バージョンアップで新アプリが追加されるも……

2011年10月19日 06:00
(関口聖)
残り40MBを切ると、アプリの追加や更新ができなくなるようだ

 おサイフケータイの不具合も解消された「MEDIAS N-04C」では、Android 2.3へのバージョンアップと同時に、いくつか便利な機能が追加された。

 たとえば、「ストレージ使用状況の追加」では、設定メニューの「アプリケーション」の下部に、内蔵ストレージの使用分と、残り容量が表示されるようになった。とてもわかりやすくて、大変助かる機能だ。地味なところでは、設定メニューの「端末情報」にある「電池使用量」は、バージョンアップ以前より、細かい表示が行われるようになった。

 さらに独自アプリがいくつか提供されることになった。たとえば通話履歴やメールの内容、撮影した写真を日記風にまとめてくれる「Days」、ソーシャルサービスでの話題を紹介する「Topics」といったアプリは非常に興味深い。また、体重計とにらめっこする機会が増えてきた昨今、歩数計アプリの追加は嬉しい。さらに食事などの管理も可能というアプリ「MEDIAS WELLNESS」はぜひ常用したいアプリだ。

 しかしこれら独自アプリのうち、「MEDIAS WELLNESS」など一部アプリを利用するには、本体ストレージに余裕を持たせる必要がある。「App2SD」というアプリを使って、外部メモリカードへ移行できるアプリは、全て本体ストレージから移動させたのだが、それでも余裕はわずかしかない。そのため、せっかくの新アプリをなかなか利用できないでいるのが正直なところ。なんとなく導入してみたものの、全く使わないアプリを見つけては本体から削除し続けており、近日中には「MEDIAS WELLNESS」の利用を開始したいところだ。