みんなのケータイ
Pokémon GOにも便利な「Galaxy S7 edge」のゲーム機能
【Galaxy S7 edge SC-02H】
2016年8月1日 06:00
日本でも配信が始まり、早くも社会現象になっている「Pokémon GO」。筆者も、サービスイン直後にダウンロードして、あちらこちらでポケモンを探している。本稿執筆時点(7月26日)では、レベルも15になった。筆者は年齢的に、ちょうどポケモンを経験していない世代だが、モンスターを集め、それを強化・進化させるというコンセプトは、大好きだった女神転生に近く(合体はできないが)、理解しやすい。ポケモン未経験者だったがすぐにハマってしまい、取材に行った際にも、ついでに周囲のポケモンを探しているほどだ。
それはさておき、現在、メイン端末にしている「Galaxy S7 edge SC-02H」は、このPokémon GOとも非常に相性がいい。ハードウェアの観点では、ディスプレイの左右がエッジスクリーンになっていることが理由の1つ。画面が背景に溶け込みやすく、AR機能をオンにしていると、よりポケモンが現実世界にいるかのように感じられる。もっとも、AR機能をオンにすると、ポケモンをつかまえにくくなるため、あまり出番はないのだが……。
バッテリーの持ちがいいのも、Galaxy S7 edgeの魅力と言えるだろう。同機種には、3600mAhものバッテリーが搭載されており、なおかつゲームを省電力で起動できる「ゲームランチャー」も搭載されている。さすがに丸1日持つというわけにはいかないが、移動の合間、合間でPokémon GOをするだけなら、朝から夕方ぐらいまでは電池が持つ。ガッツリ、長時間屋外でプレイするときにはモバイルバッテリーが必要なものの、何件か取材がある程度なら、充電する必要がないのは安心だ。
防水仕様であることもメリット。水場の近くでプレイするわけではないが、この季節だと、ゲリラ豪雨のように、急に雨が降ることもある。そんなときでも、安心してPokémon GOを楽しめるというわけだ。
ソフトウェアにも、Pokémon GO向きの機能がある。先に挙げた、ゲームランチャーや、そこから呼び出せる「Game Tools」がそれだ。ゲームランチャーとは、端末側がゲームだと判断したアプリを自動でまとめてくれるランチャーのこと。Pokémon GOも、インストールしただけで勝手にこのランチャーの中に入った。
単にゲームアプリをまとめてくれるだけではなく、ここから各種機能を設定することも可能だ。省電力機能は、画面解像度やフレームレートを落とす仕組み。筆者は「最大省電力化」にして使っているが、今のところ、操作しづらくなったというようなことは特に起こっていない。
ただ、本当に解像度やフレームレートが下がっているのかは肉眼ではなかなか分かりづらく、省電力効果がどの程度あるのかも見えていない。元々の解像度やフレームレートがそこまで高くなければ効果も低くなるはずだが、デメリットもないため、そのままこのモードで利用している。
便利だと感じたのが、Game Toolsの中にあるゲームの画面を録画する機能。レアなポケモンを取ったときや、ジムでの華麗なバトルを記録しておき、SNSなどでシェアすることができる。友だちに操作のコツを教えるようなときにも、役に立ちそうだ。細かな話だが、スクリーンショットも、Game Toolsから取ると、通知エリアをカットしてくる。余計な情報をなくなり、画面がよりすっきりするため、重宝している機能だ。
また、一瞬だけゲームを中断して別のアプリを起動したいときは、画面の最小化もこのGame Toolsから行える。
Pokémon GOは、戻るキーでアプリが終了しない作りになっているため、あまり効果はないが、戻るキーや履歴キーを無効することも可能だ。間違って履歴キーを押して操作が中断してしまうことがないため、プレイに集中したいときは有効にしておくといいだろう。休日など、急ぎで通知を見る必要がない場合は、通知を非表示にすることも可能だ。
もちろん、これらの機能は、Pokémon GOのために作られているわけではなく、ゲームアプリ全般を意識したものだ。一方で、ハードウェアの仕様を見ても分かるとおり、Galaxy S7 edgeはPokémon GOを遊びやすい端末と言っても差し支えないだろう。Pokémon GO登場以降、主にMVNOがSIMフリー端末の検証結果を公表しているが、ドコモやau、サムスンも、こうしたゲーム関連機能を、改めてアピールした方がいいような気がする。
(C) 2016 Niantic, Inc.
(C) 2016 Pokémon. (C) 1995-2016 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.