みんなのケータイ

Gear 360とGear VRで楽しむ360度パノラマ

【Galaxy S7 edge SCV33】

左から「Gear VR」「Gear 360」「Galaxy S7 edge SCV33」

 数ある夏モデルの中から「Galaxy S7 edge SCV33」を選らんだ理由の一つは、魅力的な周辺機器の存在だ。ヘッドマウントディスプレイの「Gear VR」は予約特典として予約者にプレゼントされ、さらに7月15日には360度カメラの「Gear 360」が発売され、360度映像を楽しむ環境が確立された。

 筆者もGear 360を発売日買い。これまでも360度カメラとしては、リコーの「THETA」などの製品が存在したが、今年の2月末にバルセロナで発表された時から“目玉おやじ”のような佇まいに魅力を感じ、日本での発売を待ちわびていた。

 週末に少し使ってみて感じるのは、スティック型のTHETAとは異なり、Gear 360の丸いボディはお世辞にも持ち運びやすいとは言い難いということ。厚みがあるので、スリムなビジネスバッグなんかには押し込みにくいし、ジャケットのポケットに入れてもモッコリするので、もう一回り小さい方がいいな、というのが正直な感想だ。

 それでもIP3の防滴、IP5Xの防塵仕様に対応するので、アウトドアでの利用もバッチリ。個人的には趣味のレーシングカートで使ってみたいと考えており、どうやってヘルメットに取り付けようか検討しているところだ。

【Gear 360で撮影した360度パノラマ動画】
後ろを振り返ると太平洋

 Gear VRに代表されるヘッドマウントディスプレイは、一度体験すると病みつきになるのだが、継続して楽しむにはコンテンツのバリエーションが必要となる。鶏が先か卵が先か、と言われるように、この世界観を世の中に普及させるには手軽に楽しめる環境と、手軽にコンテンツを制作できる環境の両方が必要だ。

 そういう意味では、今回のGalaxy S7 edgeを取り巻くGear VRとGear 360の存在は頼もしい。せっかくGalaxy S7 edgeを買ったのなら、この2つの周辺機器は揃えておきたいアイテムと言える。