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ソニー、メモリカードのデータを共有できるワイヤレスサーバー
ソニー、メモリカードのデータを共有できるワイヤレスサーバー
(2013/1/31 13:48)
ソニーは、Wi-Fiで接続して本体内のメモリカードのデータを共有できる「ポータブルワイヤレスサーバー WG-C10」を4月30日に発売する。価格はオープン価格で、販売予想価格は9000円前後。
今回発売される「ポータブルワイヤレスサーバー WG-C10」は、本体にSD・メモリースティック Duo両対応のメモリカードスロットを備え、メモリカード内のデータをWi-Fiでスマートフォンやパソコンなどと共有する“Wi-Fiストレージ”を実現する製品。内蔵のリチウムイオンバッテリーで駆動し、スマートフォンなどに対し給電できる予備バッテリーとしての機能も備えている。
「WG-C10」では、スマートフォンやタブレット、パソコンからWi-Fiでアクセスし、本体に装着したメモリカードのデータを再生・操作ができるほか、外部ストレージとしてスマートフォンなど端末側のデータを転送し「WG-C10」内のメモリカードに保存することもできる。デジタルカメラなどで使用したSDカードを「WG-C10」に装着し、その場にいる人と共有するといった利用も可能。Wi-Fiは、最大8台まで同時に接続できる。
また、「WG-C10」はUSBホスト機能に対応。本体のUSB端子にデジタルカメラやUSBメモリを接続しデータを共有できる。
本体のメモリカードスロットはSDカード、メモリースティック Duoに対応し、アダプターを使用すればmicroSDカードやメモリースティック マイクロも利用可能。SD規格ではSDXCおよびmicroSDHCカードまでをサポートしている。
スマートフォン・タブレットに専用アプリ「PWS Manager」をインストールし、「WG-C10」内のデータの再生、コピー、削除などの操作を行う。データは名前や日付、種類で並べ替えて表示もできる。
内蔵バッテリーは2210mAhで、Wi-Fi接続時で最大約10時間の連続利用が可能。バッテリー表示ランプが用意され電池残量を確認できる。
Wi-FiはIEEE802.11b/g/nをサポート。本体のUSB 2.0端子は通常型のAタイプ、microUSBのBタイプを装備し、USB端子Aタイプによる給電時の出力は5V 500mAとなっている。
対応OSはAndroid 2.3~、iOS 5~、Windows XP~、Mac OS X 10.6~。
大きさは約50×105×18.5mmで、重さは約135g。