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楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」が「最強」と言える3つの理由

 6月から楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten最強プラン」がスタートした。 データ通信無制限でどれだけ使っても3278円(※) 。この金額は前プランと同じで安くなったわけではない。

 では一体何が「最強」になったのか。あらためてその理由をチェックしてみた。

(※)公平なサービスのため、速度制限の場合あり。環境により速度低下する場合あり。

理由1 全国どこでも上限なし。3278円で「完全に使い放題」のプランが最強

 楽天モバイルのプランの特徴は、1プランでわかりやすく、月々使用したギガ数に応じて自動的に変動する段階制になっていることだ。

 「Rakuten最強プラン」も、 3GBまでは1078円、3~20GBなら2178円、20GB以上は3278円 という3段階制。あまり使わなかったら安くなる一方で、どれだけ使っても3278円という、非常にわかりやすく合理的なプランになっている(※通話料など別)。

(※)公平なサービスのため、速度制限の場合あり。環境により速度低下する場合あり。

 どれだけ使っても3278円という料金は、使い放題の料金プランとしては業界最安値(※)。動画や音楽、ゲームなどでデータ通信をよく利用する人にとって非常に魅力的な料金設定だ。

(※)2023年6月時点。大容量+かけ放題プランの料金で比較。

 しかし従来のプランには「使い放題、ただし楽天回線に限る」という但し書きが付いていた。

 キャリアとして後発となる楽天モバイルは、参入から4年という異例のスピードで、4G人口カバー率98.4%(※)までエリアを拡大してきたが、足りないエリアはKDDIから一部回線を借りてサービスを展開してきた。これまでその「パートナー回線」には5GBまでという制限があり、これが前述の但し書きの意味だ。

(※)人口カバー率は、国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出。

 新料金プランの「Rakuten最強プラン」ではこの制限が撤廃され、パートナー回線を含めて、全国どこでも同条件で通信ができるようになった。楽天回線、パートナー回線を問わず、どこでどれだけデータ通信を利用しても、月に支払う料金は3278円。つまり、 完全に使い放題になった というわけだ。

 さらに、6月以降順次、KDDIとの新ローミング協定により、東京23区・名古屋市・大阪市を含む都市部の一部繁華街のエリアでもKDDIのローミングが利用できるようになるため、通信品質の向上も期待できる。

 利用できるギガ数に制限があり、それを超えると速度が遅くなったり、追加料金が必要だったりすると、好きなコンテンツやSNSを思う存分、楽しめない。親しい人とビデオ通話をしていても、「そろそろギガが足りなくなるかも」と気になりだしたら、会話に集中できないだろう。

 完全に使い放題になった「Rakuten最強プラン」なら、もうそんな心配は不要ということだ。

 使い放題に加えて、パートナー回線のプラチナバンドを活用することで、2023年6月以降順次、屋内や繁華街、高層ビルといったエリアでも、つながりやすくなる見込みであることも注目すべきポイント。高速使い放題エリアのトータルでの人口カバー率は、99.9%に達し、 上限を気にせずに通信ができる メリットは大きい。

 さらに、楽天回線、パートナー回線は順次、シームレスに切り替わるようになるため、ユーザーが利用回線を意識する必要はない。

 よく利用するエリアがパートナー回線で、これまで5GBの上限に引っかかってしまっていた人も、「Rakuten最強プラン」では使い放題のメリットを享受できる。

 さらに楽天モバイルでは、テザリングにオプション料金や制限を設けていないので、PCもスマホ経由でつなぎ放題にできる。街ナカのカフェや地方の出張先、ワーケーションなど、全国どこでもビデオ会議やリモートワークが安心して利用できるのは、多くのビジネスパーソンにとって魅力だろう。

