデータ、それから主宰の船田巧戦闘機さんインタビュー、あとオルトアール用語等々を楽しめる。

 読者や投稿者を含め、オルトアールに多かれ少なかれ関わった人にとっては、非常に興味深く読めるデータ&情報類ですな。同人誌として少部数売ったらしんですけど、オルトアールのサイトとしての締めくくりのひとつのカタチとしてイケてる本である。

 で、このたびこの本、わりと好評なため&在庫もあるため、ネット通販を開始したとのこと。ココで手に入れられるようなので、かつてのオルトアールなアニキ&アネキたちは、一度見ると楽しいかも。

 てゅーか今時の個人出版って、本自体はモロにどっかのシッカリした版元が作ったようなツクリでキレイ。このオルトアール本を手にした時から、俺もなんか個人出版したいニャーとか思い中。やっぱ本を作るのは楽しいスからねえ。


オルトアールのほん、と、オマケのMy検索君のほん。本+オマケ本で500円だそーです。本の中身。拙者的には用語解説が非常に楽しめた。オルトアールから発生したコトバって多いのかも!?


オルトアールでスタパデイズというコンテンツを書き始めた頃のとろ様と、現在のとろ様。ずいぶんと貫禄をおつけになられた。

同じく、スタパデイズ開始当時のうか様と、現在のうか様。子猫顔から大人フェイスへと、顔が完全に変わりましたな。

DECOチョコ

DECOチョコ

2008年1月9日 11:00

 Watchのくどーさん(担当編集者)から、「DECOチョコ作ったのであげます~」と。ナニそれ? デコ!? チョコ?

 早速調べてみたら、ご存知チロルチョコレートの、カスタムメイドなチョコレートなのであった。

 DECOチョコは、チロルチョコレートの包み紙をオリジナルの写真等で作成・販売してくれるというもので、くどーさん的にお試し作成をしてみて、その画像に拙宅猫の写真を使ったので「試しに作ってみたのでどうぞ~」ということであった。

 てゅーか、これ、モノを見たら拙者も早速作りたくなりましたヨ!! 画像は何を使おうか? 一度の発注は一箱からで、一箱にチロルチョコが45個入っている。45個を同じ画像にしてもいいし、15個ずつ3種類の画像を使ってもいいらしい。

 ところで、このチョコレート食べてみたら、なんかかなり旨いんですけど。チョコレートの中に生クリーム(ホワイトチョコレート?)が入っていて、柔らかめ。なんかこう、意外な満腹感というか満足感がある今時のチロルチョコレートなのであった。


DECOチョコのパッケージ。45個のオリジナル・チロルチョコができるのだ。45個を全部同じ図案にしても、15個ずつ3種類のデザインにしてもいいらしい。


DECOチョコのパッケージモデルさんその1。とろ。アメリカンショートヘアに見えるスコティッシュホールドくん。その2。うか。ロシアンブルーちゃん。

もらいものDVD

もらいものDVD

2007年12月12日 11:11

『高橋敏也の動く!改造バカ一台』のDVD。1枚に20話以上入って2,980円(税込)。各ネタそれぞれ濃いので、観甲斐があるっていうか通して1枚のDVD観るには体力が要る!? 長く楽しめるコンテンツかも。

 インプレスTVに仕事に行ったら“改バカ”のDVDもらっちゃった!! ラッキ!! 『高橋敏也の動く!改造バカ一台』のDVDですな。

 早速最初のほーから観てるんですけど、高橋さん、若いっ!! ちょい前はマッドマックスな感じですな。今も少しマッドマックスなさることがありますが。

 にしてもオモシロいですな。1本1本はそんなに長い番組じゃないんですけど、DVD1枚あたりに20話以上収録されているので、これは非常に良いオツマミになっております。酒の。いや、シラフでも面白いっすよ。年末年始にゼヒひとつ。

 もうひとつ、もらいものDVDがある。こちらはまだ観てないんですけど、それぞれ“ペイパービュー方式”のDVDである。例えばTWENTY FOURとかは1,490円でシーズンの24話全部買えるんスけど、その金額で観られるのは1~6話まで。残りの18話はペイパービュー(支払ってから2週間の期限アリ)。2話で380円となっております。ケータイで専用サイトにアクセスして払えるみたいですな。

 とりあえず全話(を比較的に安価で)買えて、後から観たい分だけ払う。レンタルDVDより手間がなくていいかも。ま、高橋さんのDVDのような“買う人は絶対買う系”のDVDには向かない方式だと思われるが、話数が多くていちいちレンタルするの面倒orタイヘンっつー方面のコンテンツにはペイパービューDVD、イイかもしんない。

ちょいと珍しいペイパービュー方式のDVD。コンビニなんかで売ってるらしい。買うとシリーズの全話とか入ってるけど、観られるのは最初の数話あたり。続きを観たい場合、ケータイで料金支払うと観られる、というシクミだ。猫はDVDを観な……いと思ったら、観ますな。テレビ放送も。時々内容を理解しているのかと思うほど凝視。しかし、猫静止画を猫に見せてもたいした反応はしないなぁと思った。

