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阪神高速の道路情報を配信するスマホアプリ、実験期間延長

阪神高速の道路情報を配信するスマホアプリ、実験期間延長

 阪神高速に関する情報を配信するAndroidスマートフォン向けアプリ「阪神高速SAFETYドライブ」の実証実験の期間が、当初の3月31日から5月31日へと延長される。

 「阪神高速SAFETYドライブ」は、阪神高速上で安心・安全に走行できるよう、ドライバーを支援するプロジェクト「Project Z NAVI de HANSHIN」の一環として、3月6日より提供されているスマートフォン向けアプリ。カーナビアプリとしての機能のほか、走行している地点に応じた情報がアプリ上で提供される。たとえば阪神高速全線(8号京都線と32号新神戸トンネル除く)で交通事故が多く発生する地点の情報や、自然渋滞が発生する場所の情報が提供されるほか、1号環状線、11号池田線、14号松原線では工事予定情報が配信される。

 配信の仕組みとして、A地点~B地点と、特定の区間にIDが割り当てられ、そのIDに紐付けられた情報がドライバーに配信される。

 同プロジェクトは、国土交通省国土技術政策総合研究所、ゼンリン、ゼンリンデータコム、ナビタイムジャパン、日本デジタル道路地図協会、阪神高速道路、本田技研工業によって推進されている。アプリはナビタイム製で、区間IDに対応した地図はゼンリンが提供する。「阪神高速SAFETYドライブ」の対応機種は、ナビタイムのアプリと同じく、各キャリアのAndroid 2.2~4.0端末となっている。

関口 聖