 楽天回線、パートナー回線を意識することなくつながって、テザリングを含めて完全に使い放題。これが「Rakuten最強プラン」が「最強」たる、理由の1つ目だ。

その2 国内外で無料で通話が可能。進化を続ける「Rakuten Link」が最強

 2つ目の理由は、進化を続けるコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」にある。

 「Rakuten Link」からかけた電話は、「Rakuten Link」同士だけでなく、相手がモバイル、固定電話のどちらでも無料で通話ができる(※)。もちろん「Rakuten Link」の利用そのものも無料。つまり楽天モバイルでは、 データ通信のみならず通話も、オプション料金なしで使い放題 ということだ。

(※)一部対象外番号あり。「Rakuten Link」アプリ未使用時は30秒22円。

 しかも国内通話だけでなく、海外ローミングが可能な69の国と地域から日本にかける場合も、通話料金がかからない。

 海外にいて日本からの電話を受けると、通常は着信時にも料金が発生するが、「Rakuten Link」で受ければそれも無料。海外旅行中も日本と通話がし放題というのは、かなり心強い。

 なお、海外ローミング時にはデータ通信も2GBまで無料(※)。使い放題ではないが、海外でも追加料金なしで日本と同じように高速通信が利用できる。

(※)通話料など別。海外データ容量2GBは、プランのデータ利用量に加算。2GB超過後は最大128kbps。対象エリアおよび条件は変更する場合あり。対象エリアをご確認ください。

 「Rakuten Link」では通話のほか、メッセージの送受信や、楽天モバイルのドメイン(@rakumail.jp)によるメールなども利用できる。

 さらに8月からはスマホだけでなく、PCでもこれらが利用できるようになる。PC版の「Rakuten Link」からかける通話も無料なので、ビジネスなどで通話する機会の多い人には、特にうれしいアップデートとなりそうだ。

その3 楽天のポイント、サービスがおトクに貯められる、使えるのが最強

 3つ目は、楽天ならではのポイントプログラムとサービスだ。楽天には「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」というプログラムがあり、グループのサービスを使うほど、「楽天市場」の買い物で獲得できる楽天ポイントがアップする。

  「Rakuten最強プラン」を契約するだけで、このポイント付与率が一気に最大+3倍になる(※) 。楽天市場での買い物が圧倒的におトクなのはもちろん、貯まったポイントを通信料金の支払いにあてることも可能。グループサービスを活用することでより多くのポイントを獲得でき、そのポイントを楽天モバイルの支払いにあてられるという好循環が生まれるしくみだ。

 実際にユーザーの中には、月々の通信費が実質0円という人もいると聞く。

(※)対象プラン契約+会員ランクに応じた特典分でポイント+1倍~+3倍。

 ポイントだけでなく、「楽天マガジン」、「楽天ミュージック」が初回90日無料、「楽天TV」が初回最大3ヵ月無料など、グループの多彩なサービスがおトクに利用できるのも、楽天モバイルならでは。

 「NBA Rakuten」と「楽天TV パ・リーグ Special」は、追加料金0円で視聴できる。スポーツファンにとって、うれしい特典と言えるだろう。

(※)各キャンペーンは予告なく変更・終了する場合あり。NBAはベーシックパス限定。

「Rakuten最強プラン」が「最強」なのは、楽天モバイルの自信の表れ

 あらためて中身をチェックしてみると、楽天モバイルがなぜ新しい料金プランに「最強」と名付けたのか、その理由が見えてくる。

 安価な料金設定はそのままに但し書きを撤廃し、人口カバー率99.9%のエリアのどこでどれだけ使っても3278円。国内通話だけでなく、海外渡航時の日本との通話も無料の「Rakuten Link」は、今夏PCでも通話がし放題になる。

 これら業界最強クラスのコスパに加え、楽天経済圏を活かしてポイントもサービスもおトクに利用できるとなれば、その最強ぶりをアピールしたくもなるだろう。

 これまで楽天モバイルは、「安いけどエリアが……」「使い放題だけど条件が……」と言われてきた。その両方がクリアになった上で据え置きの料金、国内外での無料通話、楽天ならではのおトクが3拍子揃った「Rakuten最強プラン」は、 多くの人にとって魅力的な「最強」のプラン に違いない(※)。

(※)大手キャリアの大容量+かけ放題プランと比較。