ヲタク落語でございます

ヲタク落語でございます

2007年8月29日 11:00

ニャニャニャ、ニャンと!! 吉田さんらのグループは、このようなヲタク落語CDまで作っていた!! コミケで売ってみたそうな。なんか楽しそうですのう。

 このエントリのタイトルと同じ件名のメールをいただいた。「もしや!?」と思ったら、やっぱり、ニッポン放送の吉田アナウンサーからであった。

 ナニなに、今度は何を衝動買いしたのかナ!? と思ったら、吉田さん、仲間内で落語をやっているとのこと。YouTubeニコニコ動画でその様子が見られる(演じているのは吉田さんのお仲間)。

 この“ヲタク落語”だが、実に味わい深いっつーかオモシロがれるコンテンツなのであった。古典落語をベースに、内容をヲタク方面(アニメやマンガ)としている。落語の「饅頭こわい」の起承転結で、内容的にはガンダムだったりする。

 古典落語としてもオタクカルチャーとしても楽しめる……とか一瞬思えるが、元ネタとして古典落語もオタク方面も知らないと笑えなかったりするニッチでハードルの高いコンテンツになっている。落語もオタク方面も好きな人なら、かなり笑えるのでお試しあれ。とは言え、ベースとなっている古典落語も、扱われているマンガやアニメも、かなり有名どころなので、誰でも楽しめるかもしんない。

 にしても、プロの噺し家……じゃなくてプロのアナウンサーなのに、なーんでこんなに激隙間産業的なジャンルに真っ向から(趣味で)挑んでいるのかーッ!? と思ったが、あ、あのノリか? と心当たりが。

 4年くらい前に、拙者、スタパバンドとかスタパストリームといったインターネットラジオコンテンツを作ってたんですよ。で、その時に、吉田さんにもご出演いただいた(けど、諸事情により配信せずじまい)。

 さておき、その時、「プロのアナウンサーにフザケた架空のCMを読んでもらおう!!」という勢いになって、そんなふうなニセCMを2本作ったんですな。そのCMの原稿は、以下のとおり。

『この番組は、高機動型ザクのジオニック、リックドムのツイマット、マラサイのアナハイムエレクトロニクス、F-91のサナリー、以上各社に協賛されたつもりで、東京千代田区三番町インプレスをキーサーバに、全世界に向けて配信しています』

『この番組は、爪楊枝からスペースシャトルまで──シャフトエンタープライズジャパン、マニュピレイト・ユア・ドリームズ──トヨハタオート、燃える男の菱井インダストリー、技術の篠原重工、以上各社に協賛されたつもりで、東京千代田区三番町インプレスをキーサーバに全世界に向けて配信しています』

 てな感じ。ガンダムとパトレイバーですな。これ、実際に吉田さんに読んでもらって録音したんですけど、局アナがマジメ&通る声でコレを読むと、ヒッジョーにおもしろいんですよ。ああ聴かせたい~。

 なんつーか、このヲタク落語、全力を注いでピンポイントの人を楽しませる、という心意気において、このニセCMと同じ方向性なんだなぁと納得した拙者ナリ。

久々に読んだマーフィーの法則

久々に読んだマーフィーの法則

2007年8月8日 13:31

 もう20年くらい前だったと思うが、(主にコンピュータ業界で)“マーフィーの法則”が大ブームとなった。「失敗する余地があれば、失敗する」(If anything can go wrong, it will.)てな法則から派生しまくった応用法則群ですな。

 ていうかマーフィーの法則って何? てな場合、“マーフィーの法則”でググればたくさん見つかるので、見て欲しい。

 法則というか、合点の行きにくいorかったりい事柄に対する納得力を発揮するための知恵って感じだが、そのマーフィーの法則の最新版の献本を受けた。『21世紀版 マーフィーの法則』()という本。

 上記、20年くらい前、もうこのマーフィーの法則が大好きで。ゲーム攻略本とか書いたりしてた頃だが、単行本内にゲーマー向けマーフィーの法則コーナーをムリヤリこしらえたりしたほど。ともあれ、マーフィーの法則って今読んでも、やっぱりおもしろいですな。上記書籍の公式サイトでは、人気のあるマーフィーの法則を見ることもできるので、興味のあるかたはヒトツ。

 献本してもらっといてナンだが、拙者的には多量のマーフィーの法則を続けざまに読むのはツラい。短い時間で斜め読みしていくにも、この『21世紀版 マーフィーの法則』の法則数は多いし高密度だ。ま、傍らに置いて、何となく気が滅入った時に開いてパラパラするって感じの本かも。

 でもやっぱり、楽しいすね、マーフィーの法則。ノリ的にシットコムの“笑えるセリフ”みたいなのが多くて良い。てなわけで、疲れた時、ムカッとキた時、ローな気分の時、ランダムにマーフィーの法則をつまみ食いして気を晴らしている最近の俺でした。


