OLYMPUS Studio は快適か!?

2007年1月15日 09:00

 去年からオリンパスのOLYMPUS Studioというソフトウェアを使い始めた。

 OLYMPUS Studioは、オリンパスのデジ一眼と組み合わせて使う、えーと、イロイロできるソフトウェアなんですけど、例えばRAWデータ現像とか歪み補正とか、画像に対する細かな処理ですな。で、拙者が買った目的は、カメラコントロール機能に期待して、である。

 例えばE-330とOLYMPUS Studioを組み合わせると、E-330とパソコンをUSB接続できる。で、パソコンからE-330の各種設定をしつつ、パソコンからシャッターを切ることができ、撮影した画像をパソコンに自動転送することができる。パソコンの画面をファインダー代わりに、ってトコロまではできないが、パソコンからE-330の多くの機能をコントロールできるんですな。

 期待したのは、室内でE-330による小物撮影をした時、撮った画像がサクサクとパソコン側へと自動転送されたら超便利でしょ!! ということ。若林師匠がこれとほぼ同じ方法で多量のブツ撮りをしつつ「データ転送が自動だからラクだよぉ~」と仰っていたので、E-330でも試してみたかったのだ。ちなみに若林師匠はニコンのデジカメで撮影画像自動転送をやってましたヨ。

 結果、ラクはラクですな。ただ、E-330とパソコンがUSB接続になるので、低圧縮・大サイズ画像の転送はキツめ。撮る毎に少々待たされる。ので、テンポ良くは撮影していけない。でも、画像サイズを小さくすればそれなりに快適に使える。

 何と言っても便利なのは、撮影した直後、そのままパソコンの画面上で結果を確かめられること。失敗を減らせるし、露出値等の微調整をする際の大きな手助けになる。メモリカードから画像を転送する手間もなくなるので、使い慣れれば作業効率がグッと上がる。

 ま、単純に便利っス。だけど、やっぱ、E-330につながるコードが1本増えるのは残念。わりと小さい残念感がずっと続く。とか考えていると、キヤノンのワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E1が急激に欲しくなり、E-330でブツ撮りすんのやめてEOSデジタルでやろうかなぁとも思ったりするが、このトランスミッターったら、じゅじゅじゅ14万円。んーむむむ……。

OLYMPUS Studioの表示例。オリンパス製デジ一眼に対応した統合型ソフトだ。単に画像を閲覧することから、詳細なデータ参照、RAW現像等々が行える。もちろんカメラ本体やレンズのファームウェアアップデートもデキる。OLYMPUS Studioの機能の一部となっているカメラコントロール。PCからオリンパス製デジ一眼を操作することができる。撮影と同時に画像をPCへ転送・確認することもできる。使い慣れるとかなり便利だ。