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「世界データ定額」をバンコクで使ってみた

タイ・バンコクでKDDの世界データ定額を使う

 auが7月22日より提供を開始した「世界データ定額」をタイ・バンコクにて使ってみました。

 「世界データ定額」を簡単に紹介しますと、世界データ定額は利用開始から24時間の間、海外でのデータ通信が980円(免税)の定額料金で利用可能となるローミングサービスです。2016年7月末現在、32の国と地域がサービス対応エリアとなっています。

 従来より提供されている「海外ダブル定額」では、日本時間を基準として0時から23時59分までを1日分として1980~2980円(免税)の定額料金が発生するのに対して、世界データ定額は申込から24時間の定額制となっているので、日本基準での時間を気にすることなく海外でのデータ通信を利用できる点が最大の特長です。また、世界データ定額の通信量は日本で契約しているパケット通信量から消費されます。

 世界データ定額に関しては「事前の申込・アプリのダウンロード無しで使える」という事前情報を得ていたため、特に事前準備をせずにバンコクへと渡航、バンコクに到着後にデータローミングを有効にしてデータ通信を使い始めたのですが、本来は表示されるべき世界データ定額を利用開始する画面が表示されずにデータ通信が開始されてしまいました。

 ここで「あれ? もしかして、世界データ定額が正常に使えていないのでは?」と疑問に思い、auのカスタマーサポートへ問い合わせすると、世界データ定額を利用するために必要な「データチャージ」オプションに未加入となっていたため、世界データ定額が利用できない状態でした。

 データチャージのオプション申込自体は無料なのですが、筆者が契約しているau回線は、いわゆる旧料金プランの「LTEプラン+LTEフラット」であり、データチャージが申込されていない状態だったため、電話にてデータチャージオプションの申込を行いました。

世界データ定額が利用可能となる旨のSMSを受信

 「電話を切ってから30分ほどで世界データ定額に申込が可能になる」という説明の通り、電話を切ってからしばらくすると世界データ定額が利用可能となる旨のSMSを受信しました。

 SMSを受け取ったあと、データローミングを有効にしてデータ通信を行おうとすると、世界データ定額の利用開始画面が表示、利用開始を選択することで、無事に世界データ定額を利用開始することができました。

世界データ定額の利用開始画面
世界データ定額を利用開始

 KDDIはタイ向けに4G LTEのデータローミングを提供していることもあり、世界データ定額を使ったデータ通信は非常に快適、バンコク市内に滞在中にデータ通信に関してストレスを感じることはありませんでした。また、冒頭で紹介しているように世界データ定額のパケット通信量は無制限ではなく、日本で契約しているパケット通信の容量を消費するため、日本と同様に使っている限り、データ通信量を気にする必要はそれほどありません。

 筆者は事前に世界データ定額アプリ(KDDI提供)のダウンロードなどを行っていなかったため、渡航後にカスタマーサポートに電話でデータチャージオプションを申込する必要がありましたが、海外への渡航前にau MarketまたはApp Storeから世界データ定額アプリをダウンロードしておき、旧料金プランで契約中の場合はデータチャージオプションへの申込を済ませておけば、渡航先に到着後すぐに世界データ定額を利用開始することができるでしょう。

 また、8月29日より提供開始予定の「au STAR」では、世界データ定額の利用料金980円分(24時間分)が毎月無料でプレゼントされますので、au STARの提供開始後に世界データ定額を利用する予定のある方は、au STARへの会員登録を行うことをオススメします。

 各通信事業者の提供する海外でのデータローミングサービスは便利である反面、料金的には割高でしたが、新たに提供が開始されたKDDIの世界データ定額は料金的にも手軽であり、なおかつデータ通信量も極端に厳しい制限が無いので、安心して利用することができるバランスの取れたサービスではないでしょうか。