『21世紀版 マーフィーの法則』。新旧織り交ぜた多量のマーフィーの法則を楽しめる。フフッと笑える法則多々英語原文も掲載されているので、各マーフィーの法則のモトのニュアンスを知りたい人にもオススメ

百瀬みのり登場

百瀬みのり登場

2007年7月27日 11:00


百瀬みのりさん近影。こーんな顔して、実はちょっとシッカリしたパソコン的造詣をお持ちのお方であらせられた!! てゅーかカワイイですな。

 インターネットのストリーミング映像コンテンツことスタパトロニクスTV。この番組の新アシスタントとして登場した百瀬みのりさんですけど、ちょいと異色なフィーリングのヤングガールであらせられた。

 イベントコンパニオンもするし教壇に立ってパソコンも教えたりもする、という百瀬みのりさん改め“みのり先生”。詳細不明の謎の人だが、拙者的に思うのは、パソコン歴10年以上(だったと思います)の若~い女の子、というあたり。

 このくらい若い世代だと、パソコンやこれに関する事物に対する考え方が、わしら世代とかなり違うことが多い。大雑把に言えば、わしら世代はパソコンが目的というユーザーがけっこー多かった。が、若い世代の方々にとってのパソコンは、目的を果たすためにたまたま使う必要があった一連の道具のひとつ、という印象が強めだ。

 みのり先生の場合、両方あるみたいなイメージ。パソコンを目的とするほどパソコンに注視してはいないが、パソコン自体にある程度強い興味がおありのようである。まだまだ単なる印象なんスけどネ。

 拙者世代のパソコン野郎な観点から冷静に言うと、こういうバランスってイイんじゃないかなぁ、と思う。

 以降、独断と偏見で書きますけど、パソコン超注視型の人は、えてして全体を見失うような気が。木を見て森を見ずな感じに。了見が狭くなりがち!? みたいな。

 一方、パソコンに触れつつも、パソコンを積極的には理解しようとしないというか、むしろパソコンに関して知ることを避ける方向の人は、これまたヤバい気が。言い方は悪いが、自らパソコンの基礎知識を放棄しているように思う。テクノデバイド歓迎派!? てな印象が。

 ま、独断と偏見ってコトですけど。

 さておき、みのり先生の場合、そういった危うさが感じられなくて、なんというか安心なフィーリング。また、話も早い。例えばスタパトロニクスTVでカーナビの回、パイオニアのスマートループの話なんかで、(舞台裏で)カー・プローブの説明をするとスルリと理解する。暗号化ソフトでも、肝心なのはパスワード管理であることをハナから理解している。そういうトコロ、なんかアシスタントさんとして安心だなぁ、と。

 ともあれ、みのり先生、今後も毎週スタパトロニクスTVにご出演ゆえ、拙者ともどもよろしくどうぞ~>視聴者の皆さん。

謎だけど萌え声のさいとーさん (2)

謎だけど萌え声のさいとーさん (2)

2007年6月22日 19:04

 天然アニメ声のさいとーさん。独特過ぎる声を日常的に発するので、そんなに無闇に声を出し捨てするのはモッタイナイ!! というわけで、ラップのリリックをライムしていただくことに。

 曲としては日の目を見る可能性低めのモノなので、まあ半分趣味ってコトでヒトツというノリでの録音である。が、さいとーさんはラップ初体験。なので、拙者もUくん(←熱狂的シンセユーザーにして情熱的作曲野郎)も、「初めてだったらスンナリいくわけないよね」と、録音作業のための時間を長めにとっていた。また、うまく行かなかったらまた後日、という暗黙の了解もできていた。

 が!! スンナリとイッちゃったんですよコレが。スススッと。不思議と。ていうかナゼ? てな感じで、逆に“サクッと済んじゃった理由”を探すほど、問題僅少にて作業終了。

 しかし、当の本人さいとーさんは、収録日も収録前もわりあいビビっていたもよう。打ち合わせメール等では何度も「できなかったらごめんなさい~」であり「大丈夫かなぁ~」であり「自信ないなぁ~」な感じであった。当日も「これでいいんですか~」であり「何度も失敗するので何度もやり直してください~」という雰囲気であった。

 そんな状況を見て思い出したのは、録音とか映像収録を仕事にしている方々が口を揃えて言うコトバ。「自信ありますよ、という人は、現場だとほぼダメですね」と。むむむ!! 深いコトバかも。

 「自信ありますよ」と言う人は、自信があるがゆえ、失敗した場合を想定しないんだそうで。で、いざ現場で失敗しちゃうと、以降はボロボロなんだそうだ。

 一方、「自信ないです、ダメです」という人の場合、失敗した場合を想定する。また、失敗を少なくするための準備を怠らない。結果、自信アリの人よりもずっとズムーズにコトが運ぶケースが多いんだそうで。

 なるほど!! さいとーさん、色々と心の準備してたんですな。「えーっ!! ごめんなさいごめんなさいそーゆーのしてこなかったです~」。ありゃりゃ!?

