みんなのケータイ
HUAWEI P9の同梱品は至れり尽くせり
【HUAWEI P9】
2016年7月1日 06:00
「HUAWEI P9」を購入しました。そう、ライカと共同開発したカメラを搭載した、あのスマホです。実は、スマホを発売日以前に購入予約をしたのは久しぶり。そもそも、発売して即売り切れるモデルなんて、ほとんどないですし、iPhoneでも人気の色や容量でなければ、発売日の夕方に在庫があったりしますからね。
でも、このHUAWEI P9は、レビューを書くために事前に借りて、パシャパシャと何枚か写真を撮っただけで欲しくなりました。ほぼ衝動買いです。筆者は、さほどカメラに詳しいわけではなく、「ライカ」というブランドに惹かれたわけではありません。ライカのカメラを使ったことはないし、「ライカ」と記されていても、所詮スマホのカメラなので画質には限界があるでしょ? と疑っていたくらいです。ですが、キレイに撮れるんですよ。どうってことのない料理を撮っても、美味しそうに撮れたり、モノクロで風景を撮ると、なんとも言えぬいい雰囲気になったり……。これまでのスマホのカメラとは一線を画す感じなんです。最近「Instagram」にハマっている筆者としては、「このP9で撮れば、いいね!が増えるかも」なんて思った次第です。
カメラ機能に惹かれた購入したP9ですが、そのカメラについては、もうちょっと使い込んでから、感想を書かせていただこうと思います。
今回、お話ししたいのは、同梱品のこと。これがね、“至れり尽くせり”なんですよ。HUAWEI P9のUSB端子はType-Cが採用されています。同梱のケーブルは、片方がType-Aで、片方がType-Cなので、パソコンにつないで充電したり、データをやり取りしたりできます。Type-Aを挿せるACアダプターも付いているので、コンセントから充電することもできます。さらに、多くのAndroidスマホが採用するmicroUSBをType-Cに変換するアダプターも付いているので、従来使っていたスマホ用のUSBケーブルに装着して、モバイルバッテリーから充電することもできます。
筆者は、これまでにType-Cを採用するスマホを2機種購入しましたが、ケーブル回りの付属品がここまで充実しているのは初めてでした。例えば、Nexus 5Xの同梱ケーブルは両端がType-Cで、パソコンとの接続には別途変換ケーブルを購入する必要が生じました。NuAns NEOには、ACアダプターが同梱されておらず、付属品だけではコンセントからは充電できませんでした。HUAWEI P9は、どんな方法で充電する人でも困らないように配慮されている、と言っていいでしょう。
さらに、HUAWEI P9には、クリアケースも同梱されています。大手キャリアが扱うiPhoneやXperiaと比べると、SIMフリーのスマホはケースの選択肢が少ないんですよね。P9はグローバルのフラッグシップモデルなので、Amazon.co.jpなどで探せば、そこそこの数はあるのですが、「ケースに入れることで写真が撮りづらくならないか?」「背面の指紋センサーが押しづらくならないか?」など不安なことも多く、レビューとにらめっこすることになります。筆者は端末を予約したと同時に、ケースも探してみたのですが、これぞというものが見つからずに、発売日に端末が届きました。で、同梱されていたファーウェイ純正のクリアケースを付けてみたのですが、これがなかなかいい感じ。適度にしなる樹脂製で、細かいドット模様があるので、取り付けると背面パネルの表情が変わり、指紋センサーも押しやすく……。これから、P9を買う人は、まず、この同梱のクリアケースを試してみることをおすすめします。
ステレオイヤホンも同梱しています。白いインナーイヤー型のイヤホンで、iPhone純正の「EarPods」の形状をちょっと変えたような感じです。ぶっちゃけ真似したのかも……とも思えるデザインですが、耳への装着感は良く、音質も結構いいんです。
細かいスペックや使い勝手を吟味せずに衝動した場合、買ってから「あれがないぞ!」とか「ここが使いにくい」といった不満が出てくることがありがち。ですが、HUAWEI P9は、充実した同梱品も含め、その使い勝手に「やっぱり買ってよかったなぁ」と満足しています。