スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」

ひみつ道具ぅ~、どこでもカードポケットぉ~

貼れるポケットはいつでも便利!

 もう長いコト愛用しているモノがありまして。「貼るタイプのカードポケット」です。いろいろなメーカーから出ていますが、たとえば手帳に貼ればソコにカードが入るポケットが出現。増設可能なカード用ポケットというわけです。クリアファイルに貼って名刺ポケットを作るもよし、引き出しに貼って紙を入れて内容物を表示してもよし、ナニカとヒッジョーに便利に使える「どこでもポケット」的な存在です。

「貼るタイプのカードポケット」の一例。多くは透明の極薄樹脂製ポケットで裏面がシールになっていて、どこにでも貼って使えます。貼れば名刺やカードが入るポケットを追加できるという小物。写真ではわかりやすいように手帳の表に貼っていますが、手帳やノートなら内側に貼ることのほうが多いかしれません。でも、貼れる平面にならどこに貼ってもOK。
貼ればソコがカードや名刺が入るポケットになります。付箋やシールなど薄い小物を入れることもできます。ノートやクリアファイル、棚や引き出し、スマートフォン裏面などに貼り、名刺入れとかカード入れとか内容物表示とか簡易オサイフケータイ化とか、いろいろな用途に使えます。

 単純に、貼ればソコにカードや名刺を入れられるというグッズなんですけど、ナニカと物凄く役立つのでずっと使っています。具体的な製品としては、耐久性があって入手性も良いということで無印良品の「オレフィンポケットシール」を使っていました。ずいぶん前に買いだめして備蓄しつつ使ってきましたが、何年か前に廃番製品に。備蓄量僅少となってきたので、代替品をイロイロと試しましたが、現在はカール事務器の「名刺ポケットCL-60 CL-61 CL-62」に落ち着いています。

カール事務器の「名刺ポケット」シリーズ。左から、縦開きのCL-60、横開きのCL-61、横開きでフラップ付きのCL-62です。名刺はもちろん、クレジットカードサイズの樹脂カードなども入ります。※画像はメーカーウェブサイトより抜粋。

 これら「名刺ポケット」シリーズ、耐久性もまずまずで、入手性も良く、用途に応じて3種類から選べる点もナイス♪ すっげー便利って感じなので、やはりかなりの量を備蓄して使いまくっています。

 これら「名刺ポケット」シリーズの細かい使用感を書きますと、縦開きのCL-60は名刺やカードがちょうど1枚入るややタイトなポケットです。カード類が抜け落ちにくく、切り欠きがあってカード類を押し出しやすく、使いやすいです。

 横開きのCL-61はやや余裕のあるポケットです。複数枚のカードが入り、スムーズにカードを出し入れできてイイ感じ。ただし貼る場所によってはカードが抜け落ちやすいかもしれません。

 横開きでフラップ付きのCL-62は、ポケットにやや余裕がありつつ、フラップを閉じられるのでカード類が飛び出しにくく、なかなか秀逸。フラップは、ポケット中央の弱粘着テープ部で留められるほか、フラップ自体をポケット内側に差し込んで簡易的な開き止めができたりもします。

 さておき、こういう「貼るタイプのカードポケット」、実際どういうふうに活用できるのかを見ていきましょう。登場する「貼るタイプのカードポケット」は、上記の「名刺ポケット」シリーズですが、ほかにもいくつかのメーカーから「貼るタイプのカードポケット」が発売されていますので、お好みで♪

よくある使い方

 まずは、わりとアリガチな「名刺入れ」としての使い方から。たとえば、書類一式を入れたファイルなどに「貼るタイプのカードポケット」を貼り、そこにその書類と関連する名刺を入れ、書類&名刺をひとまとめにして管理する、とかですネ。

書類一式を入れたクリアファイルに「貼るタイプのカードポケット」を貼付。そこに書類に関係した名刺を入れておくと、後に「書類に関係のある名刺が迷子」みたいなコトがなくなって便利です。「貼るタイプのカードポケット」が透明タイプなら、クリアファイルの内側に貼って使うとポケットの引っ掛かりが少なくて快適(写真右)。最近では、最初から複数の名刺ポケットが付いたクリアファイル(たとえば就活用など)も増えています。
手帳の表紙にフラップ付き名刺ポケットを2つ貼ってみました。上ポケットが「頂いた名刺用」、下ポケットが「自分の名刺用」みたいな使い分けができます。こういう使い方、名刺の出し入れもスムーズで、けっこー実用的です。

