スタパ齋藤の「スタパブログ」
フラデバでバホバホ!?
(2014/6/25 06:00)
最近、暇さえあれば釣りに行っている俺。淡水の釣りオンリーだが、いろいろな釣り(釣法)をする。最近とくに多いのは、フライ(毛鉤)によるブラックバス釣りだ。
5年くらい前、山梨県は河口湖にてフライを使ってバス釣りをしたが、そのときにフライの効果を知った。ブラックバスが水面を意識しているとき、つまり水面近くを泳ぐ小魚や、水面に落ちる虫などを食べようと意識しているときは、ドライフライ(浮く毛鉤)がブラックバスをよく誘うことがわかる。
たとえば、イワイミノーという有名なブラックバス釣り向けドライフライがあるが、これをポトリと水面に落とすと、ブラックバスがイワイミノーを見に来るのだ。どこからともなく現れたブラックバスが、浮かんでいるイワイミノーの間近まで来る!!
その光景は見ているだけでおもしろい。好奇心旺盛な猫みたい。そしてたまに、ブラックバスがイワイミノーをパクリ!! と、くわえるが、なかなかノらない(釣り針が口に掛からない)ことが多かったりもする。
でも、そんな時期のフライによるブラックバス釣りは、「食い気のあるブラックバスはちゃんといる」ということがわかり、モチベーションが長く続く。また、フライを投げる動作も楽しかったりするので、飽きずに釣り続けられたりもする。
うまい時期にフライでバスを狙うと、ドライフライにバホバホとブラックバスが食いつく。フッキングに至る(魚の口に針が掛かる)かどうかは別として、水面を割って飛び出る魚に興奮の連続なのである。
てなわけで、最近もまたフライによるバスフィッシングを。ちなみにこの釣法は、日本では「フラデバ」と呼ばれているようだ。「フライでバス」の略っぽいが、「フラデバ」というバス釣り用フライロッド(毛鉤を投げるための釣り竿)もあるので、何が語源か知らず。すまんす。
最近は千葉県方面でフラデバを。ただ、まだ一尾も釣れていない。一瞬釣れそう……になったが魚から針から外れた、てなコトばかり。バラシまくりである。バラシ名人になりそうでイヤンな予感。