 そのあたりまでちょっと天然なさいとーさんだが、本業は編集者なのであった。本とかムックとかを作りまくり中。編集者なので、電話でやりとりするケースが多く、その場合はなるべく気合いを入れて普通っぽい声を出す努力をしているとのこと。天然アニメ声オーナーにもイロイロ苦労があるみたいですな。

ラップ収録中のさいとーさん。余裕の表情だが緊張モードである。後ろは厳しいチェックを入れるビンテージシンセマニアのUくん。最近のさいとーさんの(本業の)仕事。実はこのヒト、bean's+(イースト・プレス)の編集長なのであった。風変わりなこけし人形を集めた単行本、KO・KE・SHI人形(ピエ・ブックス)なんかも出している。

謎だけど萌え声のさいとーさん (1)

謎だけど萌え声のさいとーさん (1)

2007年6月20日 11:10

スタジオウー!のさいとーさん。全体的に謎の人だが、日常的に発するその声は超独特。頑張らないと普通の声が出ないらしい。天然アニメ声のお姉さんだヨ!!

 知るヒトぞ知るスタジオウー!のさいとーさん。

 この人のプロフィールは……プロフィールはどういう感じスか、さいとーさん!? と訊いたところ「えー、フツーのOLを経て~、昔週刊誌で漫画描いたけど人気なくてすぐやめて~、編集者になって~、何となくゲーム批評を始めたけど26号くらいで辞めてしまって~、アニメ批評とかも作りましたけど~、3号で辞めてしまって~、その後はAKIRAのDVDの仕事なんかをやったりして~、おもちゃ好きが高じて本を作るために会社辞めて独立して会社立ち上げて~、その本が勢いよく4号まで行ったと思ったらデジキューブ倒産して世間の厳しさにブルブルしつつ~、他にムックや書籍を出したりしてまして~、クアントというおもちゃ専門誌でエッセイ漫画描いてて~、なんとなくプラプラしてるので~、仕事が嫌いで~、何もしないのが好きで~、転がっているのが大好きな性格ということから~、好きなことを仕事にして~、実は~、公私混合甚だしく人生を送っています~」とのことであった。

 さいとーさんを知らない人がこのプロフィールを読むと、わけのわからねえ人、となりますな。拙者もこのヒトに関しては、今もよくわからねえのだが、ひとつ言えるコトがある。

 それは!! さいとーさんの声は天然アニメ声だということだ!! しかも一種の萌えアニメ声!! 電車内でさいとーさんと話をしようものなら、周囲の視線集中必至のユニーク・ヴォイス!!

 あの声はどうにかしたいゼ!! ねぇUくん(←熱狂的なシンセサイザーユーザー)!! と話していたが、ついにソレを実行に移す時が。すなわち、さいとーさんにラップをヤッていただいた。ビートに合わせてメッセージを歌う(つーか喋くる)、の、ラップですな。

 ところで、さいとーさんラップをパソコンで録音したのだが、最近のDTMというか音楽系ソフトウェアは何でもデキちゃいますな。曲作りやラップ録音にはACID Pro 6を使ったが、ループ編集~MIDI入出力~オーディオ録音・編集まで行なえる。一昔前、ACIDといえばループ編集特化型のソフトウェア(というかループ処理以外はイマイチ)だったが、現在のバージョンでは何でも来いのDAWって感じ。

 ACIDを動かしたパソコンは、2年くらい前に買ったDELLのInspiron 9300。現在となってはハイパフォーマンスではなくなったが、十分音楽製作用マシンとして使えている。

 さて、さいとーさんのラップはどうなったかと言うと……(以下、次回)。

何をやってるのかよくわからねえさいとーさんは、このよーな人形も作る。金型から起こして少数生産したらしい。背景の装置を見て「ボタンがいっぱいあってメンドクサそう~」と一蹴するお方でもある。

危うい衝動買いガール (2)

危うい衝動買いガール (2)

2007年6月15日 11:00

 前回からの続き。イイと思ったら一直線であり衝動買い上等でありホントに買っちゃうお姉様こと渡辺さん。レッツノートを買いに出かけてMac買っちゃうほどの、ある種の、達人姐さんなのである。

 仕事現場で見た最新・防水XactiことDMX-CA65を触った途端に「わたし、これ、買う~」と決めちゃった渡辺さん。ちょっと待て、それは(アナタの場合は)アブナイよ、と制止する我々一同。ナゼに渡辺さんを止めるのか? それは……例えばケータイの件。

 渡辺さんは最近、ドコモのFOMA端末であるF903iを購入した。新しいケータイが欲しかったから? F903iがステキだったから? 必要に迫られて? どれも違うのであり、正解は「友達と待ち合わせをして時間が空いたから」であった。

 すなわち、待ち合わせ時刻までに1時間とかあったから何となくケータイを買ったんだそうだ。では、F903iにした理由は? それは液晶が横向きにスイングするから。スイングさせる向きによって機能が変わるから? 迫力のワイドビューでパソコン向けサイトも楽々閲覧できるから? メール本文をよりサクサク入力できるから? どれも違うのであり、正解は「ワンセグが観られると思ったから」なのだ。

