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ドコモの「子育て応援プログラム」に申し込んでみた

ドコモ 子育て応援プログラム

 ドコモが2016年11月1日より「ドコモ 子育て応援プログラム」を提供開始しました。同プログラムは、小学生以下の子育て世帯を対象に、12歳まで毎年子供の誕生月にdポイントを3000ポイントプレゼント、小学校卒業までドコモの提供する「ドコモクラウド」の追加容量50GBが無料になるほか、スマートフォンで撮影した画像が毎月1冊のフォトブックになる「フォトコレクションプラス」の月額料金280円が最大13カ月の間無料となるプログラムです。

 申込条件は、いわゆる新料金プランおよびパケットパックを契約中であること、dポイントクラブ会員であること、12歳以下の子供がいるドコモの契約者であること、となっており、ざっくりと言えば「ドコモの新料金プランを契約しており、12歳以下の子供がいる」と対象になります。なお、プログラム申込のためには子供がドコモの契約者となる必要はありません。

 申込はドコモショップのほか家電量販店などのドコモ取扱い店にて申込が可能となっていますが、ドコモショップ以外の店舗で手続する場合はスマートフォンなどの本体購入時のみ手続が行えます。プログラム申込は子供の誕生月以外でも行えますが、誕生月を1カ月でも過ぎてから申込を行うと、dポイントのプレゼントが翌年の誕生月からとなってしまうため、早めに申込をしておくことをオススメします。

契約者の本人確認書類のほか、子供の母子健康手帳(いわゆる母子手帳)などが必要

 申込時には契約者の本人確認書類と、対象となる子供の年齢や契約者との親子関係または扶養関係が確認できる書類が必要になります。申込が受付される書類の一例としては、母子健康手帳、乳幼児医療費受給者証、住民票、戸籍謄本などがドコモのWebサイトにて紹介されています。

 筆者がドコモショップにて手続きを行ったのはサービスが提供開始された11月1日の午前。サービスの申込受付は開始されたばかりでしたが、プログラムの申込条件を満たした上で必要書類さえ用意しておけば、特にトラブル無く手続を進めることができました。

 子育て応援プログラムは2016年11月よりスタートしていますが、子供の誕生月より前に申込手続を完了させている場合には誕生月の月初に、誕生月の当月にプログラム申込手続を行った場合には、翌月の月初にdポイントが付与されるとのことです。

 誕生月に付与されるポイントはdポイント(期間・用途限定)となっており、月額料金の支払いには充当ができないほか、JALマイルなどへの交換不可、利用期限はポイント進呈月より6カ月後の月末となっており、通常のdポイントよりも用途や有効期限が限定されている点は注意が必要です。

高島屋などの百貨店でもdポイントが使える

 進呈されるdポイント(期間・用途限定)の有効期間が進呈より6カ月となっているため、機種変更を希望する機種がなかったり、月々サポートの適用終了タイミングが合わないなどの理由でタイミング的に機種変更などを行うことが難しく、スマートフォンの購入にdポイントが適用できない方も少なくないことが予想されますが、ドコモの提供する「dポイント」は、コンビニエンスストアのローソンや、高島屋、伊勢丹、三越などの百貨店での買物代金の支払にも使えるため、子供へのプレゼントの購入代金や、家族での飲食代金として使うのも良いでしょう。

 誕生月にdポイントがプレゼントされる以外にも、ドコモクラウドの容量追加オプション無料やフォトコレクションプラスが最大13カ月など、子育てと相性の良いサービスに対する特典が提供されるため、これらのサービスを本格的に使ってみることも検討しましたが、携帯電話事業者の本業とは言えないサービスが長期間に渡って提供および改善されていくことにどうしても懐疑的になってしまうため、これらのサービスは積極的には利用しないことに。

 dポイント進呈、ドコモクラウドの容量追加、フォトコレクションプラスが無料で使える3つの特典がセットになっている子育て応援プログラムですが、ドコモクラウドやフォトコレクションプラスなどのサービスを利用しない場合は申込をしなくてもOK。その場合は子供の誕生月にdポイントプレゼントのみが進呈されます。

 ドコモ 子育て応援プログラムの特典は、申込手続さえ済ませておけば自動的に適用されますので、対象者の方はお子さんの誕生月の前(遅くとも誕生月の月末)までにプログラムへ申込するのを忘れないようにしましょう。