スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

カードが3枚入るiPhoneケースをアレコレ購入!

カードが3枚入るiPhoneケースをアレコレ購入!

 まだまだ使うゾ! iPhone 6s Plus! というコトで、iPhone 6s Plus用ケースを新調することにしました。

 てゅーか、これまで使っていたケースが壊れ気味なんですな。使っていたのはbellroy(ベルロイ)の「PHONE CASE - 3 CARD」で、公式製品情報ページはコチラ。バックナンバーにて書いたレビューはコチラです。カードが3枚入るジャケットで、非常に都合良く使えておりました。

bellroyの「PHONE CASE - 3 CARD」。内部にSIMカード×1枚、背面にクレジットカード×3枚が収まるハードジャケットで、iPhone 6/6s/6 Plus/6s Plus用があります。
脱着が非常に硬いケースなので、ボタン部分をカットして脱着を容易に改造。さらにストラップホールをあけたりして改造して使っていました。が、iPhoneを多う樹脂部分が徐々に割れてきてしまったので、別のケースを買うことに。

 イイ感じで使えていたケースですが、改造したり頻繁に脱着したりしていたら、周囲の樹脂部分にヒビが入ってきました。ヒビが入ったのはもう何度目かで、ヒビが入るたびにその部分をカット&整形してきましたが、そろそろダメかも、と。てなわけでiPhone 6s Plus用ケースを新調しました。

イロイロと検証してみたかったので、良さそうなケースをバババッと買ってみました。そのうち、かなりイイ感じだったのが右写真の2品。UAG(URBAN ARMOR GEAR)ブランドの耐衝撃ハードジャケットと、オウルテックの「iPhone6s Plus/6 Plus用 コインケース付 手帳型ケース PU カードポケット付」です。

 最終的には上の写真のオレンジ色のハードジャケットに落ち着いた感じ。ともあれ以降、それぞれのケースについて見ていきましょう。

なぜ「カードが3枚入る」なの?

 本題に入る前に、ちょっと。今回選んだiPhone 6s Plus用ケース類は、条件として「カードが3枚入ること」としました。ナゼかというと、カードが3枚(以上)入るスマートフォンケースは、ワタクシにとってナニカと都合がイイからです。

 もう非常に単純な話なんですけど、カードが入るスマートフォンケースを使うと、「常時携帯の必要があるカード」をだいたい「必携」できるからです。人によるとは思いますが、出掛けるときに家に財布を置き忘れることはあっても、スマートフォンは忘れないって人は少なくないと思います。ワタクシもそうです。

 前述の「壊れつつあるbellroyのiPhoneケース」には、カードポケットがありました。ソコにワタクシ的必携カードである、免許証、事故時に必要なカード、Suicaあたりを入れていました。結果、財布を家に忘れても、特に問題ナシな感じ。スマートフォンさえ持って出掛ければ、クルマやバイクを運転しても免許不携帯にならないし、事故のときの連絡も即取れるし、電車やバスに乗れるしコンビニで買い物もできるというわけです。

前述の「壊れつつあるbellroyのiPhoneケース」の使用例。裏面に免許×2種とSuicaを、内部には任意保険のカードや現金を入れていました。携帯が必須のカード類がスマートフォンと一体化する感じなので、「スマートフォンさえ持って出ればなんとなかる」という安心感があります。

 まあ、必要なモノを一式まとめて持って出るだけの、当たり前の話ですが、必要なモノ一式が一体化していると、うっかりの物忘れもなくなるというわけです。……スマートフォンを置き忘れたら「全部丸ごと置き忘れ」になるというリスクもあるにはありますが。

 そんな理由から、「最低でもカード3枚くらいは入るiPhoneケースが欲しいナ」と考えたわけです。というわけで、ようやく、以降、カードが3枚(以上)入るiPhoneケースのレビューです。