 1時間くらいヒマだわ~と思った。ケータイを買おうと思った。画面が横向きだからワンセグだと思った。この瞬発力。この納得力。渡辺さんの衝動をナメちゃイケナイのである。

 ところで渡辺さん、F903iは便利すか? 「え~コレなんか使い方わかんないんですー。前のケータイが良かったなあ。ワンセグも観られないし~」とのこと。もちろん、R.T.F.M.とか「ヒマだからって買うな」とか言ってはならない。また、渡辺様はその程度のことで怒ってショップに文句言ったりするお方ではないのであらせられる。

 というわけで、なるほど、ナゼに渡辺さんのブログが「智子の成長日記」というタイトルなのかがわかったような気がしたように思えたフシがないわけではないが、今後の渡辺さんにもゼヒ注目していきたいと思った。


渡辺智子 with ドコモF903i。「前のケータイのほーが良かったなぁ」って、あの、えーと、いや、それでオッケーです渡辺さん、いや渡辺様!! 今後もガンガン衝動してください!!「あれ? これ自分撮りが」って渡辺さん、その機種はそーゆー機種では……いや、それでこそ渡辺様!! でもキャスターやナレーションをやらせたらビシッとキメるあたりはプロなのだ。衝動買いだけね、ホレ、ね、てなわけでした。

危うい衝動買いガール (1)

危うい衝動買いガール (1)

2007年6月13日 11:00

スタジオでの渡辺さん。毒がなくてニコニコしまくる風吹ジュンという感じですな。

 去年のエントリで渡辺智子さんのコトを書いた。渡辺さん、テレビとかラジオのキャスターとかリポーターとかナビゲーターとかしてる方なんですけど、結論から言えば、かなり急激にテンションが高まって衝動買いとかする女性らしい。

 で、この方に仕事で再会。上記エントリでは、渡辺さん、パナソニックのレッツノートR3を衝動買い!? する? らしい!! みたいなコトになっているが、結果、渡辺さんは買わなかったんですね~レッツノート。ていうか買わなかったからって拙者に謝る必要全然ナイっすよ>渡辺さん。

 さておき!! ところで!! 実は!! 渡辺さんがレッツノートを買わなかった凄まじい理由があったのだ!! それは……レッツノート買おうと思ってたんですってホントは。でも、入ったお店で、一瞬、「凄くカワイイMac」を見ちゃったそうな。その瞬間ソレっていうかMac買ったんだそうだ。

 なるほどMacを選んだんですな。と思った拙者は「そうスか~、実はMacユーザーだったんですか?」とか訊いてみたら、「いえーWindowsですー」と。さらに「だからカワイイMac買ったけど全然わかんなくてー」と。

 スゴい。自分の衝動買い予定をさらに超える衝動買いを敢行。もー自分の状況などお構いなしに、自分の衝動へと一直線。衝動のままに生きる衝動買いガールと言えよう。

 そういう渡辺さんなんで、仕事現場で見た新型XactiことDMX-CA65に対しても衝動的であった。DMX-CA65はイカスんですよ、水中撮影OKであり海水もイケちゃう防水のXactiってコトで拙者は予約購入予定。なのだが、渡辺さんはもーイキナリXacti DMX-CA65に食いつきまくり。またもや「あたし、これ、買う~」と言っていらした。

 のだが、拙者も、その場に居たスタッフも、正直なところ、「ちょっと待ってよ渡辺さん、もうちょっと考えましょうよ」と、渡辺さんの衝動を抑える方向に。いや、Xactiが悪いとかってコトじゃないんですよ。渡辺さんにおいて、今見たばっかりのヒキの強いハードウェアは危険なんじゃないかと。

 というのも……(以下、次回)。

最新の防水Xactiを超気に入ってしまったご様子。アブナイ!! このヒトの場合、仕事が終えたその足で新型Xactiかそれに類似したハードウェアか全然違うモノ等々から何かひとつを衝動的に選んで衝動的に買ってしまう可能性がある!!

今時の歯医者さん

今時の歯医者さん

2007年6月11日 12:22

 何を隠そうこの俺は、現在歯医者のハシゴ中。矯正と虫歯治療を同時に行っております。

 トシ食ったら嘔吐反応(口に器具とか脱脂綿とか入れられるとオエッとなっちゃうあの症状)が激減したようで、昔に比べると歯の治療がラクになった。あとですね、今時的歯医者さんは、治療中に痛いってコトがほとんどない、ように感じる。

 ま、歯科医師にもよると思うけど。親知らず抜いた後に腫れて痛いとか、ずっと口開けててアゴが痛い(つーか疲れた)ってのはあるが、治療中に「イテェ!!」とか思った記憶がない。てなわけで調子コイて口腔内工事積極派と化している次第。口の中が着々と健康になるのはキモチイイのダ!!

