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“スマホ×カーライフ”は「ディスプレイオーディオ」でもっと快適に！ カロッツェリアだけの魅力と実力に迫る
- 提供：
- パイオニア
2025年9月30日 00:00
みなさんは今、マイカーでどんな風にスマホを使っているだろうか。一般的な車載カーナビやオーディオとBluetoothで接続している人は多いだろうし、もしくは単にポケットにしまいっぱなし、という場合もあるのではないだろうか。
普段、スマホで使っている音楽プレイヤーは車内でもBluetoothでカーナビに接続すれば、クルマのスピーカーで楽しめるし、カーナビアプリも使いやすいものがそろっている。ただし、画面が小さく視認性や操作性がネックになりやすい。スマホは、多くの人にとってクルマの中でも欠かせないデバイスになっているが、そんな欠点も抱えている。
しかし、そんなスマホのデメリットを解消して、車内でさらに快適に活用できる方法がある。それが、近年人気が高まっている「ディスプレイオーディオ」というものだ。
なかでもパイオニアが展開する「カロッツェリア」ブランドの製品は、車載カーナビを長く開発してきている実績とノウハウから、ディスプレイオーディオでも他の追随を許さない高い機能と信頼性を誇っている。なぜ今、ディスプレイオーディオが人気なのか。そして「カロッツェリアのディスプレイオーディオ＋スマホ」の組み合わせだと何がいいのか、ざっと解説しよう。
ディスプレイオーディオとは？
ディスプレイオーディオは、その名の通り「ディスプレイ」付きの「オーディオ」機器だ。従来型の車載カーナビと同じようにラジオやUSBメモリーに保存した音楽の再生などができるカーオーディオとして利用でき、多くはタッチパネルで操作する。車載カーナビから地図データとナビゲーションの機能だけを取り除いたもの、と言ってもいいかもしれない。
その分、手頃な価格になっていることも多いが、地図表示ができないため、今クルマでどこを走っているのか単体で知ることはできない。なので、代わりにスマホと連携し、カーナビアプリをディスプレイオーディオ上で利用できるようにしている。
そのための仕組みとして、多くのディスプレイオーディオがApple CarPlayやAndroid Autoに対応している。ディスプレイオーディオとスマホをケーブルもしくはワイヤレスで接続することで、たいていはスマホより大きなディスプレイオーディオの画面にカーナビアプリなどを映し出し、その大画面上で操作できるのだ。
要するに、従来の車載カーナビがそれ1台で完結するのに対し、ディスプレイオーディオはスマホとセットで使うのが基本となる。普段使っているスマホがカーナビなどの主要機能を提供し、その表示や操作をディスプレイオーディオが受け持つ、といったように2台が役割分担する形だ。
というわけで、いったんまとめると、ディスプレイオーディオは……
- 比較的、安価に導入できる
- 進化し続けるスマホのカーナビアプリが使える
- スマホより大きな画面で操作できる
といったメリットがある。普段、スマホで使っている音楽アプリでカーオーディオを楽しんだり、カーナビアプリを利用したりできるということで、人気が高まっているというわけだ。
カロッツェリアのディスプレイオーディオはなぜおすすめなのか
では、そんなディスプレイオーディオのなかでも、カロッツェリアの製品がなぜおすすめなのか。同社製品には多数のラインアップがあるが、ここではフラッグシップモデルの「DMH-SF900」をベースに説明していきたい。
まず最大の特徴となるのが、フローティング構造の10.1型大画面であること。10型クラスのタブレットをちょっと想像してみてほしい。広くはない車室空間、しかも運転席と助手席の間のど真ん中に10型を超えるサイズの画面があるのは、なかなかのインパクトではないだろうか。視認性は圧倒的に高いし、操作ももちろんしやすい。
しかし当然ながら、そんな大きなサイズの画面を元の車載カーナビがあった場所にそのまま収めるのは難しい。本体ユニット部は1DINサイズとし、「フローティング構造」にして手前に浮かび上がるようにディスプレイが取り付く形になっている。