安心感アリのカードホルダー付きケース

 まずは、UAG(URBAN ARMOR GEAR)のケースから。モノは「UAG スマートフォン用カード収納ケース」です(公式製品情報ページはコチラ)。非常に高い耐衝撃性がありつつ、背面にクレジットカードなどが最大4枚まで収納可能です。Amazonにて4482円で買いました(Amazon.co.jpへのリンクはコチラ)。

素材は内部やバンパー部がTPU(熱可塑性ポリウレタン)で、オレンジ色の表面部がPC(ポリカーボネート)。かなり頑丈です。「落下高さ122cm落下方向26方向(8角、12稜、6面)の製品落下試験をクリア」しているそうです。
iPhoneを入れた様子。ケースはiPhone 6s Plus×2台分以上の容積があります。背面の扉を開くと、カードが4枚程度収まる凹みがあります。
扉内部には、一般的な厚みで凸凹刻印のあるクレジットカードが4枚収まりました。iPhone収納部側にも、紙幣や紙のカードなど薄いものなら数枚収めることができました。扉裏面に情報を印字したラベルなどを貼るなどしても良さそうです。

 ワタクシ的には必要十分な「カードや紙幣の収納量」があり、また、ゴツめ厚めではありますが、iPhoneをガッツリ保護してくれる安心感も好印象。背面の凹みに入れたカードは軽くホールドされるので、扉を開いたときにカードが落ちる心配も少ないと思います。今回買ったうちで、最も気に入れたケースとなりました。

 ちなみに、このケースのサイズは短辺84×長辺163×厚さ18.5mm。短辺と長辺はそんなに大きくありませんが、厚みがけっこーあります。iPhone 6s Plusの厚みが7.3mmですから、その約2.5倍。iPhoneの薄さが完全にスポイルされてしうのが難点です。

 さらに難点を挙げますと、背面の扉の開閉がけっこう硬いです。ので、頻繁に使うようなカードを入れておくと、出し入れ時にいちいち面倒だと思います。あるいは、強引に開閉し続けていると、扉を閉じておくツメ(2つある)が折れるなど支障が出るような気がしなくもありません。

 もうひとつ、ケースへのiPhone脱着も硬いです。他にもUAGブランドのハードなジャケットを使っていますが、このケースはとりわけ硬く、「iPhoneが歪まない?」くらい脱着が硬いです。頻繁に脱着するような使い方だと、けっこーストレスを感じると思います。

 でも、iPhoneジャケットとしての安心感は抜群。余裕をもってカード類を入れられる容量もありますので、少々難点はありますが、非常に満足して使えております。

高コスパの硬貨入れ付き手帳型ケース

 次に、オウルテックの「iPhone6s Plus/6 Plus用 コインケース付 手帳型ケース PU カードポケット付」(公式製品情報ページはコチラ)。手帳タイプのiPhoneケースで、内側にはカードが最大6枚程度入り、紙幣なども入れられます。さらに外側にはファスナーポケットがあり、硬貨を入れることができます。Amazonにて1737円で購入しました(Amazon.co.jpへのリンクはコチラ)。

オウルテックの「iPhone6s Plus/6 Plus用 コインケース付 手帳型ケース PU カードポケット付」。カメラ用ホール、ストラップホールがあります。iPhoneをセットする部分は樹脂ケースで、手帳型ケースに固定されています。
iPhoneを装着した様子。ごく普通の手帳型ケースで、フラップの留め具はマグネット式です。フラップ部分内側には2つのカードポケットがあり、最大でカード3枚程度ずつ入ります。その下側のポケットには、カードや紙幣を入れることができます。
外側にはファスナー式の硬貨入れがあります。けっこー大容量。開口も広めなので、硬貨、紙幣、カードを混在させても大丈夫そうです。ただし、イロイロ入れると厚みが35mm程度になります。でもまあ、容量のわりにはスマートなイメージです。

