スタパ齋藤の「スタパブログ」
何かと便利な熱収縮チューブ
(2015/12/7 06:00)
好きっていうか便利に使えていて気に入っている電器部品っていうか電器部材の「熱収縮チューブ」。「スミチューブ」と呼ばれる住友電工製が有名で、このため、熱収縮チューブ全般のことをスミチューブと言ったりもします。調べてみたら、ヘラマンタイトン製のものは「ヘラチューブ」じゃなくて「ヘラシュリンク」だそうです。
熱収縮チューブは、電線のつなぎ目の絶縁や保護とか、コネクタと電線のつなぎ目の絶縁や保護などに多用される「熱すると細く縮むチューブ」です。チューブ内に通した電線など対象を、チューブがキュッとシュリンク&ラップする、みたいな。何かと便利なので多用しています。
たとえば「ケーブルを見分けるため」に使っています。どちらがプラスかどちらがマイナスかを見分けるためなどですな。ケーブルのプラス側に赤い熱収縮チューブを装着しておけば、一見して極性を見分けられて便利です。
先日は熱収縮チューブを「USBケーブル分類」のために使いました。充電専用とかリバーシブル端子などのUSBケーブルなどを購入したので、ドレがドレだっけ? 的な状態に。これを解消するために熱収縮チューブを使って色分けしました。なかなか便利。
ただ、熱収縮チューブは文字通り熱により収縮させるチューブです。通常はヒートガンの熱風を当てたり、炎で軽くあぶったり、ハンダごてを近づけて収縮させる人もいます。ともかく、かなり熱することになりますので、加熱時には火傷などに十分注意してください。また、チューブに通したケーブルなど対象を溶かしちゃった! 的な加熱ミスにもご注意を。
なお、熱収縮チューブは用途や目的により素材や収縮率など特性から選ぶのがいいんですが、電気と関係ないちょっとした用途で使うなら何でもOKかも。素材や収縮率には大してこだわらないという場合、ネット通販で買いやすい値段の「熱収縮チューブのセット」が多々見つかります。
ワタクシが最近買ったのは、Summitlinkの「328個 熱収縮チューブ 5色 8サイズ チュービング ラップ スリーブ セット コンボ」。328本の熱収縮チューブのセットで、Amazonで1106円でした。直径は1mm/2mm/3mm/4mm/6mm/8mm/10mm/14mmのものが入っています。8mm/10mm/14mmが長さ8cm、他は長さ4cmのようです。色は、赤/黄/黒/緑/青ですが、直径によって含まれる色が違ったりして若干統一性がありません。でも1セットあるとイロイロと汎用できると思います。