 さておき、ここ数年歯医者のハシゴな拙者なんスけど、最近の歯科医院はIT化が著しい? とか思ったりして。治療前後はセンセが端末に向かって電子カルテみたいなの見てるし、先日などは治療予約日を知らせるメールが(治療日前日に)届いた。自動発信メールらしく、患者の予約→コンピュータで管理→治療日前に自動通知、てな処理が行なわれているっぽい。便利ですな。

 ところで、歯科治療中は、何だかんだで歯科関連Webサイトとか読みまくっちゃう俺。なんか色々と疑問がわいたり気になったりするもんで。疑問や興味はお世話になってるセンセにぶつければいいんですけどね。でも、「あの、先生、ちょっとお伺いしたいんですが」とか改まらずに済むので、Webとか見がち。

 で、ちょいと前に見つけたサイトがおもしろかった。グーデンタルという歯科医院検索サイトだが、ここのコラム類がイイ感じ。

 例えば一般歯科FAQ「キシリトールは本当に歯に良いのでしょうか?」。「良い」とは言ってないあたりがシブいですな。「実際のお口の中で起こっているかは不明」あたりもリアル。キシリトール系ガムのCMから受けるイメージとは、ずいぶん違う答えになっていて興味深い。あるいは、コラムの「歯に関するウソ・ホント」。第2回目とか。「食後30分以内に歯磨きを!!」の常識をプチ覆してくれたりして、なるほど、と。

 他の情報も読み応えがあっておもしろいサイトなんだが、更新頻度が低いっぽいのが残念。もっとビシバシと更新して欲しい気持ち。だってもー全部読んじゃったんだもーん。かと言って、こういうリアルっぽい歯科情報サイトって意外なほど少ないし。って、情報ならかかりつけの歯科医師から得ろ、ってか。

歯科医院にて毎週のように目にする風景。この後、椅子が倒れ、ライトが照射され、ディスポーザブルで超薄な手袋をニギニギした先生の顔が近づき……ギャーッ!! てな印象は、かつてのもの。最近の歯医者さんは患者さんに恐怖を与えないゼ!! ……古いタイプの歯医者さんはどうか知りませんが。一昔前は見るだけで(拙者の)具合が悪くなりがちだった治療器具各種。痛い、怖い、緊張、みたいなキーワードとセットで記憶された器具類だったが、今時的歯科医院を体験すると、そんなイメージはなくなる。歯医者通(!?)の知人曰く、「恐怖を与えた時点で歯医者失格でしょ」と。強気の主張だが、患者としては、激しく同意したりして。

ビザビでケース

ビザビでケース

2007年4月9日 11:00

ビザビで買ったという「Piel Frama レザーケース for Nokia E61」。ちょいと便利そう。

 2007年2月16日のエントリで書いた、よくわからねえ女性釣り師兼編集者兼香港マニアの方は、ノキアのE61を買われてからというもの携帯電話マニアになっている。もちろん、ノキアE61を人に見せびらかそうと「このケータイちょっと凄いスよぉ」とバッグから取り出したE61が電池切れ状態だったりして、よくわからねえお方としては相変わらず健在でいらっしゃる。

 で、この方、月に1度ペースで拙宅にいらしてお仕事なさる。今月もいらした。そしてやはり、仕事はさておき、「赤外線通信しましょうよぉ~」とE61を突き出す。携帯電話いじりに目覚めて、さらにIrDAに萌えているのかチミは!! とプチ呆れてたりしたら、唐突に「わたしのE61はケースに入れたまま通信できるんですよー」と、こちらの態度をスルーして新しいグッズを取り出した。

 そそそ!! そ!! ソレはカワイイ!! すなわちE61用の革ケースであった。ビザビで買ったそうで。コレですな。「Piel Frama レザーケース for Nokia E61」ってやつ。

 キュートなケースだったのでジックリ見せてもらったら、その作りがなかなか良かった。確かに、E61の下部(手前)にあるIrDAポートを塞がない構造。また、革製だがけっこーしなやかで、厚ぼったくない。液晶を周辺は、ケース部がだらしなくヘタらないようにか、細かな細工もしてある。……ニャニャニャ!! ソレは欲しいではないか!! 買うし!!

 ていうかチミ、毎度ウチに来て物欲煽るのはよしておくんなさい。それよかチミ、チミの仕事はフィッシング方面じゃないのかね。釣りはしとんのかね釣りは。

「ひひひ、早春の管釣り(←管理釣り場のこと)で爆釣すよ爆釣。ワンキャストワンキャッチ(←ルアーを投げる度に釣れること)!! でも逆にそこまで釣れるとツマ(以下略)」。

 なんだ、やってんのか。

 ていうか携帯電話イジじまくって楽しんで、釣りに行けば爆釣で、そして香港三昧で、なんか羨ましいなぁと思ったりした。でも、つい先日まで死んでまた蘇ってさらに死ぬほど仕事をしていたんだそうで。フリーの立場って、みんな似たようなモンかも。あ、そこでアレか、携帯電話とか周辺機器とか、物欲グッズに走るわけか!?