 素材は皮革風のポリウレタンで、細部の作りはフツーな感じ。でもコレ、1737円で買ったと考えると、かなりお得感がありつつ、実用性も高いです。しばらく使ってみましたが、特に不満もナシで、コストパフォーマンスが高い製品だと思いました。財布にアレコレたくさん入れないiPhone 6/6s Plusユーザーには良く向くかも、です。6/6s用もあるようです。

 この製品を財布兼iPhoneケースとして使おうかナとも思い、実際にそうしてみたところ、ワタクシ的には「財布として使うにはちょっと容量不足」という印象に。割り切って、常時携帯カード入れ兼iPhoneケースとして前述のUAG製品を持ち、それとは別に財布を持ち歩くというスタイルで使っています。

買ったけど即お蔵入りした2点

 ワタクシ的に気に入れたのは前述の2点ですが、実際は他にも買っています。ので、若干蛇足ですがそれらも軽くご紹介してみます。

 まずはTORUの「iPhone6s Plus ケース 手帳型 ~(※中略)~ 耐衝撃TPUハードカバー [ホワイト]」。Amazonにて1899円で買いました(Amazon.co.jpへのリンクはコチラ)。背面に扉が付いた、ジャケットタイプのケースですな。

素材は、グレーの部分がTPU(熱可塑性ポリウレタン)で、白い扉部分がPC(ポリカーボネート)。シンプルなジャケットタイプのケースです。
背面の扉を開いた様子。凹みに付属のミラーを入れた状態だと、ミラーの上と扉内部に1枚ずつで合計2枚のカードが入ります。ミラーを取り除くと合計3枚のカードが入ります。
バンパー部の出っ張りにより、iPhoneの画面側を下にして机上などに置いても、画面は保護されます。ただ、扉のヒンジ部の作りが華奢で、外れやすくもあります。

 シンプルで扱いやすいケースなんですが、背面の扉部分がビミョーです。ヒンジ部分が細め華奢気味の突起で折れやすそうな感じ。ヒンジは柔らかなTPUに浅く刺さるような感じなので、扉が外れやすかったりもします。また、扉側に差し込んだカードは抜けにくいのですが、本体側の凹みに置いたカードは飛び出しやすかったりも。耐久性と使用時のカード紛失の不安から、全然使っておりません。

 それから、Phenasの「iPhone6 Plus 5.5インチ ~(※中略)~ カード収納 スマホケース (4.7インチ/5.5インチ通用 ブラウン)」。もはや製品名じゃなくて検索用タグの羅列になってますが、Amazon.co.jpへのリンクはコチラです。1550円で買いました。大容量の財布型iPhoneケースですな。

サイズは長辺16×短辺9×厚さ4.5cmくらいです。ファスナー式で、内部は2室。片側がカードやiPhoneを入れるスペースで、もう片側が財布になっています。
iPhoneはスペースに「置くだけ」です。ので、iPhone 6s Plus以下のサイズのスマートフォンでも入ります。頑張ればカードも10枚くらい入ります。財布側も容量たっぷりで、紙幣、カード、硬貨、領収書などが入ります。

 これで1550円はイイかも! もうコレを財布にして、財布にiPhone入れる感じで使っていきたい! 的に、一瞬鼻息荒くこの製品を使い始めたんですが、小銭が財布内で散らばっちゃうという、わりと致命的な難点が見つかりました。小銭入れ部と思われる財布側中央のポケットは、その開口部からファスナーまでの距離が長く、ポケットから小銭が外へ出てしまうんでした。

 また、よく見るとファスナーの金属引手がミョーに大きいし、iPhone側面とファスナー金属が干渉したりも。内側の素材もペラペラで、すぐにボロボロになりそう。そんな感じで、工夫すれば使えるとは思いますが、値段なりという感じ。一気に醒めてしまいました。

 という感じで、以上が「カードが3枚以上入る」ことを条件として買った、iPhone 6s Plus用ケース各種に対する印象です。ケース選びのご参考になれば幸いです。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。