回路作りと糸巻きの年末年始

2007年1月9日 13:24

明けましておめでとうございます……ていうか、すすす、すみません!! 年賀状(の画像)は作ったものの、まだ1枚も送っておりません!! 年賀状書かなきゃ、と思ったら新年恒例〆切ラッシュにて、あうあうあうあう。とりあえずこの画像にてご挨拶ってことでひとつ。

 えー、時期が遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年もひとつよろしくお願いします~。

 かく言う拙者、年末年始、ナニをしていたのかと言えば、非常に久々に特に何もしていない年越しであり、あ、年越ししたのかってコトにも無頓着であるほど、なんにもしなかったと言えよう。静かな暮れであり、静かな正月を迎えたりした。

 でも完璧に何もしなかったわけではなく、何となく手近なモノをいじって遊んだりしていた。

 ひとつは、マイキット150。昭和の電子回路実験キットなんですけど、その復刻版が出ていたので去年買ったいじくったんですけど、あ、アレはおもしろかったなぁということで年末年始に回路作り……というか説明書見つつの配線作業。淡々と、地味に、ある種のつまらねえ回路を作って「ふーん」とか思って過ごした。

 もうひとつは、去年から今年にかけての日課的作業になっているフライタイイング。フライフィッシングに使うフライ──毛針の自作ですな。これを始めた当初は、もー絶望的にヒドいデキのフライが製造されてしまったモンであるが、何となく続けていると、徐々にタイイングのコツがわかってきて、最近では多少マシなフライが巻けるようになった。

 マイキット150で遊んで、フライタイイングしてた年末年始だなぁ、と現在思い返すと、なんかこのふたつのコト、作業中の精神状態が似ているような気がした。ま、地味で淡々とした作業なんですけど、作業員としての心情は決して地平線のように平坦なわけではなくて、“出来上がり”を想像したり期待したりと案外エキサイティングでもある。外見的には非常に地味ですけど。

 俺的オモシロさにおいてはマイキット150よりもフライタイイングなんですけど、普通な人的観点に立つと、マイキット150はけっこーオススメ。実験というか回路作りというか、その経験自体がちょっと楽しい。同じような製品で電子ブロックがあるが、これよりも汎用的だし扱いやすさの点でも上なよーな気がするマイキット150であった。

学研のマイキット150(復刻版)。木箱に回路実験セットが一式詰まっている。この木箱だけでもイイ感じスよ。暇潰しにイジり始めると向上心や好奇心がわいたりして愉快である。拙者のタイイングテーブル。5年くらい前に衝動買いしたDYNAKINGのバイスがフライタイイングに超便利であることが判明。って元々フライタイイング用バイスなんですけどね。こないだまでラバジ作りに使用していた(モッタイナイ!?)。