マイマップの作成はスマートフォンのアプリからはできないので、あらかじめパソコンなどでやっておきます。Googleマップの「マイプレイス」から「地図を作成」で地図のタイトルや説明を入力

　もともと方向音痴なもので、スマートフォンの地図アプリは日々の生活になくてはならないものです。ましてや海外となると、そのありがたさは倍増します。年明けから海外取材が続いておりましたが、その際に最も活用したスマートフォンのアプリがGoogleマップでした。

　現在地を確認して最寄り駅を探すことにも使いましたが、何といっても便利だったのは「マイマップ」です。ご存知かと思いますが、マイマップは地図に印を付けて保存し、自分仕様のマップを作成できるGoogleマップの機能です。例えば、気に入ったカフェを何件か保存し、自分用の「カフェマップ」を作るといったことができます。私の場合は、記者発表会の会場をあらかじめパソコンで調べて保存しておき、当日はスマートフォンで表示させて会場までのルートを検索する、という感じで使いました。もちろん、観光したい場所も保存。登録する場所が多い場合は、ジャンル別にマップを分けておけば探しやすくなります。

　目的地をいちいちその場で入力するのは面倒ですし、場所によってはスリにも注意しなくてはならず、スマートフォンの画面を長時間見続けるわけにはいきません。マイマップに場所を登録しておけば素早く目的地を表示できます。

あとは気に入った場所をその地図に「保存」するだけ。メモを加えられるのも便利です

マップアプリのレイヤからマイマップを選んで表示。「検索結果一覧」からはリストで確認できるので探しやすい。

　このマイマップ、残念ながらiPhoneのGoogle Mapsでは未対応。地図の表示はiPhoneのGoogle Mapsの方が好みなので、使えないのが本当に残念です。バージョンアップでぜひ対応してほしいと思います。