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こういうのでいいんだよ! ちょうどいい感じの完全ワイヤレスイヤホン「Mpow M5」

いつでもどこでもカジュアルに使える完全ワイヤレスイヤホン「Mpow M5 ワイヤレスイヤホン」、爆誕

Bluetoothワイヤレスイヤホン界に新星のごとく現れたMpowシリーズ。これまでのMpow S9(以下、S9)とMpow S11(以下、S11)は、低価格と高性能を不思議なほど両立させた製品となっていた。

2機種とも左右がケーブルでつながったネックバンド型のスポーツイヤホンで、このタイプは音の途切れが少ない安定した動作が期待でき、バッテリー容量を大きくしやすいことから長時間駆動が望めるのがメリットだった。

ただ、Bluetoothイヤホン界のトレンドの先端となると、最近はケーブルが一切ない完全ワイヤレスイヤホンが注目の的。S9やS11は普段から十分に活躍しているけれど、Mpowシリーズも早く完全ワイヤレスを出してほしい……。

そんな筆者の思いが通じたのだろうか(それはない)、ついに、Mpowシリーズ初となる完全ワイヤレスイヤホン「Mpow M5 ワイヤレスイヤホン」(以下、Mpow M5)が登場した。

シンプルデザインの「Mpow M5」

他社からもさまざまな製品がリリースされ、玉石混淆が入り乱れる完全ワイヤレスイヤホン市場に、後発となるMpow M5は果たしてどんな特長で殴り込みをかけてきたのか!?

……と思いきや、なんだか違和感なくフツーに便利に使えて、見た目もわりとフツーで、でも思わず「そうそう、こういうのでいいんだよ!」と膝を打つような、ちょうどいい仕上がりになっていた。

価格は6288円で、相変わらずリーズナブルだ。ちなみに9月25日まで800円の割引きクーポンが使えるので、実質5488円で手に入る。

こういう音でいいんだよ! 素直で透明感のあるサウンド

完全ワイヤレスイヤホンに対して不安だったことの1つは、音質。

しかしMpow M5を使ってすぐ、そんな不安は消え去った。初めて音を出した瞬間に「6000円でここまできちゃったか……」と感嘆すると同時に、「もうこれ1つあればいいじゃない」と半分投げやりな気持ちになってしまった。

パッケージ内容。充電ケーブル、大中小のイヤーチップ3種類(中サイズは装着済み)、ストラップ、充電ケースが含まれる

もちろん、ワイヤレスイヤホンである以上、今のところは実現できる音質にも限界がある。なので、「有線ヘッドフォンに迫るクオリティ」などと言うつもりはまったくない。

どちらかというとカジュアルな用途がメインになるイヤホンではあるけれど、これまで試したことのある数万円クラスの完全ワイヤレスイヤホンと比べても遜色のないサウンドと感じてしまう。

傾向としては、どちらかというとS9よりは最新型のS11に近い、ややウォーム系の音。ノイズが一段と少なく、音の解像感がそのぶん高まり、引き締まった印象を受ける。音の輪郭がはっきりしているため、ボーカルや楽器がより前に出てきてバックグラウンドの音との区別がしやすく、特にボーカル曲はメリハリが心地よい。

クラシックなんかだと空間的な表現はやや乏しいところもあるけれど、高い解像度からくる音の透明感は抜群だ。ジャンルの不得意はあまりなく、どんな楽曲もそつなくこなす優等生的な雰囲気も感じられる。

「安価なんだからこれくらいでいいだろう」みたいな妥協は感じられず、かといって個性の強い音作りをしているわけでもなく、淡々とオールジャンルに向いた音に仕上げているところに好感がもてる。まさに「こういうのでいいんだよ!」と言いたくなるサウンドだ。

ちょうどいい感じの音で聞くには、イヤーチップ選びも重要。耳穴の大きさに合っていないと高音や低音が抜けて聞こえたりする

コーデックはMpowシリーズの他のイヤホンと同様、iOS向けのAACや、Android向けのaptXなどに対応し、高音質・低遅延を実現している。

Bluetoothは最新の5.0で、対応デバイスと組み合わせたときはイヤホンから離れても音が途切れにくいなど、より安定した接続性を発揮する。Bluetoothイヤホンに求められる性能を確実にカバーし、完全ワイヤレスイヤホンに感じることの多い「物足りなさ」は見当たらない。

