スタパ齋藤の「スタパブログ」

 発売後から「これはイイ」と大人気っぽいリコーの「THETA S」。シャッターボタン一押しで周囲360度の静止画や動画を撮影できちゃう全天球カメラです。最新型「THETA S」は、静止画も動画も前モデルより高画質化していてジョリーグッド! ワタクシも予約購入して使っております。

 ところがある異変が。充電がうまく行かない……というか、特定の充電器だと充電できないんです。

 ワタクシの場合、Anker製のUSB-ACアダプタやモバイルバッテリーの一部で、「THETA S」への充電ができません。充電器関連は主にAnker製品を使っているので、他のモバイルバッテリーやUSB-ACアダプタの情報は僅少なんですが、パナソニック製のモバイルバッテリーは充電可能でした。ノーブランドのUSB-ACアダプタでも充電できました。

 なぜかは、わかりません。ともあれ、この症状、ネットを検索すると散見されます。

 なお、解決方法は見つかりました。「THETA S」へ充電できない場合、「充電専用」のUSBケーブルを使うと充電できます。また「USB 電源スイッチ」の類を使えば、普通のUSBケーブルでも充電できます。

 ちなみに、ワタクシが試してOKだった具体的な製品は、充電専用USBケーブルがルートアールの「スマートフォン・タブレットPC対応 超急速充電microUSBケーブルシリーズ [RC-UHCM10R]」。USB 電源スイッチとしては、エスエスエーサービス(SSA Service)の「USB充電/転送切替スイッチ付コネクタ / SUAM-KSAF」です。

 実際この症状を発見したのは、富士山のふもと河口湖の湖上です。「THETA S」で撮りまくってスマートフォンに転送しまくっていたら、「THETA S」のバッテリー残量が僅少に。そこでモバイルバッテリーを使って充電しようとしたら、充電不能。「ええっ……そんな!」とショックでした。

 そこで急いでクルマに戻り、クルマのシガーライターソケットにAnker製のカーチャージャー(クルマのバッテリーを電源にするUSBチャージャー)を挿し、そこから「THETA S」に充電しようとしたら、あらココでも充電不能! 湖上も車内も充電不能でデュアル・ショーック! みたいな。

 いや~でもビックリしましたよ~。Anker製品サイコー! とか思っていたら、まさかの「THETA S」へ充電不能。まあAnker製品の一部機種ではありますが、なんだか信頼が揺らいだ感じ。

 今後は、モバイルバッテリーやUSB-ACアダプタそれから充電される側の機器も、出先で使う前に、自宅で一度テストしてから出掛けようと思います。ともあれ「THETA S」に充電できないという場合、上記方法を試すとデキるかも、的な。

リコーの「THETA S」。周囲360度を撮影できるカメラで、撮った静止画や動画はスマートフォンに転送して専用アプリで見ることができます。全天球映像は楽しいです♪
「THETA S」で撮った全天球静止画(の一部)。専用アプリ上では実際は見る方向や見える範囲を自由に調節できます。動画の場合、再生中にソレができ不思議な世界。
うかちゃんは周囲360度見えると落ち着かないです。ぼぼぼ、ぼくも周囲360度は落ち着かないからシーバと猫缶とあと猫草を食べさせてくニャさい。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。