閉じるとこんな感じ。ちょいとカワイイ。作りはしっかりしている。なんかコレってブランド系のモンなんですか? 内側にちゃんと刻印が押されている。

パワレポ2月号とパワレポ系ムック

パワレポ2月号とパワレポ系ムック

2007年2月26日 13:41

 インプレスのDOS/V POWER REPORTと、同じくインプレスのWindows Vista パソコン自作スーパーブックがオモシロかった。

 Windows Vista パソコン自作スーパーブックは、書名から「Vista向けPC自作指南書!?」と思われる。が、俺が見たところでは、Windows Vistaを非常にわかりやすく解説した“Vista入門書”というイメージだ。

 DOS/V POWER REPORTに関しては、2007年2月号だが、こちらはVistaマシンによさげなパーツを“PCパーツ2007 100選”としてザーッと紹介しまくっている。

 で、結論から言うと、Windows Vista パソコン自作スーパーブックを読んで、DOS/V POWER REPORT 2007年2月号を読むと、んーむ最強に強まったVistaマシンを自作したいカモ!! とか思う。

 一昔前のパワレポやパワレポ特別編集系ムックは、フツーの人にとってはちょっと難しくて堅い内容だった。良かったんですけどね。ただ、アウトラインを掴みつつ短時間で実行に移したい、という読者にとっては……どうだったんだろう? ともあれ、最近のパワレポや特別編集ムックについては、PC系物欲をソソられつつ、最新の技術動向も得られるというあたりで、(俺のスタンスとしては)非常に読みやすいと感じられる。

 たぶん、自作慣れしている人には、DOS/V POWER REPORT 2007年2月号のパーツ紹介一覧はそーんなに大きな参考にはならないかもしれない。Vistaを見据えつつ自作にも慣れているという人には、Windows Vista パソコン自作スーパーブックも、そうかもしんない。

 が、Vistaって、要はどういうコトなの? という人には、Windows Vista パソコン自作スーパーブックはイイ感じ。ある程度自作に興味がありつつVistaにも興味アリという人には、かなりイイ一冊だと思う。で、これ読んで、じゃあ新たに自作してor自分のPCをグレードアップしてVista使ってみたい~、という人には、DOS/V POWER REPORT 2007年2月号の最新パーツ特集が有り難い存在になると思う。

 いやね、VistaってXPから変わったりした機能が多いんですよ。また、どの機能もかなり良くできている。けど、トピックや機能が多いだけに、ネットで調べるのはけっこータイヘン。また、ネットでVistaを調べて、自分でもVistaしてみたい、となった時、さて、どういうパーツが……てなコトを調べるのもタイヘンですな。そういう意味で、上記2冊に価値を感じる人がけっこー居そうな気がするのだ。

DOS/V POWER REPORT 2007年2月号。PCパーツ特集がちょいと便利。ていうか現在もなお“DOS/V”であるあたり男らしいが、その意味・ニュアンスを知る人はどのくらいいるのだろう?Windows Vista パソコン自作スーパーブック。Vista対応自作PCの情報も多いが、それ以上に「Vistaって何?」という疑問を氷解させる記述が多くてナイス。

回路作りと糸巻きの年末年始

回路作りと糸巻きの年末年始

2007年1月9日 13:24

明けましておめでとうございます……ていうか、すすす、すみません!! 年賀状(の画像)は作ったものの、まだ1枚も送っておりません!! 年賀状書かなきゃ、と思ったら新年恒例〆切ラッシュにて、あうあうあうあう。とりあえずこの画像にてご挨拶ってことでひとつ。

 えー、時期が遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年もひとつよろしくお願いします~。

 かく言う拙者、年末年始、ナニをしていたのかと言えば、非常に久々に特に何もしていない年越しであり、あ、年越ししたのかってコトにも無頓着であるほど、なんにもしなかったと言えよう。静かな暮れであり、静かな正月を迎えたりした。

 でも完璧に何もしなかったわけではなく、何となく手近なモノをいじって遊んだりしていた。

 ひとつは、マイキット150。昭和の電子回路実験キットなんですけど、その復刻版が出ていたので去年買ったいじくったんですけど、あ、アレはおもしろかったなぁということで年末年始に回路作り……というか説明書見つつの配線作業。淡々と、地味に、ある種のつまらねえ回路を作って「ふーん」とか思って過ごした。

 もうひとつは、去年から今年にかけての日課的作業になっているフライタイイング。フライフィッシングに使うフライ──毛針の自作ですな。これを始めた当初は、もー絶望的にヒドいデキのフライが製造されてしまったモンであるが、何となく続けていると、徐々にタイイングのコツがわかってきて、最近では多少マシなフライが巻けるようになった。

 マイキット150で遊んで、フライタイイングしてた年末年始だなぁ、と現在思い返すと、なんかこのふたつのコト、作業中の精神状態が似ているような気がした。ま、地味で淡々とした作業なんですけど、作業員としての心情は決して地平線のように平坦なわけではなくて、“出来上がり”を想像したり期待したりと案外エキサイティングでもある。外見的には非常に地味ですけど。

 俺的オモシロさにおいてはマイキット150よりもフライタイイングなんですけど、普通な人的観点に立つと、マイキット150はけっこーオススメ。実験というか回路作りというか、その経験自体がちょっと楽しい。同じような製品で電子ブロックがあるが、これよりも汎用的だし扱いやすさの点でも上なよーな気がするマイキット150であった。