水に濡れてもいいんだよ! 日常で気兼ねなく使える耐久性

完全ワイヤレスでありながら、これまでのシリーズ同様、防水にきっちり対応してきているあたりもMpowらしいこだわりかもしれない。IPX7に準拠し、水没にも耐える高い防水性能をもっているので、外出時に雨が降ってきても、あるいは水たまりに落としても問題なし。汚れたときに軽く水洗いすることもできるだろう。

水たまりに落ちたMpow M5。もしこんな状況になっても大丈夫(※)

特に完全ワイヤレスイヤホンは筐体が小さく、ケーブルがないこともあって、うっかり耳や手から落下させてしまうことも少なくない。しかもそういうときに限って落下先が水のある場所だったり……。

普段の生活でも日常的に装着して音楽を聞いたり、スマートフォンのヘッドセットとして使うことに慣れてしまうかもしれない。が、そうすると朝の起床後、顔を洗うときの洗面所に、トイレに、もしくは食事中の卓上のコップに、耳からポロリして着水させてしまう可能性はどうしても高まってしまう。

ちなみにMpow M5が耳から外れやすい、というわけでは決してない。大中小3種類のイヤーチップが付属するので、自分の耳穴の大きさに合うサイズを正しく選んで取り付けておけば、ランニングなど軽い運動でも外れることはまずないはずだ。

けれども、万一の落下時に致命的なダメージを軽減できるかどうかは、防水性能の有無にかかっていると言っても過言ではない。落下させやすい完全ワイヤレスだからこそ、水に濡れてもいい! というのは心強いポイントなのだ。

※イヤホンを水の中に落とすとドライバの表面に水が付着する可能性があります。音に影響を及ぼす可能性があるので、水の中に落としてしまった場合は、イヤホンを充分に乾かしてからご使用ください。腐食する可能性のあるハンドソープやシャンプーなどをイヤホンに付着させないでください。故障の原因になります

サイズが合っていれば軽い運動でポロリすることもない

なお、Mpow M5はこれまでのシリーズがそうであるように、日本の技術基準適合証明(技適)と、電気用品安全法(PSE法)に定められた安全性の証明となるPSEマークを取得済み。

安価なBluetoothイヤホンのなかには、これらの基準・法律への適合を明らかにしないまま販売されているケースもあるので注意したいところだ。Mpow M5はその点、悩まずに購入できるうえ、18カ月の製品保証も付帯してくるので長く安心して使えるだろう。

技適とPSEマークを取得済みで、安心して使える

長距離移動でもいいんだよ! 本体6時間+充電ケース36時間

完全ワイヤレスイヤホンの一番の懸念は、なんといってもバッテリーのもちではないだろうか。筐体が小さいためにバッテリー容量を大きくしにくいわけだから、長時間駆動が苦手なのは仕方のない面もある。

それでも、Mpow M5は音楽の連続再生で最長6時間の動作時間を確保している(6時間駆動は50%の音量で使った時とされている)。往復計1時間程度の通勤・通学で毎日使っても、ちょうど1週間充電なしでOKな性能だ。

あるいは遠方出張でも、新幹線で5時間かかる東京~博多間の移動中は充電なしでずっと音楽を聞いていられるし、海外旅行であっても、羽田空港からバンコクまでの6時間半は、ほぼノンストップで聞き続けられる計算になる。

旅行で長時間移動するときも、だいたいノンストップで使える

それに加えて、付属の充電ケースはその6時間を6回繰り返すことが可能な容量をもつバッテリーを内蔵している。電池が切れたらケースにしまってしばらく待つ、というのを繰り返せば、トータルで42時間もの長時間にわたって使い続けることが可能だ。

完全ワイヤレスイヤホンは、イヤホン本体だけを持ち歩くとどうしても紛失しやすいので、通常は充電ケースと一緒に持ち運ぶことになる。Mpow M5を使っていないときはこまめにケースにしまっておくようにすれば、そのたびに充電されるから、駆動時間を意識することはそもそもないはず。

