みんなのケータイ

スマホのようにブラウジングできる「タッチクルーザーEX」に感動

【AQUOSケータイ SH-06G】

「AQUOS ケータイ SH-06G」のBlue Greenカラーは色鮮やか

 筆者は、現在メイン端末であるalcatel IDOL 3に、格安SIM「mineo」DプランのSMS付きSIMを挿入し、使用しています。「あれ、電話はどうするの?」と疑問が浮かぶかもしれませんが、電話は、NTTドコモの3Gフィーチャーフォン「SH-07F」を使用しており、いわゆる“2台持ち”をしています。1年ほど前に契約したのですが、ものすごく愛着が沸いています。そういえば、もとを辿れば、筆者が初めて手にしたケータイは高校入学時に親に同伴して契約してもらった、auの3Gケータイ「SH005」でした。あの時は、自分の電話番号を持てることが嬉しくて、しかも友達とメールができて、ワンセグが見られて……話すとキリがありません。

見やすいメニュー画面

 ここ最近はスマートフォンばかりに目が行ってしまい、ワンセグを視聴する際に操作する程度で、あまり接していませんでしたが、家電量販店の携帯電話コーナーが大好物な筆者は、IDOL 3に続き、今回取り上げる「AQUOS ケータイ SH-06G」に、思わず一目惚れしてしまいました。デザインが好みだったのです。そして30分悩んだ末、見送ったら後悔するだろうと思い、契約に至りました。

 「AQUOS ケータイ SH-06G」は、いわゆる“ガラホ”と呼ばれるAndroidをベースにした3Gフィーチャーフォンで、スペックは3.4インチのqHD(540×960ドット)で、メモリーは1GBと、フィーチャーフォンとしては必要十分なものとなっています。

 機能としては、これまでのフィーチャーフォンと同様に、赤外線通信やワンセグも視聴できるなど、日本向け機能も搭載しているにもかかわらず、執筆時点では、新規契約・MNP契約は端末購入サポート適用で一括0円で契約できるお買い得な端末です。今回、筆者が購入したのはBlue Greenのモデルで、エメラルドのような彩色の端末になっています。

フィーチャーフォンの基本機能は網羅、LINEも利用できる
Android OSがベースであることが見てとれる

 この端末は、前記のようにAndroidベースのフィーチャーフォンであるため、スマートフォン向けサイトを閲覧でき、さらにキー部分にセンサーが搭載されており、タップやスクロールといった、スマホさながらの感覚でブラウジングなどができる「タッチクルーザーEX」を搭載しています。この機能に、筆者はフィーチャーフォンの進化をひしひしと感じています。時々ブラウジングの際に、タッチクルーザーEXを利用していますが、普段スマートフォンにどっぷり浸かっている筆者でも、スマートフォンの操作と大差ない感覚です。

ブラウザを開くと、スマホ向けサイトが表示される
「タッチクルーザーEX」を有効にすれば、拡大などのスマホさながらの操作が可能だ
カメラ撮影時のズームもスマホのような操作感
撮影した画像の拡大・縮小もかんたんにできる

 今後、従来型のプラットフォームを採用したフィーチャーフォンはガラホへの移行が進むと思われますが、このようなスマートフォンさながらの機能を搭載することで、ガラホユーザーがスマートフォンの利便性を享受できるのかもしれません。