学研のマイキット150(復刻版)。木箱に回路実験セットが一式詰まっている。この木箱だけでもイイ感じスよ。暇潰しにイジり始めると向上心や好奇心がわいたりして愉快である。拙者のタイイングテーブル。5年くらい前に衝動買いしたDYNAKINGのバイスがフライタイイングに超便利であることが判明。って元々フライタイイング用バイスなんですけどね。こないだまでラバジ作りに使用していた(モッタイナイ!?)。

クルマで液晶

クルマで液晶

2006年11月6日 09:00

使用中のパイオニア・サイバーナビ。ナビ業界の人は“サイバー”って呼んでるみたいですな。「サイバーは自車位置精度高い」とか「サイバーはアンプ部が……」とか。ヘンな感じ。でも超便利

 このよーなニュースを読み、なんかモヤモヤした疑問が再浮上した俺なのだった。いや、モヤモヤした疑問再浮上の前に、こういうカッコ良さげな液晶がクルマに搭載されまくったらイイ感じだろうなぁ、と思ったり。

 以前からパイオニアのサイバーナビを使っている俺。もうカーナビが無いとどこにも行けないかもしんない。そして精度・反応速度ともに高く速いサイバーナビ最高!! とか思っているわけだが、去年あたりだっけか、サイバーナビにあるオプションを装着してから、さらにサイバーナビっていうかカーナビっていうかそのオプションの機能ナシじゃクルマ乗りたくなぁい!! と思うようになった。

 そのオプションとはバックカメラ。コレがあると、駐車場へケツからクルマ入れる時を始め、クルマの後方を確認するときに大変ラクであり安全であり正確でありバッチグーなのである。ETCと同様、現在の俺的カーナビライフには欠かせないハードウェアとなった。

 サイバーナビのバックカメラは、(他のナビ純正のバックカメラも同様だと思うが)ギアをバックに入れるとカーナビ画面にクルマの後方が映し出されるというもの。車輪止めがなくても壁に超ギリギリまでクルマのケツを接近させて駐車できたりする。安全のためにもナイス。非常に便利なので、アナタもゼヒ!!

 ところで、シャープの液晶なんですけど、キレイなんですけど、バックカメラ用途なんかにも使えるって書いてあるんですけど、俺としては!! ゼヒ!! 後方左右の映像を車内で確認できるようなシステムを作って欲しい!! ていうかサイドミラーやバックミラーの代替えとして使える表示システムを、ぜひ。

 とは思うのだが、バックカメラ以外に、後方確認用の液晶表示装置って無くないですか? もしかして、法律上、バックミラーとサイドミラーは鏡もしくは鏡と同様の機能を有し電気を必要としない装置でなければならない、とか決まりがあったりするんでしょうか? 鏡よりも映像のほうがいいような気がする俺。

 特にそう思うのは雨の日。サイドミラーもバックミラーも雨粒がついたウィンドー越しに見るわけで、見づらい。またサイドミラーの場合、それ自体に雨粒がついて超見づらい。これが夜だったりするとクルマのライトの光くらいしか見えませんな。

 あと、昔と違ってドアミラーでしょ最近。左側のサイドミラー見る時、けっこー危ないと思う。ナビの画面見るより危険なフィーリングですよええ。だからある程度左側まで見えるワイドなバックミラーを使用中の拙者である。

 ともあれ、クルマの左右や左右後方を全体的にカバーして映像として見る、というシステムはナシなんでしょうか? 全然話は違うんスけど、キヤノンのIXY DIGITAL 900 IS使ってて、そのフェイスキャッチテクノロジーなんかを見ると、周囲のクルマを電子的に認識することとかデキそうなもんだ。電子的に認識したうえ、周囲のクルマや人や自転車を強調しつつ液晶画面に表示してくれたら、もっと快適だし安全なんじゃないだろうか、とか思う。

 てな話をクルマ好きの人に言うと、プチクルマ好き程度だと「電装系故障したら運転できないじゃないスか」と言われ、本格的にクルマ好きの人に言うと「だよねえ、どうせコンピュータ制御なんだし、鏡で後ろ見るのも原始的だよねえ」とか返ってくる。あと古風なクルマ好きに言ったら「カーナビからして邪道」と言われたなぁと思った。

キヤノン製デジカメでDIGIC IIIが搭載されているモデルで使えたりするフェイスキャッチテクノロジー機能。カメラが被写体となる人の顔をリアルタイムで追い続け、顔の部分にピントや露出を合わせたりしてくれる液晶つながりで、最近ヒジョーに気に入っている魚群探知機ことHONDEXのHE-57C。バス釣り専用魚探で、本体+トランスデューサー+水温計+取り付け金具等込みで4万円を切る実勢価格なのだ。カラー魚探でこの価格でパーツ類全部付きは安いっスよ。バス釣り専用とは言っても、フツーに湖の釣り全般に使えそうだ