専用の充電ケースで持ち運べばトータル42時間使えることになる

それにしてもケースごと持ち運ぶのは面倒……という人もいるかもしれないけれど、コンパクトな卵形はポケットにもしまいやすいちょうどいいサイズ感。ケースの外観はレザー素材の高級感ある見た目と手触りで、繰り返し眺めても、手で触れても飽きがこない。

紛失するから仕方なしに……ではなく、メリット・デメリットに関係なく常に持ち歩きたいと思えるデザインになっているのはうれしいところ。

レザー素材の見た目と手触りがかなりいい

話しかけてもいいんだよ! 日常での機能性の高さ

トータルで42時間という長時間駆動を実現していることもあり、音楽再生だけでなく普段の暮らしのなかでMpow M5がもつ機能をフルに活かす使い方もおすすめだ。

たとえばMpow M5は、右側イヤホンのボタンを3回クリックするだけで、接続しているiOS端末のSiri、もしくはAndroidデバイスのGoogle アシスタントを呼び出せる。これらの音声アシスタントを駆使すれば、暮らしをもっと楽しく便利にできるだろう。

ボタンを3回クリックすると音声アシスタントを呼び出せる

音声アシスタントを使うと、知らない言葉の意味を検索したり、ニュースや天気予報などの最新情報をゲットしたり、ラジオや定額音楽配信サービスの音楽を再生できたりと、ユーザーのいろいろな操作を支援してくれる。

そのうえ、iOSの場合はスマートホームを実現するプラットフォーム「HomeKit」に対応する家電製品を組み合わせると、声で家電を操作できるようになる。Mpow M5を装着し、「リビングの明かりをつけて」みたいに話しかければ、いつでも明かりのコントロールが可能になるのだ。

AppleのHomeKit

Mpow M5を使って「リビングの明かりをつけて」と話せば、即座に明かりがつく。もちろんiPhoneは少し離れた場所にあってもOKだ

これはAndroidデバイスのGoogle アシスタントでも同様だ。Mpow M5のボタンを3回クリックしてGoogle アシスタントに話しかけることで、Homeアプリで設定したスマート家電を自在に操作できる。市販のスマートリモコンと連携して、エアコンの電源オンオフや温度設定をするのも簡単だ。

AndroidのHomeアプリ

音声アシスタントでスマートリモコンを介してエアコンを音声操作できる

スマートフォンやスマートスピーカーに直接話しかけても同じことはできるけれど、必ず近くにそれらがあるとは限らない。

でもMpow M5なら、いつどこで話しかけてもいい。小声でもいい。しかも完全にハンズフリーだ。入浴中に音声命令でリビングのエアコンの電源を入れ、温度を低めに設定し、アツアツの湯から上がったらすぐにほてった身体を冷ます、なんて応用も考えられる。

さらに、Mpow M5は通話時に有効になるノイズキャンセリング機能も備えている。電話はもちろんボイス・ビデオチャットでも利用でき、自分の周囲が騒がしいときにそれらのノイズを低減し、相手の声を聞き取りやすくするものだ。音を聞くときだけでなく話しかけるときにも、Mpow M5を大いに活用したい。

フツーでいいんだよ! 完全ワイヤレスのデビューにもお薦め

このようにシリーズ初となる完全ワイヤレスイヤホンMpow M5は、気負うことなくフツーの感覚でフツーに便利に使えるのが特長。いつも通りに必要十分な性能を、いつもの低価格で提供しているという、ある意味いつも通りのMpowだ。

自宅で音楽鑑賞したりスマートホーム機器を自在に操作したりするときも、通勤・通学などで音楽を聞きながら移動するときも、仕事中や出張の移動の際にも活躍し、だいたいなんでもこれ1つでカバーできてしまう。

可能な限り高音質を追求したいなら、高級なイヤホンや有線ヘッドホンを選ぶべきだろう。けれども、もしそうではなく日常の利便性を追求したいというのであれば、価格・性能バランスのこなれたMpow M5を選ぶのが、多くの人にとって満足度の高い結果になるはず。

音質や電池持ち、安定性の面で完全ワイヤレスイヤホンに不安を感じていた人にとっても、このMpow M5ならデビューに最適ではないだろうか。