ディスプレイの位置は上下、左右、前後に数十mmずつオフセットさせることもできる。このような仕組みにすることで1DINのスペースさえあれば取り付け可能で、オフセットを調節すれば周辺への干渉を避けることもできる。つまり、古いクルマを含む幅広い車種に対応できるわけだ。
2つ目の特徴は、Apple CarPlayとAndroid Autoの両方に対応し、ワイヤレスでの接続も可能になっていること。さらには、AppleとGoogleから正式に対応製品としての認証を取得していることも強みと言える。
iPhoneユーザーでも、Androidユーザーでも、いちいちケーブルを接続することなく素早く連携して、ナビゲーションを開始したり音楽を流したりできる。将来的にiPhoneからAndroid（もしくはその逆）に買い替えた場合でもスムーズに移行できるのも利点だ。
ちなみにApple CarPlayやAndroid Autoへの対応をうたうディスプレイオーディオ製品は他にもたくさんあるが、認証を取得していない安価な製品の場合、スマホのOSアップデートなどによって動作が不安定になったり、突然利用できなくなったりするリスクがあることは覚えておきたい。AppleやGoogleのお墨付きがあるカロッツェリアのディスプレイオーディオは、そんな心配なく、安心して長く使えるというアドバンテージがあるのだ。
ディスプレイオーディオ＋スマホの実際の使い勝手は？
こういった車載製品は、実際に車両に取り付けて走行しながら使ってみないと良さが実感できないところもある。そこで、メーカーからDMH-SF900装着車をお借りして、都心周辺をドライブしながら使い勝手を確かめてみた。
使い始めの連携は、難しい設定や操作は一切なし。ディスプレイオーディオ側のWi-Fi設定をオンにした状態で、スマホからBluetoothペアリングをするだけだ。そうすればディスプレイオーディオとスマホがWi-Fiでも接続され、Apple CarPlayやAndroid Autoの画面に切り替わる。
以降の操作はディスプレイオーディオの画面タッチで完結するが、よく使う「ショートカットキー」をスマホに表示できる専用アプリ「PxLink」が便利。カロッツェリアならではのインターフェイスだ。
DMH-SF900側では、スマホのミュージックライブラリにあるプレイリストの再生も、音楽配信サービスの楽曲再生も可能。スマホで音楽を聴くときは、アプリでサブスクを利用しているという人が大多数だろう。一般的なカーオーディオとスマホをBluetooth接続すると、音楽配信サービスの豊富なプレイリストの選曲などはスマホの小さな画面で操作することになる。ホルダーに装着したとしても、車内では少々使いづらい感は否めない。
ところが、Apple CarPlay・Android Autoに対応するディスプレイオーディオなら、車載機の大画面で対応の普段使っている音楽プレイヤーを操作できる。今回使用したDMH-SF900なら、10.1型の広さでお気に入りの音楽を選べるうえ、アプリの切り替えも楽々。複数の配信サービスを使っていても手軽に別のアプリを起動して車内でのエンタメ空間を楽しめるのだ。
もちろんカーナビアプリもOK。AppleのマップアプリやGoogle マップを使ってもいいけれど、パイオニアでは、カーナビアプリ「COCCHi」を提供している。
「サイバーナビ」や「楽ナビ」などカーナビ開発の実績があるパイオニアだけに、そこでのノウハウが凝縮された「COCCHi」は車載カーナビに勝るとも劣らない機能を実現している。色分けされた見やすい地図、現実の道路構造や標識の見え方に近い分岐点のイラスト表現もそうだけれど、正確な現在位置特定による適切なタイミングの音声ガイドがなんといってもうれしい。
それともう1つ、実走行しなければ気付きにくいポイントとして、DMH-SF900の剛性の高さも挙げておきたい。埋め込み型の車載カーナビだと気にすることはないが、フローティングタイプのディスプレイになると取り付け部分がよほどしっかりした構造でなければ走行中の細かな振動によって画面全体がブレ、視認性が大幅に低下してしまう。が、DMH-SF900ではそうした現象は一切発生しない。
