みんなのケータイ

 ケータイ Watchをご覧のみなさま、はじめまして。ブログとモバイルと旅が大好きなフリーランスのブロガー&ライターの島田純と申します。「みんなのケータイ」では、モバイル×旅をメインテーマに書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

搭乗した飛行機

 今回は、マレーシア旅行中に利用したケータイについてご紹介します。

 羽田空港を深夜に出発するエアアジアXの飛行機で、いざクアラルンプールに。エアアジアの使用するターミナル、LCCT(Low Cost Carrier Terminal)内には国際線の到着ロビーに、maxis、CELCOM、DiGiの大手3社のほか、U Mobile、Tune TalkなどMVNOキャリアもカウンターがあるため、SIMカードの入手には困ることは無いでしょう。

 筆者は、maxisのSIMカードを購入し、SIMロック解除したGALAXY S4(SC-04E)で利用しました。SIMカードの代金はRM10(約320円)。このSIMカードは「Social Edition」となっており、Facebok、TwitterなどのSNSサービスが追加料金無しで、5日間使い放題となっていました。

 SNSサービスは使い放題となっていましたが、その他にもGoogle Maps、Skypeなど各種サービスでデータ通信を利用するため、追加でインターネット向けのチケットを購入しました。購入したチケットはRM20(約630円)で、利用可能な日数は7日間(当日+7日間)、データ通信量は1.5GBとなっており、短期の滞在で使うにはかなり使い勝手が良いものと思います。マレーシア滞在中の8日間は、主にこのチケットを有効にしたSIMカードをGALAXY S4で利用しましたが、1.5GBのデータ通信量をオーバーすることはありませんでした。

maxisのSIMカード
追加チケット

 ちなみに、iPhone 5用のnanoSIMは用意されていませんでしたが、サイズの異なるSIMカードを、その場でSIMカッターでカットし、すぐにiPhone 5で使えるようになっています。

 マレーシア滞在中は、現地でレンタルしたバイクでの移動が多く、慣れない道路を走行しましたが、Google Mapsのナビ機能が利用できたため、目的地さえ間違えて設定することが無ければ、どこに行くにも迷うことなく移動することができました。

バイクでランカウイ島を一周。寄り道をしたり休憩をしたりしながら5時間前後でした

 以前は専用のGPSロガーを使っていた移動中のログ取得も「My Tracks」というGoogle製のアプリケーションを利用することで、Androidスマートフォンで簡単に取得できる上に、スマートフォン上でリアルタイムに経路が確認できるほか、Google Earthなどのアプリケーションとも連携でき、旅の思い出を振り返る際にも便利です。

 石野さんの記事でも紹介されている通り、GALAXY S4ではSIMロックを解除した状態で他社のSIMカードを入れてのテザリング利用が可能になり、従来のGALAXY Sシリーズ端末で不満に思っていた点が解消されています。

 しかし、今回のマレーシア滞在中は、バイクで移動中に何度か雨が降ることが何度かあり、そのたびに慌ててGALAXY S4を濡れない場所に収納する必要がありました。国内で販売されているGALAXY Sシリーズは、これまで防水機能に対応した端末がありませんでしたが、海外では防水機能を備えたGALAXY S4 Activeなども登場しているので、今後の防水対応に期待したいところです。