 名刺は名刺ホルダーに、的な整理を考えたりもするわけですが、「この人はこの案件にしか関わっていない」という感じでしたら、名刺と資料なりをセットで整理したほうが混乱が少ないというわけです。そういう場合、「貼るタイプのカードポケット」なら「どこにでも小容量名刺ホルダーを追加可能」というコトで、とても好都合だったりします。

 また、名刺交換をする場には必ず持参するモノに「貼るタイプのカードポケット」を貼ってしまえば、名刺の持参し忘れが減るでしょう。さらに、別途名刺ケースを持ち歩く必要も、なくなるかも!?

 てな感じで、名刺を入れるという用途だけ考えても、必要性次第、アイデア次第でアレコレと役立てられる「貼るタイプのカードポケット」。ホント、便利です。

カード類をスムーズに役立てる使い方

 名刺が入る「貼るタイプのカードポケット」は、名刺より一回り小さかったりするクレジットカード類も入ります。交通系ICカード、ポイントカード、診察券等々、そういうカード類がだいたい入ります。そして適切な場所に貼ると、意外なほど快適に使えます。

かかりつけ医や処方箋薬局に行くときに必要になったりするカードと手帳類。こういうモノもポケットで一体化させちゃうとイイかもしれません。手帳類にカードポケットを貼り、そこに診察券や保険証を入れれば、手帳類&カード類をスムーズに携帯して使えます。
カードポケット付きのフラップ付き書類ホルダー。こういうのに必要な手帳を入れ、関連カードを入れても便利ですネ。でもカードポケットが少なかったり、ポケット自体が使いにくかったりも。そんな場合は「貼るタイプのカードポケット」でポケットを増設すると、カードの一覧性や出し入れしやすさが高まって便利です(ホルダー裏面に増設しています)。

 といった感じで、カードとセットで使いがちな手帳や書類などを「貼るタイプのカードポケット」で合体させちゃうと、携帯も利用もスムーズですし整理にもなって快適だと思います。通帳ケースにカードポケットを貼ってキャッシュカードを入れちゃうとかも(生体認証などで十分なセキュリティが確保できれば)アリでしょう。これもまた、必要性やアイデア次第で活用幅が広がります。

スマートデバイスにカード類を装着

 場合によっては、スマートフォンやタブレットなどスマートデバイスに「貼るタイプのカードポケット」を使っても便利な感じ。たとえばスマホって、多くの人が「必ず携帯するモノ」になっていると思います。同時に、必ず携帯するカード類もあったりしますよね。そこで、「貼るタイプのカードポケット」を使ってスマートデバイスとカード類を合体です。

iPhone 6s Plusの裏面に「貼るタイプのカードポケット」を装着。免許証を入れたりすれば「うっかり免許不携帯」も減らせるのではないでしょうか? ただし、細身の端末だと「貼るタイプのカードポケット」がハミ出しちゃうかも? また、NFC対応の端末やカードを使う場合、干渉防止シートが必要になるなどの注意点も生じます。
交通系ICカードを入れても便利かも知れません(別途干渉問題があるかもしれませんが)。日本の紙幣は3つ折りにするとカード程度のサイズになり薄いので、緊急用の現金の携帯にも「貼るタイプのカードポケット」が便利です。

 ほか、自動車やバイクの保険関連カードとか、緊急連絡先カードとか、血液型などを記載したカードとか、そういう「いつも携帯しておきたいカード類」を入れておくのもいいと思います。ただ、現在ではカード類が数枚入るようなスマートフォンケースや、スマートフォン自体がオサイフケータイ機能をもつ端末も増えていますので、以前よりスマートデバイスに「貼るタイプのカードポケット」を装着するメリットが薄れている感じ。

 ともあれ、けっこー幅広く利用できる「貼るタイプのカードポケット」類。ハマった使い道が見つかるとホントに超便利ですし、身近に「ハマる用途」が意外なほど多々あったりしますので、ゼヒ一度お試しください♪

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。