カロッツェリアでは、ディスプレイオーディオを幅広くラインアップしており、DMH-SF900はなかでも最上位モデルに当たる。音にイルミネーションが連動するエンタメ性を備えるのはカロッツェリアならでは。もう少しコストをおさえたいのであれば9V型の「DMH-SF600」もおすすめ。これでも十分に大画面だし、ワイヤレス接続でのApple CarPlayとAndroid Autoに対応している。
ワイヤレス接続に対応する機種は、初期設定さえ済ませてしまえば、その後はエンジンをかけるだけでクルマとスマホが自動的に接続される。スマホはポケットやカバンにしまったままでも良い手軽さがうれしい。
車内のインテリアに調和しやすい、コンパクトなモデルがいいのなら、埋め込み型の（フローティングではない）2DINサイズの6.8V型「DMH-SZ500」という選択肢もある。こちらもワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応している。
ところで、ディスプレイ「オーディオ」ということで、オーディオに関わる機能はもっとも大事なポイントのひとつ。特にパイオニアはオーディオ機器メーカーとしても長い歴史をもつことから、サウンド面にもこだわってディスプレイオーディオを作り込んでいるのだ。
たとえばDMH-SF900は、高性能48bit DSPやコンデンサーを多数採用し、ハードウェア側でも高音質を追求している。そのうえで、スピーカー位置を考慮した遅延設定が行なえるタイムアライメント機能や、13バンドグラフィックイコライザー、圧縮音源の音質補正、周囲のノイズに応じた音量の自動調整など、ソフトウェア側にも多数の技術を盛り込んでいる。
これによって車室環境に合わせた最適なサウンドチューニングが可能になっており、クオリティの高いサウンドを奏でてくれる。
さらにカロッツェリアは、DMH-SF900などのディスプレイオーディオと組み合わせるのに最適な車載用スピーカーもラインアップ。なかでも昨年、7年ぶりにモデルチェンジしたというCシリーズは、「原音忠実再生」をコンセプトとして掲げる同社渾身のスピーカーだ。
車室空間に合わせてサウンドカスタムすれば、ボーカル曲はまるで目の前で歌っているかのようなリアリティが得られるし、ライブ音源は前方や周囲にライブステージが広がっているかのように錯覚してしまうほど。ついでに、カーナビのルート案内の音声もくっきりと聞き取りやすくなって判断に迷うことが減る、といった副次的な効果もあったりする。
さらに「音質」にこだわりたいというユーザーは、ハイレゾ音源対応のモデルを選べばよい。
ディスプレイオーディオは、スマートフォンと接続することが前提であるがゆえ「どれでも同じ」と思われるかもしれないが、カロッツェリアではワイヤレス接続、大画面、高音質とさまざまなニーズに合わせた機種を取り揃えているのだ。
「カーナビ」も「スマホ」も楽しみたい、そんなあなたには「楽ナビ」も
車速や舵角なども考慮に入れた正確なナビゲーションがどうしても不可欠、ということであれば、「楽ナビ」シリーズもある。Apple CarPlayとAndroid Autoにも対応しているので、カーナビも必要だけどスマホも使いたい人にはおすすめ。
余談だが、クルマの中でスマホの通信環境を整えたいなら「DCT-WR200D」も導入したい。NTTドコモのモバイルネットワークを利用するLTE通信が可能なWi-Fiルーターで、スマホなどからWi-Fi接続するだけで、スマホ側のデータ通信量を気にせずに使えるものだ。料金プランは3つ。たとえば365日プランだと1万3200円で365日24時間、走行中は通信し放題というのが大きな特徴となっている。
付近の休憩場所や観光スポットを助手席の人にスマホで検索してもらうのにも使えるし、後部座席で時間を持て余している子供たちにスマホやタブレットを渡して、YouTubeなどの動画を楽しんでもらうのにもぴったり。移動中は遠慮なくデータ通信できるうえに、目的地にたどり着いてから「スマホのギガが足りない」なんて困ることもないので、旅行を思う存分満喫できるはずだ。
みなさんのなかには、クルマの中でスマホをもっと快適に使いたい、既存のオーディオを買い替えたいと思っていたりする人もいるはず。マイカーの雰囲気や見た目の好み、予算、ドライブする頻度などを考えて、一番自分に合うモデルを選んでみてほしい。